新装版
ジャックウェバーノレイゲンショウ
ジャック・ウェバーの霊現象
発売日 2015/12/11
判型 A5判 ISBN 978-4-336-05983-3
ページ数 304 頁 Cコード 0010
定価 3,960円 (本体価格3,600円)
断言する、私はこの目で見た――史上最高の霊的治療家エドワーズの手による、降霊会での心霊実験の貴重な詳細記録! 浮揚現象・物質化現象などのエクトプラズムの諸相を解き明かした、物理的心霊現象の本質を理解するための必読書。図版多数。
ハリー・エドワーズ (ハリーエドワーズ)
ロンドン生まれ。キリスト以来最大のスピリチュアル・ヒーラーと称される。10代は印刷工見習いをしつつ政治活動にも参画。第一次世界大戦中はロイヤル・サセックス連隊に属し大尉に任命される。1936年頃からスピリチュアリズムに興味をもち、たちまちスピリチュアル・ヒーリングの能力を発揮。1946年英国サリー州シェアに「ハリー・エドワーズ・スピリチュアル・ヒーリング・サンクチュアリ」を開設。世界各地から週に1万通の手紙が届き、医学では手の施しようのない人びとを治癒した。その奇跡的なヒーリング能力は、英王室や英国国教会からも認められた。英国スピリチュアルヒーラーズ連盟の会長を初代から亡くなるまで務めた。著書に『霊的治療の解明』『ジャック・ウェバーの霊現象』など。
梅原伸太郎 (ウメハラシンタロウ)
別名、梅原隆雅。1939年-2009年。
慶應義塾大学大学院博士課程(科学哲学専攻)、國學院大学大学院修士課程(神道学専攻)修了、南カリフォルニア大学院にてPh.D.を取得、哲学博士。日本心霊科学協会『心霊研究』編集長、国際精神世界フォーラム事務局長、本山人間科学大学院講師などを務める。
著書に『<他界>論』(春秋社、1995年)、監修・翻訳書に「世界心霊法典」(全5巻、国書刊行会、1985-86年)などがある。
近藤千雄 (コンドウカズオ)
1935年生。十八歳の時にスピリチュアリズムとの出会いがあり、明治学院大学英文科在学中から今日に至るまで、英米の原典の研究と翻訳に従事。1981年と1983年に英国を訪問。著名霊媒、心霊治療家に会って親交を深める。2012年逝去。
第一章 まえがき
第二章 霊媒ジャック・ウェバー
第三章 赤外線写真
第四章 トリックの防止措置
第五章 サンデーピクトリアル紙記者バーナード・グレイ氏のリポート
第六章 心霊評論家コリン・エバンズ氏の論評
第七章 デイリー・ミラー紙記者〝カサンドラ〟のリポート
第八章 上着の瞬間的脱着現象
第九章 物品引寄現象(アポーツ)
第十章 頭部の幽体写真
第十一章 霊媒の浮揚現象
第十二章 テーブルの浮揚現象
第十三章 メガホン現象
第十四章 アームとロッド
第十五章 ボイスボックス
第十六章 エクトプラズム
第十七章 物質化現象
第十八章 心霊紙の記事から
第十九章 出席者による危険行為
第二十章 背後霊以外の霊による妨害行為
第二一章 結論
第二二章 ウェバー氏の急死と〝帰還〟
第二三章 著者の自己紹介
○参考資料
エクトプラズム(J・G・E・ライト)
霊媒(ナンドー・フォドー)
英国国教会〝スピリチュアリズム調査委員会〟多数意見報告書
A・R・ウォーレスの実験会ノート
霊界からみた交霊会(シルバーバーチ)
○訳者あとがき
○物理的心霊現象と認識論(梅原伸太郎)