ペキンヲツクリナオス
北京をつくりなおす
政治空間としての天安門広場
発売日 2015/10/22
判型 A5判 ISBN 978-4-336-05949-9
ページ数 404 頁 Cコード 0022
定価 5,940円 (本体価格5,400円)
天安門、毛沢東、国慶節パレード、香港時計、前衛アート……1989年の事件以来、中国の最も有名な場所となった天安門広場―――天安門の持つ重大な象徴性とその変遷を、歴史・美術・建築・社会学・人類学等あらゆる方面から解析しつくした学際的名著。図版約200点収載。カラー多数。
ウー・ホン (ウーホン)
中野美代子 (ナカノミヨコ)
大谷通順 (オオタニミチヨリ)
1956年生れ。中国文学者。北海学園大学教授。
第1章
天安門広場――その政治的な歴史
第2章
為政者の顔――天安門と毛沢東の肖像
第3章
人民のディスプレイ――祝日パレードとディスプレイ用建設
第4章
時のモニュメント性――鼓楼から「香港時計」まで
第5章
広場のアート――主題から場へ