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  4. 話道 仏教法話の実践

ワドウブッキョウホウワノジッセン

話道 仏教法話の実践

発売日 2015/06

判型 A5判   ISBN 978-4-336-05931-4

ページ数 290 頁   Cコード 3015

定価 4,180円 (本体価格3,800円)

内容紹介

曹洞宗を代表する布教師である著者が、長年の経験をもとに法話を語る心構えと実践のノウハウを細部にわたり伝授する。他宗派にも有用な豊富な実践例も付す決定版。

著者紹介

阿部圭佑 (アベケイユウ)

神奈川県大通寺住職、曹洞宗大本山總持寺布教師会常任理事。

目次

はじめに

第一部 法話の実践手法
 第一章 法話を説く人の心得
  一、「講演」と「法話」
  二、人格をもって接する
  三、宗乗をきちんと把握する
  四、信念で語る
 第二章 準備の整え方
  一、会場について
  二、聴衆について
 第三章 法話の内容構成の秘訣
  一、筋を明瞭にする
  二、専門的な言葉は避ける
  三、組み立て方のポイント
 第四章 表現技術の秘訣  
  一、リズム感
  二、ルックス
  三、即応性
  四、面白味
  五、表現力
  六、現代性
  七、話の間
  八、刺激性
  九、具体性
  十、音楽性
  十一、明るさ
  十二、余韻
 第五章 表現の実際
  一、会場における作法
  二、「声」(言葉)と話法の実際
  三、目の配り
  四、頭
  五、手 
  六、口

第二部 法話の具体的実践例
 Ⅰ、ことばの力
  一、親言は親口より出ず
  二、子どもたちが「あいさつ」をしなくなった
  三、大人も「あいさつ」しなくなった
  四、愛語よく廻天の力あることを学すべきなり
  五、「ありがとう」の一言が……
 Ⅱ、思いやる心――家族の絆
  一、『父母恩重経』の心
  二、子に謝る
  三、親が手本で子が育つ
  四、あなた以上に、あなたを思ってくれる人
  五、いま、日本の家庭は父親不在?
  六、主人公
  七、子どもに表われる家庭のひずみ
  八、お年寄りを大事にしない風潮
 Ⅲ、日常茶飯事に道あり――トイレも風呂も道場なり
  一、歩々是れ道場 
  二、平常心是れ道
  三、人生のきまりは、きちんと教える
  四、不染汚行
  五、まず大人がよき模範を示せ
  六、トイレの作法がしつけの第一歩
  七、心身無垢
  八、もっとも反省すべきは我々大人たち
 Ⅳ、祈りと感謝
  一、念ずれば花ひらく
  二、「祈る」ことが「ありがとう」であり「すみません」である
  三、ゴミを大切にする心
  四、笑顔のお布施、心のお布施
  五、無財の七施
  六、少欲知足
  七、お客さまのもてなしが上手な娘
 Ⅴ、とらわれない心
  一、柳は緑、花は紅 
  二、語り尽す山雲海月の情
  三、明珠掌に在り
  四、ものごとを思いつめて考えないこと
  五、喜心、大心、老心
  六、子どもも大人も「創造力」をなくしている
  七、日本人の「豊かな感情」はどこへ
 Ⅵ、試練を乗り越える力
  一、皮を刮って骨を見る
  二、悪言は、是れ功徳なり
  三、悪口を言われるようになれば一人前
  四、下士、中士、上士
  五、いじめっ子世にはびこる
  六、他は是れ吾に非ず
  七、すりかえは、なんの解決にもならない
  八、迷中また迷う

付・実例収録――起承転結の実際
 『女性らしさということ』
 『通夜説法』

解説 安藤嘉則

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