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イギョウケンチクジュンレイ

異形建築巡礼

発売日 2016/11

判型 B5変型判   ISBN 978-4-336-05846-1

ページ数 336 頁   Cコード 0052

定価 5,500円 (本体価格5,000円)

内容紹介

セルフビルドの可能性を拡張する世界的建築家・石山修武。その生涯を前衛として駆け抜けた博覧強記の建築家・毛綱毅曠(モン太)。二人の鬼才が日本全国を巡り論じ尽くした伝説的連載(「異形の建築」)を、40年の時を越え、初単行本化。均質化した世界に〈異形〉の一石を投じる快著!関西の三奇人建築家(安藤忠雄・毛綱毅曠・渡辺豊和)と六角鬼丈を論じた石山修武による書き下ろし「異形の建築群(または建築の異形群)」を併載。

著者紹介

石山修武 (イシヤマオサム)

毛綱毅曠 (モヅナキコウ)

目次

目次

まえがき 

Ⅰ 「異形」の再発見とその正統性
――日本近代建築の見直しへの一石
〈異〉と〈位〉の空間学――ラ・パボニー アート・ガーデン 毛綱モン太
伴野一六邸異聞 石山修武
Ⅱ 螺旋・アニマ巡礼
――建築の始原へタイム・トリップ
 江戸三大奇館その一 毛綱モン太
 栄螺堂幻想辺 石山修武
Ⅲ 神々の宿る地形・建築
――日本的なるものの別系統
 江戸三大奇館その二 阪東霊場――笠森寺大悲閣 毛綱モン太
 巡礼パノラマ空間 石山修武
Ⅳ 機械のはじまりへ
――日本の遊戯機巧
 江戸三大奇館その三――妙立寺 毛綱モン太
 機巧の狭間を抜けること 石山修武
Ⅴ 擬洋風建築
――日本近代建築の伏流
 異人館 毛綱モン太
 職人気質の華のなかを 石山修武
Ⅵ 遊行者集団の人力掘削建築
――日本の仏を闇に視る
 〈曼荼羅起〉瑜伽洞 毛綱モン太
 田谷山瑜伽洞闇の内 石山修武
Ⅶ 異形の地平から
――日本近代建築を再考する
 〈位〉と〈異〉の領域学 毛綱モン太
  BARRACK 石山修武
Ⅷ メビウスの環、そして時代は廻る
――近代建築のもう一つの回路を求めて
  はじめとおわり 毛綱モン太
  BARRACK論そして異境へ おわりのはじめに 石山修武

   *

(書き下ろし)異形の建築群(または建築の異形群)

あとがきに代えて 異形の旅――毛綱モン太と久しぶりに会う

異形建築巡礼


*品切れ

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