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エイガロンソウ

映画論叢  24

発売日 2010/07/08

判型    ISBN 978-4-336-05220-9

Cコード 0374

定価 1,100円 (本体価格1,000円)

内容紹介

近年再評価の声あがる小杉勇監督の演出術。未来の映像を予言する場所だった大阪万博の裏側。東映で人気を二分した鶴田浩二、若山富三郎を巡る人間群像。青春スタア・久保明の語る絶頂期東宝の姿。等々、今号も話題満載です。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

今こそ職人の技を学べ
小杉勇、渡辺邦男、中川信夫の映画魂  坂下正尚
大阪万博回顧 ガスパビリオンの岡崎宏三 木下亮
『若い狼』ではボクサーになりきりました
東宝文藝映画スタア 久保明インタビュー 聞き手/中村深海
映画功労賞のインチキ性に抗議する 三浦大四郎
「ウィークエンド・イン」「映画の窓」そして実相寺昭雄
原知佐子の映画人生 斬新な試みが溢れていた60年代
チンピラ役者の万華鏡 鶴田浩二と若山富三郎の間で 三上真一郎
雨漏り、暗い光源、停電…… 想い出の戦後〝変格〟映画館 加納一朗
戦前教育映画の実態 茅野菊子と大熊特作映画社 冬樹薫
極東キネマ外伝 甲陽映画をめぐる人々 永田哲朗
幻の民族学映画『セレベス』復活 三隅繁
或る女優の横顔 バー・アカデミーで 小牧敏春
映画記者会のころ ワイド画面と試写の関係 長谷川卓也

好評連載
ブラウン管は私の二番館 エイドリアン・ラインの持病 瀬川昌治
フヰルム温故知新 小津映画にみる帝都庶民  布村建
《映画の見かた》の見かた 四方田犬彦の巻 重政隆文
悲願千人斬 アート驚く為五郎 吉原すずめ
映画本をめぐるアレコレ
マッケンドリックの教科書/聖林人士と独裁者/芝山幹郎のフシギ

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