ショコウシシャノショ
初稿・死者の書
発売日 2004/06/14
判型 四六判 ISBN 978-4-336-04633-8
ページ数 344 頁
定価 3,740円 (本体価格3,400円)
半世紀を経ていま甦る、日本近代小説における無二の成果。「死者の書」雑誌初出を完全収録! さらに「死者の書 続篇」「口ぶえ」、大嘗祭をめぐる諸論考を収め、編者による画期的評論を付す。
折口信夫 (オリクチシノブ)
1887年~1953年。民俗学者、国文学者、国語学者であり、釈迢空と号した詩人・歌人でもあった。柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築く。
安藤礼二 (アンドウレイジ)
1967年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。多摩美術大学美術学部芸術学科准教授。著書に『神々の闘争 折口信夫論』(講談社)、『近代論 危機の時代のアルシーヴ』(NTT出版),
『霊獣』(新潮社)ほか。『光の曼荼羅 日本文学論』(講談社)で大江健三郎賞を受賞。