昭和７年11月より13年12月まで目黒書店より刊行された月刊教育雑誌『道徳教育』７巻74冊全巻を合本復刻。かつて「教育の総本山」と称された東京文理科大学・東京高等師範学校の秀逸なる研究者達を中心に200余名が執筆。哲学界の大御所、井上哲次郎、『大漢和辞典」の編纂で名高い諸橋轍次、戦前の教育界をリードした亘理章三郎、その他、稲田正次、河野省三、森岡常蔵、由良哲次ら一流研究者が勢ぞろい。

【本書の特色】
●昭和7年11月より13年12月まで毎月、目黒書店より発行された教育雑誌『道徳教育』7巻74冊全巻を合本復刻。
●かつて「教育の総本山」と称された旧東京文理科大学、および旧東京高等師範学校（原筑波大学）の、まさに当時の教育界をリードした研究者たちを中心に、総勢200余名が執筆。
●現代および未来の道徳教育を考察する際にも極めて有益な研究蓄積の宝庫。
●教育問題のみならず、当時の政治・経済、社会・時事問題を扱った論文も多数あり、近現代史研究者にとっても重要な研究対象。
●今回新たに別巻として『解説・総目次・索引』を付し、読者の研究の便宜を図った。

【おすすめします】
教育学・教育史研究者、近現代史研究者、倫理学研究者、思想・哲学研究者。教育学部図書館。大学図書館。公共図書館。

東京文理科大学内道徳教育協会 （トウキョウブンリカダイガクナイドウトクキョウイクキョウカイ）