セカイゲンザイブンガクサッカファイル
世界×現在×文学作家ファイル
発売日 1996/10/07
判型 A5判 ISBN 978-4-336-03882-1
ページ数 292 頁
定価 2,136円 (本体価格1,942円)
現代文学の最前線を愉しく正しく読むためのブックガイド。フェルナンド・ペソアから吉本ばななまで118人の作家紹介と、19のコラムによって構成。全作家の顔写真、代表作の書影、詳細な邦訳書誌データを収録。
越川芳明 (コシカワヨシアキ)
一九五二年、千葉県生まれ。筑波大学博士課程中退。現在、明治大学教授。著書に、「アメリカの彼方へ」(自由国民社)、編著に「世界×現在×文学 作家ファイル」(国書刊行会)、訳書に、スティーブ・エリクソン「彷徨う日々」(筑摩書房)などがある。
柴田元幸 (シバタモトユキ)
翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザーなど現代アメリカ小説の翻訳多数。主な訳書にマーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』(研究社、2017年)、スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』(白水Uブックス、2003年)、エドワード・ゴーリー『うろんな客』(河出書房新社、2000年)。主な著書に『ケンブリッジ・サーカス』(新潮文庫、2018年)。文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集。
沼野充義 (ヌマノミツヨシ)
1954 年東京都生まれ。東京大学卒、ハーバード大学スラヴ語学文学科博士課程に学ぶ。ワルシャワ大学講師、東京大学教授を経て、現在名古屋外国語大学教授、東京大学名誉教授。著書に『徹夜の塊』三部作(『亡命文学論』『ユートピア文学論』『世界文学論』、作品社)、『W文学の世紀へ』(五柳書院)、『チェーホフ 七分の絶望と三分の希望』(講談社)、編著書に『東欧怪談集』『ロシア怪談集』(河出文庫)、『世界は文学でできている 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義』全5巻(光文社)、訳書にスタニスワフ・レム『ソラリス』(国書刊行会およびハヤカワ文庫SF)、ヴィスワヴァ・シンボルスカ『終わりと始まり』(未知谷)、クラシツキ『ミコワイ・ドシフャトチンスキの冒険』(岩波書店)、ウラジーミル・ナボコフ『賜物』(新潮社)、『新訳 チェーホフ短篇集』(集英社)などがある。