オシャベキスズメノサツジン
おしゃべり雀の殺人
発売日 1999/08/29
判型 四六変型判 ISBN 978-4-336-03853-1
ページ数 326 頁
定価 2,640円 (本体価格2,400円)
「雀がしゃべった」謎の言葉を残して老人は息絶えた。それが恐るべき連続殺人の始まりだった。ナチス台頭下のドイツを舞台に、異様な迫力で展開される追跡と不安の物語。セイヤーズが絶賛した異色作。
ダーウィン・リオーラ・ティーレット (ダーウィンリオーラティーレット)
工藤政司 (クドウマサシ)
一九三一年、青森県生まれ。弘前大学卒業。現在、東京国際大学教授。翻訳家。訳書に、ディーネセン「不滅の物語」(国書刊行会)、「スタイナー自伝」(みすず書房)、カー「ニューゲイトの花嫁」(早川書房)、グレーヴズ「さらば古きものよ」(岩波書店)などがある。