シャカイカキョウイクノコクサイカカダイ
社会科教育の国際化課題
発売日 2003/03/15
判型 A5判 ISBN 978-4-336-03700-8
ページ数 332 頁
定価 6,194円 (本体価格5,631円)
社会科教育を国際化の問題として考える著者が西欧文明・日本文化・歴史・現代の「三つの相対化」に着想、社会科を歴史教育に偏らず総合教科と考え、地理・経済・倫理も「三つの相対化」の観点から論じた。
深草正博 (フカクサマサヒロ)
1950年 名古屋市に生まれる
1974年 愛知教育大学(歴史教室)卒業
1977年 東京教育大学大学院文学研究科修士課程(西洋史学専攻)修了
愛知教育大学附属高等学校教諭・愛知教育大学兼任講師を経て、
現在、皇學館大学教育学部教育学科教授
著書
『初等・中等社会科教育』(共著、学術図書出版、1990)
『現代社会科教育実践講座』(共著、第11巻、研秀出版社、1991)
『21世紀「社会科」への招待』(共著、学術図書出版社、2000)
『21世紀地球市民の育成』(共編、黎明書房、2001)
『環境世界史学序説』(単著、国書刊行会、2001)
『「文化と環境」の教育論』(単著、皇學館大学出版部、2009)など
論文
社会科教育関係の他、自己教育力やフランス近代史に関わる論文がある
第一章 社会科教育の国際化課題——「三つの相対化」
第二章 社会科教育の国際化に向けて
第三章 「啓蒙的偏見」からの脱却——世界史教育の第一歩
第四章 大塚久雄研究
第五章 高等学校「現代社会」実践
第六章 グローバル教育を考える
第七章 時代相を通してみた世界史の概念把握
——特にヨーロッパ経済を視点にした世界史学習のための基礎理論