エドトトウキョウ フウゾクヤシ
江戸と東京 風俗野史
発売日 2001/06/12
判型 B5判 ISBN 978-4-336-03067-2
ページ数 416 頁
定価 6,380円 (本体価格5,800円)
綿密な考証で江戸の風俗を多岐にわたって記録した、伊藤晴雨の画業の集大成『江戸と東京風俗野史』全6巻を一冊にまとめ、新たに同著者による傑作『江戸の盛り場』をも付した、江戸の風俗大百科図典。
伊藤晴雨 (イトウセイウ)
1882- 1961年
東京市浅草区出身。画家。本名、伊藤一(はじめ)。
「責め絵」と呼ばれる絵の第一人者。
幼少期に琳派の絵師に弟子入り。その後、象牙彫刻師のもとへ丁稚奉公をする。以後、様々な職業を転々とし、二十五歳で新聞社に入社。挿絵や演芸欄を担当。後に竹久夢二のモデルとなるお葉を知り、彼女をモデルに責め絵を描き一世を風靡する。1960年、出版美術連盟賞を受賞。著書に『いろは引き・江戸と東京風俗野史』ほか。
宮尾與男 (ミヤオヨシオ)
1948年生まれ。日本大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。近世文学研究者。著書に『元禄舌耕文芸の研究』(笠間書院)、『上方舌耕文芸史の研究』(勉誠出版)、『道ゆく大神楽 獅子舞と曲芸の芸能史』(演劇出版社)、編著に『図説江戸大道芸事典』(柏書房)など。