ジュウリョクノニジ
重力の虹 1
発売日 1993/03/23
判型 四六判 ISBN 978-4-336-03057-3
ページ数 490 頁 Cコード 0397
定価 3,135円 (本体価格2,850円)
トマス・ピンチョン (トマスピンチョン)
1937年、ニューヨーク州ロングアイランドに生まれる。1953年、コーネル大学物理工学科に入学。途中2年間の海軍生活を経て、1957年復学、英文科に入り、学生文芸誌「コーネル・ライター」の編集に参加。大学卒業後、シアトルのボーイング社に就職(62年退社)。1960年、短篇「エントロピー」発表。1963年、処女長編『V.』を発表、ウィリアム・フォークナー賞受賞。以後、公式な場から姿を消し、その素顔は謎に包まれる。
越川芳明 (コシカワヨシアキ)
一九五二年、千葉県生まれ。筑波大学博士課程中退。現在、明治大学教授。著書に、「アメリカの彼方へ」(自由国民社)、編著に「世界×現在×文学 作家ファイル」(国書刊行会)、訳書に、スティーブ・エリクソン「彷徨う日々」(筑摩書房)などがある。
佐伯泰樹 (サエキヤスキ)
一九五二年、富山県生まれ。東京大学大学院博士課程中退。現在、東京工業大学教授。訳書に、フィリップ・ロス「欲望学教授」(集英社)、「フィッツジェラルド短篇集」(岩波書店)、「笑いの新大陸--アメリカ・ユーモア文学傑作選」(白水社、共訳)などがある。
植野達郎 (ウエノタツロウ)
一九四八年、滋賀県生まれ。東京学芸大学修士課程修了。現在、実践女子大学教授。論文に、「『八月の光』の複層性」、著書に、「アメリカ文学のヒーロー」(成美堂、共著)などがある。
幡山秀明 (ハタヤマヒデアキ)
1954年茨城県生まれ。筑波大学博士課程中退。現在、宇都宮大学教授。著書に『アメリカの小説──理論と実践』(リーベル出版、共著)、『アメリカ文学のヒーロー』(成美堂、共著)、訳書に『アメリカ文学作家作品事典』(本の友社、共訳)などがある。