発売日 1997/05/10
判型 B6判 ISBN 978-4-336-02580-7
ページ数 392 頁 Cコード 0097
定価 1,320円 (本体価格1,200円)
今世紀アメリカが生んだ最大の恐怖小説家ラヴクラフト。彼が深化させた宇宙的恐怖の大系は、今日なお後出の作家達によって連綿と書き継がれている。ラヴクラフトをはじめとする8名の作家による傑作11篇を収録。
H.P.ラヴクラフト (ハワードフィリップスラヴクラフト)
1890年~1937年。現在も怪奇小説界に多大な影響を与え続ける存在であり、エドガー・アラン・ポーと並んでアメリカ怪奇・幻想文学を代表する巨匠の一人である。
荒俣宏 (アラマタヒロシ)
1947年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒。大学在学中に怪奇小説同人誌『リトル・ウィアード』を発行。会社勤務の傍ら、英米怪奇幻想文学の翻訳家・紹介者として活躍。紀田順一郎との師弟コンビで雑誌『幻想と怪奇』や「世界幻想文学大系」を編纂・監修。1985年から刊行された『帝都物語』は第8回日本SF大賞を受賞し、ベストセラーとなる。