また、同じく「週刊読書人」12月16日号「2022年の収穫!!」では、風間賢二さんに『パラディーソ』、神藏美子さんに『陽だまりの果て』 を選んでいただきました(風間さんは『愚か者同盟』にも言及)。
以上、皆様まことにありがとうございました。
『黄昏映画館 我が日本映画誌』(上野昻志 著)
「まさに弁慶的書物である。半世紀を超える著者の批評家としての営為が凝縮されている」(四方田犬彦さん)
(白田由樹/辻昌子 編著)
「ベルギーに関する章には蒙を啓かれた。本書は第1巻で、続編が予告されている。楽しみに待ちたい」(小倉孝誠さん)
『魔女 女性たちの不屈の力』(モナ・ショレ 著/いぶきけい 訳)
「元気が出るフェミニズム本、かつ#MeToo時代のすぐれた時代評でもある」(木村朗子さん)
『パラディーソ』(ホセ・レサマ=リマ 著/旦敬介 訳)
「圧倒的な作品の圧倒的な翻訳。必読の一冊である」(崎山政毅さん)
「詩的かつ遊戯的な言語が乱舞し、夢と幻想と現実が交錯する」(風間賢二さん)
『陽だまりの果て』(大濱普美子 著)
「フランクフルトで書き続ける大濱さんは、日本の深層意識を掘り進め途方もない境地にいる」(神藏美子さん)
『愚か者同盟』(ジョン・ケネディ・トゥール 著/木原善彦 訳)
「今日に至るまでカルト的な人気を誇るブラック・ユーモアの傑作」(風間賢二さん)