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「図書新聞」5月28日号にて『新興写真の先駆者 金丸重嶺』書評掲載

更新日:2022/05/20

「図書新聞」2022年5月28日号にて『新興写真の先駆者 金丸重嶺』(鳥海早喜 著)の書評が掲載されております。評者は松實輝彦(名古屋芸術大学教授)さんです。

「本書には40点の口絵写真と200点を超える写真図版が満載されており、それらのイメージからも写真家の全体像が把握できるという贅沢な造りとなっている。解りやすく丁寧な記述による考察は、この稀有な写真家の研究に関する今後の重要な起点となり、道標となるものである」

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日本初の商業写真スタジオ「金鈴社」、ベルリンオリンピック取材、写真大壁画《撃ちてし止まむ》、あるいは教育者として日本大学芸術学部写真学科の礎を築く――。
手がけたクローズアップ写真やフォトグラム、スナップ写真、報道写真は時代の先端をいき、後半生はあますことなく後進に伝えることを使命として時代を駆け抜けた。人の心を動かす写真とはなにか? 日本の写真界を、新しい写真の探求へと誘引する、写真に遊ぶ巨人が詳らかに! 初評伝及び意欲的論考。口絵32頁及び本文図版220点余収録。
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