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2022年3月情報一覧です。

2022/03/18

4月新刊『氷の城』講演会・読書会の御案内

近刊《タリアイ・ヴェーソス・コレクション 》第1回配本『氷の城』を採り上げ、「ノルウェー読書会」さん主催の翻訳者・編集者による講演会が4月9日(土)に開催されます(会場+オンライン開催)。

以下のブログを御覧の上、ぜひお申し込みください。 〈norwaybooksのブログ〉
https://norwaybooks.hatenablog.com/entry/2022/03/09/075301


氷の城(タリアイ・ヴェーソス著/朝田千惠、アンネ・ランデ・ペータス訳)

『氷の城』カバー.jpg
雪に閉ざされたノルウェーの田舎町。11歳の少女シスの通う学校に、同じ年の少女ウンが転入してくる。ためらいがちに距離を詰め、運命の絆で結ばれたふたりの少女が、それぞれの思いを胸に、森深くの滝の麓につくられた神秘的な〈氷の城〉を目指す......類稀な研ぎ澄まされた文体により、魂の交歓、孤独、喪失からの再生を、幻想的・象徴的に描き上げたヴェーソスの代表作。

2022/03/15

電子書籍・新規ラインナップ

国書刊行会では随時電子書籍を刊行しております。
下記は電子書籍の2022年新規刊行分です。
この機会に是非チェックを。

※書影よりAmazonページに移動します。

(2021年12月以前に刊行の電子書籍ラインナップはこちらを御覧ください)



3月15日追加

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2022/03/15

【紀伊國屋書店・大阪梅田本店】《出版社6社合同》良書発掘フェア(3月17日より)

工作舎・青土社・白水社・平凡社・みすず書房と弊社の巨大共同フェアが大阪・紀伊國屋書店梅田本店にて今週開始。

約4000点の「良書」、他では手に入らないサイン本や在庫僅少本なども展示予定です。関西方面の方はぜひご来店ください。


◆期間:2022年3月17日(木)~31日(木) ※最終日は18時閉場
◆場所:紀伊國屋書店梅田本店・店内イベントコーナー

◆出品他社からの「アピールポイント」

【工作舎】
雑誌『遊』とともにはじまり、2021年に50周年を迎えました。サイエンス、アート、人文、文学等の書籍を刊行。
エディトリアル・デザインを追求し、丁寧な本づくりを心がけています。土星マークが目印。

【青土社】
創設以来、ユリイカ・現代思想をはじめとして人文書・理工書・文芸書など新たな「知」を求めて出版活動をしています。
どんな時代にも読まれ続けるものを作り新たな時代を拓いていければと思っております。

【白水社】
語学学習書を柱に、海外文学、世界史、哲学・思想、芸術、国際情勢など多岐にわたるジャンルの書籍を刊行しています。
創業は1915年で、既に100年を超える歴史を有しています。

【平凡社】
1914年創業。百科事典を中心に各分野の事典、全集など基本図書を出版していま す。
古今東西の事象を文化的・歴史的に横断し、関連付けて解説する「百科事典」的好奇心は、いまも平凡社の柱として受け継がれています。

【みすず書房】
1946年創業。ロングセラーの『夜と霧』をはじめ、人文学・社会科学・文芸・自然科学・芸術・歴史・医学に至るまでほぼ文化の全領域にわたり出版を続けています。
無料メール配信のニュースレターのほか、twitterやinstagramでも情報を発信しております

※紀伊國屋書店の告知ウェブサイトはこちら

2022/03/09

表象文化論学会ニューズレター「Repre」に『「探偵小説」の考古学』の紹介掲載

表象文化論学会のニューズレター「Repre」44号に、『「探偵小説」の考古学』監訳者である石橋正孝さんの本書紹介の一文が掲載されています。


「パリに亡命中だったヴァルター・ベンヤミンは、本書に引用されたロカンボールシリーズから想を得て「パリ神話」の概念を編み出したロジェ・カイヨワにおそらくは刺激されて本書を繙き、『パリ・パサージュ論』のためのノートにメディア史の観点から抜き書きをしていた。その時代的制約も含め、本書にはいまだ多くの鉱脈が埋もれている。」


(レジス・メサック 著 石橋正孝 監訳/池田潤、佐々木匠、白鳥光、槙野佳奈子、山本佳生 訳)

近代性そのものとも言うべき「探偵小説」は、どこに起源を持ち、どのような紆余曲折を経て、ジャンルとしての結晶を見るに至ったのか? 古代に始まる膨大な文献を博捜し、通常の推理小説論では見られないような人名をも援用しつつ描かれる、その成り立ちの歴史。江戸川乱歩が熱いまなざしをそそぎ、ヴァルター・ベンヤミンが激しい関心を向けその『パサージュ論』で引用を繰り返した伝説的大著。

2022/03/04

第75回「読んでいいとも! ガイブンの輪」《豊﨑由美×酉島伝法》開催[4月30日(土)19:00~]


「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称〈よんとも〉は書評家の豊﨑由美さんが「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について語り合う流浪番組、ではなくトークショーです。

とびきりのガイブン"目利キスト"である豊﨑さんとゲストが、「これはおもしろい!」「いまが旬!」「読んで損しない!」という一冊をおススメし、魅惑の翻訳小説ワールドへとみなさんをご案内いたします。

今回のゲストは、前回ゲスト石川宗生さんのご紹介で、小説家・イラストレーターの酉島伝法さんをお招きします。
どうぞお見逃しなく!

※本イベントは配信(リアルタイム+アーカイブ)と来店でご参加いただけるイベントです。申し込み方法等の詳細につきましては会場である本屋B&Bのイベントページをご確認ください。
※豊﨑さんのみ来店でご出演いただきます。酉島さんにつきましてはリモートでのご出演となりますので、ご了承ください。

【出演者プロフィール】
◆豊﨑由美(とよざき・ゆみ)
ライター、書評家。「週刊新潮」「中日(東京)新聞」「婦人公論」などで書評を多数掲載。主な著書に『勝てる読書』(河出書房新社)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)、『文学賞メッタ斬り!』シリーズ&『村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!』(大森望氏との共著、河出書房新社)、『石原慎太郎を読んでみた 入門版』(栗原裕一郎氏との共著、中公文庫)、『まるでダメ男じゃん!「トホホ男子」で読む、百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)などがある。Twitterアカウントは@toyozakishatyou

◆酉島伝法(とりしま・でんぽう)
1970年、大阪府生まれ。作家、イラストレーター。2011年、「皆勤の徒」で第2回創元SF短編賞を受賞し、 13年刊行の作品集『皆勤の徒』(東京創元社)で第34回日本SF大賞を受賞。19年刊行の第一長編『宿借りの星』(東京創元社)で第40回日本SF大賞を受賞。著書に『オクトローグ 酉島伝法作品集成』(早川書房)『るん(笑)』(集英社)『旅書簡集 ゆきあってしあさって』(高山羽根子、倉田タカシと共著、東京創元社)がある。 公式ブログはhttps://blog.goo.ne.jp/torishima_denpo



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