web版(朝日新聞デジタル)の「水没、干ばつ、消える都市 地質学者は2084年の人々を訪ね歩いた」という記事にはより詳しいインタビューが掲載。有料会員記事ですが、ぜひご覧ください。
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『2084年報告書 地球温暖化の口述記録』(ジェームズ・ローレンス・パウエル著/小林政子訳)
すでに世界は深刻な気候温暖化で危機に直面している。歴史記録の研究者(2012年生)が、なぜ温暖化を阻止できなかったのかという疑問を念頭に世界各地の記者や学者の歴史証言を取材して執筆。21世紀初めの10年、20年間には深刻な影響が明らかだったのに、政治家や化石燃料推進派は科学的根拠を否定し続け、科学者の警告を握りつぶした。2050年以降世界各地で未曽有の事態が進行し、2084年には人類は生存の危機に瀕していた――