評者は批評家・随筆家の若松英輔さんです。
「『記憶の図書館』は『語るボルヘス』によって示された彼の精神性がより広く、豊かに、そして確かに開花している。いわば、ボルヘスによるボルヘス辞典のような著作でもある」
ホルヘ・ルイス・ボルヘス、オスバルド・フェラーリ
垂野創一郎 訳
定価 7,480円(本体価格6,800円)
ボルヘス、世界文学の迷宮を語る。ポー、カフカ、フロベール、ダンテ、
幻想文学、推理小説――偏愛してやまない作家と作品をめぐる118の
対話集。多彩なテーマは日本、仏教、映画等々までにおよぶ。