図書新聞11/20付で〈スタニスワフ・レム・コレクション 第Ⅱ期〉が紹介されました。
慶応義塾大学名誉教授の巽孝之氏と、本シリーズの翻訳者のひとり芝田文乃氏との対談形式で、
レムとその作品世界、本シリーズの意義について紹介されています。
また、同紙面で文筆家、ゲーム作家の山本貴光氏による〈スタニスワフ・レム・コレクション
第Ⅱ期〉『インヴィンシブル』の書評が掲載されています。
「この小説の醍醐味は、なにより異星の旅に同行し、次々と降りかかるトラブルや危機をどう
乗り越えるのかを見届けるという冒険ものの面白さにある」
「レムが描き出しているのは、サイエンスの原義である「知ること」あるいは「学問」という営み
そのものだ」
「レムの小説が面白いのは、そうした知識、あるいは学問の限界が示されるところだ」
図書新聞HP
※11月22日より期間限定で特集対談公開予定
スタニスワフ・レム/関口時正 訳/沼野充義 解説
定価 2,420円(本体価格2,200円)
着陸後に消息を絶ったコンドル号捜索のため琴座の惑星レギスⅢに降り立った
インヴィンシブル号が発見したのは変わりはてた姿のコンドル号であった──
ファースト・コンタクト三部作の傑作の原典からの新訳。