婦人公論11/9号で『高原英理恐怖譚集成』が紹介されました。
評者は詩人の川口晴美氏。
「高原英理の紡ぎ出す恐怖は蕩けるように極上だ」
「12篇のどこから読んでも精緻な言葉の連なりに連れ去られ、いつのまにか夕暮れの翳りを帯びた道の
果てで惨劇に立ち会うことになる」
「奇怪な状況にロマンティックな要素が入り込む3篇は独特な面白さで、恋愛というものの常軌を逸した
心理はそもそも恐怖譚に近いのかと気付かされた」
高原英理
定価 3,960円(本体価格3,600円)
鬼才、高原英理の怪奇恐怖小説を集大成。都市幻想を描く「町の底」
など、伝説的なホラー小説集『抒情的恐怖群』の全7編に、「 闇の司」
「かごめ魍魎」など5編を増補。京極夏彦氏推薦!