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『膠を旅する』が図書新聞10/9付で紹介されました。

更新日:2021/10/05

図書新聞10/9付で『膠を旅する』が紹介されました。

評者は國學院大學講師平井倫行氏。
「日本画をして時に「膠絵」や「膠彩画」と呼称する場合があるのも、この特殊な絵画様式の
 「伝統」において、膠が如何に、本質的存在として重視されているかが理解されよう」
「これまで「その物自体」に対する具体的な検証を受ける機会の少なかった膠の、画材として
  の成立や特徴、生産(流通)ルート、歴史背景になどに向けられたアプローチはしかし、当初、
  想像した以上に遥かに広い、豊饒な議論へ接続しており、(中略)一般の読者にも極めて多
  くの思考材料を提示するものである」


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内田あぐり 監修
青木茂・上田邦介・金子朋樹・北澤智豊・北澤憲昭・小金沢智・
後藤秀聖・朴亨國・山本直彰 著
定価 4,180円(本体価格3,800円)
古くから絵画をはじめ建造物や工芸品、楽器などの接着剤として世界
中で使用されてきた伝統素材「膠(にかわ)」。 これまで顧みられる
ことの少なかった膠の知られざる歴史を照射する類例のない試み。
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