図書新聞9/18付で『エラリー・クイーン 創作の秘密』が紹介されました
評者は推理作家の法月綸太郎氏。
「ミステリ作家として最も充実していた時期の仕事である。ところが二人の手紙は常に喧嘩腰で、不平
不満と当てこすり、愚痴と疑心暗鬼のオンパレード」
「相異なる二つの個性のぶつかり合いと歯に衣着せぬ議論の応酬がなければ、『10日間の不思議』や
『九尾の猫』は傑作になりそこねていたに違いない」
「二人の「相容れなさ」そのものが、クイーン独自の文体/作風として分かちがたいものになっている」
更新日:2021/09/16
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