図書新聞7/24付「2021年上半期読書アンケート」で『ボリス・ヴィアン シャンソン全集』『エラリー・クイーン
創作の秘密』『インディゴ』が紹介されました。
『ボリス・ヴィアン シャンソン全集』
「ヴィアンがオクジャワやボブ・ディランと同じように、いやもっと偉大な作詞家であると認識すべきである」
(四方田犬彦氏/映画・比較文学研究)
『エラリー・クイーン 創作の秘密』
「小説を読む人も書く人も、得るものは大きいと思う」(飯城勇三氏/ライター)
「普通の作家の創作過程に肉薄することは難しい中で、合作作家であるクイーンだからこそ、その作品の
生成過程を読み解くことができると実感した」(小森健太郎氏/ミステリ作家)
『インディゴ』
「不気味の谷の谷底を突き進むような読み心地だが、なぜかページをめくる手が止まらず、読み終えてか
らも頭を離れない」(石川美南氏/歌人)
浜本正文 訳
定価 3,850円(本体価格3,500円)
『日々の泡』や『北京の秋』など世界的名作を執筆した小説家に
して、トランペッターでもあったボリス・ヴィアン。彼 が作詞を手が
けた400曲以上ものシャンソンを全訳。本邦初のシャンソン全集。
ジョゼフ・グッドリッチ/飯城勇三 訳
定価 3,520円(本体価格3,200円)
それは言葉の決闘、不平不満の嵐が吹き荒れる戦場だった!
プロット担当ダネイと小説化担当リーが激しい議論を戦わせながら、
『十日間の不思議』『九尾の猫』等の傑作を完成させていく過程を往
復書簡によって明らかにし、クイーン創作の秘密に迫ったドキュメント。