港区の男女平等参画センター情報誌「OASIS オアシス」69号で『女であるだけで』が紹介されました。
評者は書評家の倉本さおり氏。
〈物語から学び、考える「ジェンダー平等のかたち」〉というテーマで取り上げてくださっています。
「先住民が置かれている陰惨な状況から、ごく普遍的な社会病理を緻密にあぶりだす傑作」
ソル・ケー・モオ/フェリペ・エルナンデス・デ・ラ・クルス 解説/吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
メキシコのある静かな村で起きた衝撃的な夫殺し事件。その背後に
浮かび上がってきたのは、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......
先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷劇的に描いた、《世界文学》志向
の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。