学会誌近代仏教28号で『近現代日本の民間精神療法』『怪異の表象空間』が紹介されました。
『近現代日本の民間精神療法』の評者は國學院大學神道文化学部助教の大道晴香氏。
「本書に収録された論文は、いずれも近代知を揺さぶるそうした民間精神療法の有効性を
多分に意識していると言えよう」
「末部にある「Ⅳ 民間精神療法主要人物および著作ガイド」は、この時代区分に即して代
表的な療法家(霊術家)たちを取り上げ、彼らの略歴と主要著作を個別具体的に紹介す
るパートとなっている。(中略)総勢48」名のキーマンに関するまとまった情報は大変に貴
重である」
『怪異の表象空間』は〈新刊紹介〉で取り上げられています。
「心霊学研究などで知られる著者の新しい論集」
「「語られる」怪異の変遷をたどることができる」
「新たな発見もあり興味深い」