2021年7月
2021年7月情報一覧です。
note更新〈『骸骨 ジェローム・K・ジェローム幻想奇譚』発売〉
noteを更新いたしました。
7月刊行『骸骨 ジェローム・K・ジェローム幻想奇譚』について担当編集がご紹介いたします。
著者略歴から作風紹介、ジェローム作品でおなじみ「犬」について、装幀へのこだわり、編集
の裏話まで、お目通しいただければ、本書をもっと楽しんでいただけること間違いなしの内容
です。
是非ご覧ください。
〈『骸骨 ジェローム・K・ジェローム幻想奇譚』発売〉
『海の鎖』が読売新聞7/25付で紹介されました。
読売新聞7/25付で『海の鎖』が紹介されました。
「『2001年宇宙の旅』を始め、多くの名作を訳してきた伊藤典夫さんによる傑作選」
「伊藤さんが自ら手掛けた単行本未収録の短編から「これだけは残したい」という
8編を集めた」
版元ドットコム
ガードナー・R・ドゾワ 他著/伊藤典夫 訳
定価 2,860円(本体価格2,600円)
最後の危険なアンソロジーがついに登場! 破滅SFの傑作として
名高い表題作のほか、 日本を代表するSF翻訳家:伊藤典夫が独自
の審美眼で精選した全8篇。 これにて〈未来の文学〉シリーズ完結。
「日影丈吉全集」「定本 夢野久作全集」が河北新報7/25付で紹介されました。
河北新報7/25付で「日影丈吉全集」「定本 夢野久作全集」が紹介されました。
「出版こぼれ話」の中で編集者・作家の土方正志氏が取り上げてくださっています。
「最近、おまけが楽しい。おまけ、付録、それも本の」
「私が「おお」と思ったのは「日影丈吉全集」特典付録だった亡き著者の生前のインタビューCD」
「いま楽しみなのは国書刊行会「夢野久作全集」」
「おまけが届くのもまたちょいと子どもじみてワクワクと、まあこれも読書の楽しみのウチ」
『エラリー・クイーン 創作の秘密』が各誌で紹介されました。
・本の雑誌8月号
評者は書評家の冬木糸一氏。
「今回もっとも食い入るように読んだ」
「本書の面白さは作品の裏側が明かされることだけでなく、一つの作品を作り上げる過程で、
どのような議題が挙げられ、その検討にどれほどの思考が費やされるのか、その詳細が追
体験できるところにある」
・ミステリマガジン9月号
評者はミステリ研究家の松坂健氏。
「質の高い書簡集」
「ミステリの創作がこれほどまでの真剣勝負だったことを知るのは、これは四の五の言わずに
読んでくれとしか言いようがない」
『放射能』がSPUR9月号で紹介されました。
SPUR9月号「戦後76年の今、被爆者の声を聴く」で『放射能』が紹介されました。
評者は作家、マンガ家の小林エリカ氏。
「マリー・キュリーの生涯を軸に、その研究が依頼に及ぼした影響までを網羅するビジュアルブック」
「大人向けの絵本のようで入門書として最適」
SPUR.JP
ローレン・レドニス/徳永 旻 訳
定価 6,160円(本体価格5,600円)
全米図書賞最終候補作品。2度のノーベル賞に輝くピエールとマリー・
キュリー夫妻の愛と業績の予期せぬ影響の光と影をアートと文で描く。
ピュリッツァー賞にノミネートされたアメリカ人気鋭女性アーティスト
の渾身の作品。
note更新〈【解説試し読み】『マルペルチュイ』「訳者解説」全文公開〉
noteを更新いたしました。
『マルペルチュイ ジャン・レー/ジョン・フランダース怪奇幻想作品集』の刊行を記念する試し読み
第4弾、最終回は「訳者解説」を公開します。
訳者の岩本和子氏、井内千紗氏による収録作選定の過程や作品世界観の特徴、「マルペルチュイ」
映画化についてなど、『マルペルチュイ』をより深く楽しむための情報満載です。
※長篇「マルペルチュイ」のいわゆる「ネタバレ」を含みます。恐縮ですが未読の方はご注意の上お読み下さい
〈【解説試し読み】『マルペルチュイ』刊行記念「訳者解説」全文公開〉
◎過去関連記事
〈【新刊紹介】《ベルギー幻想派の最高峰》ジャン・レーの決定版作品集『マルペルチュイ』を刊行します〉
〈【怪奇ミステリ短篇試し読み】独身クラブを束ねて暗躍する謎多き老嬢vsスコットランド・ヤードのベテ
ラン刑事──「マチルダ・スミスの目」全文公開〉
〈【怪奇短篇試し読み】父が娘のために語る、こわいお話──「恐怖の輪」冒頭全文公開〉
〈【怪奇長篇試し読み】現代ゴシック・ファンタジーの最高傑作『マルペルチュイ』第1章公開!〉
ジャン・レー/ジョン・フランダース
岩本和子・井内千紗・白田由樹・原野葉子・松原冬二 訳
定価 5,060円(本体価格4,600円)
《ベルギー幻想派の最高峰》決定版作品集! 現代ゴシック・ファンタジー
の最高傑作『マルペルチュイ』+幻の初紹介短篇集2冊、枠物語的怪奇
譚集『恐怖の輪』&J・フランダース名義の幻想SF小説集『四次元』。
『怪異の表象空間』が古文書研究第91号で紹介されました。
古文書研究第91号で『怪異の表象空間』が紹介されました。
評者は早稲田大学文学研究科在籍の田部井隼人氏。
「新聞資料や同時代に書かれた心霊学や催眠術関連の書籍などを博捜し、思想史や宗教史、
科学史などの知見を用いて近代日本における「怪異」文化の多様なあり方を明らかにしている」
「「科学」対「オカルト」という対立項を脱構築的に捉えることで、現代的知識によって体系づけら
れた「科学」の様相を明らかにしようとする著者の試みは大変意義深い」
『インディゴ』クレメンス・J・ゼッツ氏がビューヒナー賞受賞!
『インディゴ』の著者クレメンス・J・ゼッツ氏がドイツ語圏文学で最高の栄誉、ビューヒナー賞を
受賞いたしました。
「ドイツ語で執筆し、作品を通じて際立ち、現代のドイツの文化的生活を形作る上で重要な役割
を果たす」作家におくられるもので、過去にエーリッヒ・ケストナーやギュンター・グラス、トーマス・
ベルンハルトらも受賞しています。
ゲオルク・ビューヒナー賞公式サイト
クレメンス・J・ゼッツ/犬飼彩乃 訳
定価 3,520円(本体価格3,200円)
円城塔、山本貴光両氏推薦!
謎多き病、消息を絶つ子供たち......その謎を探ろうとして解雇された数
学教師は果たして犯罪に手を染めたのか? 15年後、かつての教え子
は真相を追いかけていく。神童ゼッツによる傑作長篇がついに邦訳!
ドイツ言語文学アカデミーによるプレスリリース
2021年7月20日
クレメンス・J・ゼッツのゲオルク・ビューヒナー賞2021受賞のお知らせ
ドイツ言語文学アカデミーは、作家クレメンス・J・ゼッツへゲオルク・ビューヒナー賞2021を授与することにいたしました。賞とともに5万ユーロが贈られ、2021年11月6日に授賞式が執り行われる予定です。
選考委員会より:
「ドイツ言語文学アカデミーは、小説や短篇で人間のさまざまな限界領域 をくりかえし探究している言語の芸術家、クレメンス・J・ゼッツを顕彰します。時に不穏な彼の過激さは、きわめて深く人間中心主義的、人文学的な脈動を追いかけており、我々がいる現代の核心をえぐります。この人間愛 をクレメンス・J・ゼッツは、百科全書的知識や豊かな詩的・言語創造的イマジネーションと結びつけています。彼は驚嘆に値する多才さを活かして先鋭的な同時代性を呈示し、その一冊一冊の本に偉大なる文学の美しさと頑迷さを託しているのです」
クレメンス・J・ゼッツは、1982年11月15日にグラーツで生まれ、2001年から2009年までグラーツ大学で数学とドイツ語・ドイツ文学を専攻。現在はウィーンに居を構え、小説、短篇、詩、演劇などを執筆している。さらには、ツイッターでも作品を公開し、英語からの翻訳も行っている。2010年ブレーメン市文学賞、2011年ライプツィヒ・ブックフェア賞、2013年ドイツ経済文化団文学賞、2015年ヴィルヘルム・ラーベ文学賞、2019年ベルリン文学賞、2020年クライスト賞など、多数の受賞歴がある。
2007年デビュー作『息子らと惑星たち』、2009年に二作目『周波数』、さらに二年後の2011年には短篇集『マールシュタットの子供の時への愛』を出版し、ライプツィヒ・ブックフェア賞を受賞。続いて小説『インディゴ』(2012年、邦訳2021年)、そして高い評価を得た1000ページに及ぶ作品『女性とギターのあいだの時間』(2015年)は、哲学的なサイコスリラーのような長篇で、ヴィルヘルム・ラーベ文学賞を受賞。散文のほかに詩集『ダチョウのトランペット』(2014年)も出版。直近の著作としては、散文集『ボット――作者不在のインタビュー』(2018年)、短篇集『丸いものの慰め』(2019年)、エスペラント、ヴォラピュク、ブリスシンボルなど人工言語を学ぶ際の自己実験の結果を扱った書籍『ミツバチたちと不可視のもの』(2020年)などがある。
ゲオルク・ビューヒナー賞
ドイツ言語文学アカデミーは1951年以来、傑出した作家にゲオルク・ビューヒナー賞を授与しています。ドイツ連邦政府文化・メディア委任庁、ヘッセン州学術・芸術省、ダルムシュタット市が出資しています。
作品一覧(抜粋)
・2007年 小説『息子らと惑星たち』
・2009年 小説『周波数』
・2011年 短篇集『マールシュタットの子供の時への愛』
・2012年 小説『インディゴ』(邦訳2021年、国書刊行会)
・2014年 詩集『ダチョウのトランペット』
・2015年 短篇『ティル・オイレンシュピーゲル』
・2015年 短篇集『穀物のなかの鉛のような幸せ』
・2015年 小説『女性とギターのあいだの時間』
・2016年 テュービンゲン大詩学講義録『ぶらさがっている錘のしたに留まる』
(カトリン・パシッヒとの共著)
・2018年 『ボット――作者不在のインタビュー』
・2019年 短篇集『丸いものの慰め』
・2020年 『ミツバチたちと不可視なもの』
演劇公演
・2017年 『国際連合』(マンハイムにて初演)
・2018年 『エリンニャ』(グラーツにて初演)
・2018年 『くいちがい』(シュトゥットガルトにて初演)
・2021年 『停まっている電車のなかでのささやき』(グラーツ/ミュンヘンにて初演)
受賞歴(抜粋)
2008年 「特に成功した文学デビュー」表彰
2008年 エルンスト・ウィルナー賞(短篇「てんびん」)
2010年 ブレーメン市文学賞(小説『周波数』)
2011年 ライプツィヒ・ブックフェア賞(短篇集『マールシュタットの子供の時代への愛』)
2010年 アウトスタンディング・アーティスト賞・文学部門
2013年 ドイツ経済文化団文学賞
2015年 ヴィルヘルム・ラーベ文学賞(小説『女性とギターのあいだの時間』)
2017年 シュタイアーマルク州文学賞
2018年 メルク・かけはし文学賞(小説『インディゴ』)
2019年 ベルリン文学賞
2020年 ヤーコプ・ヴァッサーマン文学賞
2020年 クライスト賞
『ボリス・ヴィアン シャンソン全集』『エラリー・クイーン 創作の秘密』 『インディゴ』が図書新聞7/24付で紹介されました。
図書新聞7/24付「2021年上半期読書アンケート」で『ボリス・ヴィアン シャンソン全集』『エラリー・クイーン
創作の秘密』『インディゴ』が紹介されました。
『ボリス・ヴィアン シャンソン全集』
「ヴィアンがオクジャワやボブ・ディランと同じように、いやもっと偉大な作詞家であると認識すべきである」
(四方田犬彦氏/映画・比較文学研究)
『エラリー・クイーン 創作の秘密』
「小説を読む人も書く人も、得るものは大きいと思う」(飯城勇三氏/ライター)
「普通の作家の創作過程に肉薄することは難しい中で、合作作家であるクイーンだからこそ、その作品の
生成過程を読み解くことができると実感した」(小森健太郎氏/ミステリ作家)
『インディゴ』
「不気味の谷の谷底を突き進むような読み心地だが、なぜかページをめくる手が止まらず、読み終えてか
らも頭を離れない」(石川美南氏/歌人)
浜本正文 訳
定価 3,850円(本体価格3,500円)
『日々の泡』や『北京の秋』など世界的名作を執筆した小説家に
して、トランペッターでもあったボリス・ヴィアン。彼 が作詞を手が
けた400曲以上ものシャンソンを全訳。本邦初のシャンソン全集。
ジョゼフ・グッドリッチ/飯城勇三 訳
定価 3,520円(本体価格3,200円)
それは言葉の決闘、不平不満の嵐が吹き荒れる戦場だった!
プロット担当ダネイと小説化担当リーが激しい議論を戦わせながら、
『十日間の不思議』『九尾の猫』等の傑作を完成させていく過程を往
復書簡によって明らかにし、クイーン創作の秘密に迫ったドキュメント。
「ソーンダイク博士短篇全集 全3巻」が河北新報7/4付で紹介されました。
河北新報7/4付で「ソーンダイク博士短篇全集 全3巻」が紹介されました。
評者は編集者、作家の土方正志氏。
「これまで未訳で読めなかった作品も含めた全短編の完訳とあって、ボリュームもスゴければお値段も
それなりに、だがどれを読んでもこれが楽しいのである」
「いまに続く名探偵物語のルーツと思えば、ノスタルジーだけでない興味も湧く」
R・オースティン・フリーマン/渕上痩平 訳
20世紀初めに数多登場したシャーロック・ホームズのライヴァルたちの中でも最も
人気を博した名探偵ジョン・ソーンダイク博士。真相解明の推理のロジックに重き
を置いた作風は、現在も高く評価されている。そのソーンダイク博士シリーズの中
短篇42作を全3巻に集成、初出誌から挿絵や図版を収録し、完全新訳で贈る、探
偵小説ファン待望の決定版全集。
「日本近代建築大観」が各紙で紹介されました。
・佐賀新聞7/4付
・日本海新聞6/27付
・福島民友6/26付
「幕末から1960年代までの日本の建築史を、写真や平面図などをふんだんに盛り込み
3冊にまとめたシリーズ」
「外国人の住居から製糸場、銀行など産業と関連した建築、さらに校舎へと発展していく」
「建築はまさに「時代の証人」なのである」
石田潤一郎・米山勇 監修/伊藤隆之 写真
各巻定価 16,500円(各巻本体価格15,000円)
戦後75年を経た今でも各所に残る主な近代建築300棟を、建設当時の時代背景を交えながら
カラー写真で紹介した書籍版「日本近代建築博物館」を目指したものである。
幕末の開港以降、160年余の時空を超えて蘇る人々の「記憶」をじっくりと味わって頂きたい。
『ボリス・ヴィアン シャンソン全集』が週刊読書人7/16付で紹介されました。
週刊読書人7/16付で『ボリス・ヴィアン シャンソン全集』が紹介されました。
評者は音楽批評家、早稲田大学文学学術院教授の小沼純一氏。
「まとめて文字を目でたどって、逆に、ヴィアンの詞の、玉石混淆ゆえの多様さ、豊饒さに
触れられるというパラドクス」
「ここにあることば、ことばたちを、まさにうたわれるものとして、読み手が自由に、気儘に、
勝手にフシをつけてゆっくりたどってみればいい。するとたしかに浮かびあがってくるヴィ
アンの世界がある」
「まさか翻訳がでるとはおもっていなかったので、驚くとともに、快哉を叫んでしまった」
浜本正文 訳
定価 3,850円(本体価格3,500円)
『日々の泡』や『北京の秋』など世界的名作を執筆した小説家に
して、トランペッターでもあったボリス・ヴィアン。彼 が作詞を手が
けた400曲以上ものシャンソンを全訳。本邦初のシャンソン全集。
〈GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?〉開催〈10/17(日)まで〉
日本を代表するの現代美術家の一人、横尾忠則(1936-)の大規模な個展です。
絵画を中心に初期のグラフィック・ワークを加えた豊富な作品によって、その芸術の全貌を明らかに
します。横尾は、すべての人間の魂のふるさと「原郷」から汲み上げた、豊かで奔放なイメージの世界
「幻境」を、数多の独創的な絵画に描き出してきました。本展は、そうした横尾の「現況」にも触れる好
機となります。(東京都現代美術館HPより)
◆会期:2021年7月17日(土)~10月17日(日)
◆会場:東京都現代美術館 企画展示室1F/3F
〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
TEL.03-5245-4111
・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2番出口より徒歩9分
・都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」A3番出口より徒歩13分
◆休館日:月曜日(7/26、8/2、8/9、8/30、9/20は開館)、8/10、9/21
◆開館時間:10時~18時(展示室入場は閉館の30分前まで)
◆観覧料:一般2,000 円/大学生・専門学校生・65歳以上1,300円/中高生800円/小学生以下無料
展覧会特設サイト
◎展覧会公式カタログ
横尾忠則 画
定価 7,920円(本体価格7,200円)
日本を、そして世界を魅了し続けてきた、アート界のレジェンド、横尾忠則。
天地万物をモティーフに、スタイルの変遷を繰り返しながら生み出された作
品群を網羅した、横尾芸術の総決算ともいうべき決定版!
note更新〈【怪奇長篇試し読み】現代ゴシック・ファンタジーの最高傑作『マルペルチュイ』第1章公開!〉
noteを更新いたしました。
『マルペルチュイ ジャン・レー/ジョン・フランダース怪奇幻想作品集』の刊行を記念する試し読み
第3弾、表題作「マルペルチュイ」第1章を公開します。
「現代ゴシック・ファンタジーの最高傑作」と言われる作品「マルペルチュイ」。その幕開けに相応しい、
荘厳で不穏な気配を是非ご堪能ください。
〈【怪奇長篇試し読み】現代ゴシック・ファンタジーの最高傑作『マルペルチュイ』第1章公開!〉
◎過去関連記事
〈【新刊紹介】《ベルギー幻想派の最高峰》ジャン・レーの決定版作品集『マルペルチュイ』を刊行します〉
〈【怪奇ミステリ短篇試し読み】独身クラブを束ねて暗躍する謎多き老嬢vsスコットランド・ヤードのベテ
ラン刑事──「マチルダ・スミスの目」全文公開〉
〈【怪奇短篇試し読み】父が娘のために語る、こわいお話──「恐怖の輪」冒頭全文公開〉
ジャン・レー/ジョン・フランダース
岩本和子・井内千紗・白田由樹・原野葉子・松原冬二 訳
定価 5,060円(本体価格4,600円)
《ベルギー幻想派の最高峰》決定版作品集! 現代ゴシック・ファンタジー
の最高傑作『マルペルチュイ』+幻の初紹介短篇集2冊、枠物語的怪奇
譚集『恐怖の輪』&J・フランダース名義の幻想SF小説集『四次元』。
「ソーンダイク博士短篇全集 全3巻」が朝日新聞7/14付で紹介されました。
朝日新聞7/14付夕刊で「ソーンダイク博士短篇全集 全3巻」が紹介されました。
評者は朝日新聞記者の野波健祐氏。
「彼の持ち味は当時の最新科学に基づき、顕微鏡や試験管などを駆使して証拠を固めていく
論理的思考」
「推理の過程を読者に納得がいく形で提示するフェアプレー精神が実に気持ちいい。謎解き
小説の醍醐味、ここにあり」
朝日新聞DIGITAL
R・オースティン・フリーマン/渕上痩平 訳
20世紀初めに数多登場したシャーロック・ホームズのライヴァルたちの中でも最も
人気を博した名探偵ジョン・ソーンダイク博士。真相解明の推理のロジックに重き
を置いた作風は、現在も高く評価されている。そのソーンダイク博士シリーズの中
短篇42作を全3巻に集成、初出誌から挿絵や図版を収録し、完全新訳で贈る、探
偵小説ファン待望の決定版全集。
『海の鎖』がWEB本の雑誌で紹介されました。
WEB本の雑誌で『海の鎖』が紹介されました。
評者はSF研究家、文芸評論家の牧眞司氏。
「伊藤典夫さんと言えば、日本にジャンルSFが定着しはじめた1960年代から英米のSF
動向を紹介、新鮮な作品の翻訳を担ってきた第一人者」
「巻末を飾るのはガードナー・ドゾア「海の鎖」。(中略)ファーストコンタクト・テーマだが、
地球へ来た異星人にとって人類などまったく眼中にないところが新基軸」
WEB本の雑誌
【巡回展】〈アイノとアルヴァ 二人のアアルト〉展〈8/29(日)まで〉
モダニズムの建築家として世界的に活躍したアルヴァ・アアルト(1898-1976)には、25年
間にわたりデザインパートナーとして対等な関係にあった妻アイノ・アアルト(1894-1949)
がいました。現在、アルヴァの業績とされている多くの作品には、アイノの思想や影響が
多分に生かされていたことが明らかになっています。二人は、「日常の暮らしにこそデザ
インが必要である」という思想から、フィンランドの環境特性に基づき、自然のモチーフ
を取り入れたデザインで建築設計をはじめ、家具、グラスウェアなど現在も愛される名品
を数多く残しました。
本展では、このように互いに影響しあい、補完しあいながら制作を行ったアアルト夫妻の
業績を、二人の出会いからモダニズムの潮流を受けて機能主義へと至り、更に国際舞台で
の活躍に続く過程までをご紹介します。(兵庫県立美術館HPより)
〈アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド-建築・デザインの神話〉
◆会期:2021年7月10日(土)~8月29日(日)
◆会場:兵庫県立美術館 企画展示室
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
TEL.078-262-1011
◆休館日:月曜日 ※ただし8月9日(月・振休)は開館、翌10日(火)は休館)
◆開館時間:午前10時~午後6時(金・土曜日は午後8時まで)
※入場は閉館30分前まで
◆観覧料:一般1,600円/大学生1,200円/高校生以下無料/70歳以上800円
※予約優先制です。詳細は下記URLよりご確認ください。
展覧会公式HP
◎公式図録
アルヴァ・アアルト財団/ギャラリー エー クワッド 編
宇井久仁子 フィンランド語監修・翻訳
定価 3,080円(本体価格2,800円)
互いを敬愛しあうパートナーとして25年の月日を共に歩んだアアルト夫妻。
注目されることの少なかったアイノの仕事に光をあてつつ、時代を超えて
愛されるアアルト建築とデザインの本質を見つめ直す。
『現代語訳 最澄全集』が各紙で紹介されました。
・東京新聞6/19付、中日新聞6/20付
「日本天台宗を開創した最澄の、初の現代語訳全集」
「おおむね真作と裏付けられる著作を、執筆年代順に収録する」
・仏教タイムス7/8付
評者は龍谷大学名誉教授の淺田正博氏。
「伝教大師最澄の現代語訳集は出版されたことがなかった。それをこのたび大竹晋氏が3年ほどの
短期間で、しかも一個人で全訳出版された。誠に快挙という他はない」
「特筆すべきは最澄側と徳一側の意見を明確に振り分けて訳したことであろう。これにて両者の主張
がはっきりと整理できる。もう一つは両者の出典の原意を分かり易く訳したことである。これは大竹
氏自身も語っているが、氏が経典を翻訳した経験から導き出された現代語訳だからと言えよう。
大竹氏の仏典翻訳家としての面目躍如たる面を見る思いがする」
大竹晋 訳
伝教大師千二百年大遠忌を記念して、全巻同時刊行。おおむね真作と
裏づけられる最澄の著作を、各篇ごとに執筆年代順に収録する、本邦
初の現代語訳全集。
定価 8,800円(本体価格8,000円)
『顕戒論縁起』など入唐開宗の経緯を示す諸著作、『授菩薩戒儀』『顕戒論』など大乗戒の確立をめざす
諸著作、さらには『法華経』の開経たる『無量義経』の註釈『註無量義経』を、執筆年順に収録。
定価 8,360円(本体価格7,600円)
『仏性抄』に対し一乗真実を示す『照権実鏡』、インドと中国の仏性論争を語る『法華輔照』(『法華秀句』
巻中)、『中辺義鏡』に対し天台の教判と止観の優越を示す『守護国界章』巻上を、執筆年順に収録。
定価 8,360円(本体価格7,600円)
『中辺義鏡』に対し天台の『法華経』解釈の優越を示す『守護国界章』巻中、同じく一乗の真実なることと
『法華経』の実教なることとを示す『守護国界章』巻下を収録。本巻をもって『守護国界章』は完結。
定価 8,140円(本体価格7,400円)
基『成唯識論掌中枢要』への反論『通六九証破比量文』、最澄の想定問答集に対する徳一の反論にさら
に反論する『決権実論』、南都六宗の超克を宣言する『法華秀句』(巻上、巻下)を、執筆年順に収録。
『爆弾魔』が週刊読書人7/9付で紹介されました。
週刊読書人7/9付で『爆弾魔』が紹介されました。
評者は愛媛大学名誉教授の木下卓氏。
「この作品がオスカー・ワイルドの『アーサー・サヴィル卿の犯罪』、シャーロック・ホームズの登場を告げる
コナン・ドイルの『緋色の研究』やアーサー・マッケンの小説などに及ぼしたと思われる影響にははかりしれ
ないものがある」
「時代背景を考慮に入れるなら、アイルランド独立運動、歪曲され偏見に染められたモルモン教等は避けて
通ることのできない同時代のの問題であると同時に、後者はこの作品のフィクション性を際立たせるものと
なっていることに気づくだろう」
【いよいよ明日!】『海の鎖』刊行記念&《未来の文学》シリーズ完結記念 大森望×橋本輝幸トークイベント〈7/10(土)〉
いよいよ明日に迫りました! お見逃しのないようご予約ください。
本シリーズ担当編集者も司会進行で出演予定です。約15年にわたる刊行の裏話が飛び出るかも
しれません。
SFシリーズ〈未来の文学〉最新刊にして最終巻の『海の鎖』(ガードナ―・R・ドゾワ他、伊藤典夫
編訳)が刊行されます。日本を代表するSF翻訳家:伊藤典夫が精選した作品を集めた海外SFア
ンソロジーです。
また〈未来の文学〉シリーズは2004年に刊行開始、ジーン・ウルフやアルフレッド・ベスター、サミュ
エル・R・ディレイニーなどの幻の傑作(奇作)SFを集めた、全20冊となる海外SF叢書です。
本書の刊行と〈未来の文学〉シリーズ完結を記念しましてトークイベントを開催いたします。
出演者は、本シリーズ企画時からご協力いただいているSF翻訳家の大森望さん、学生時代に本
シリーズに出会ったというSF書評家・研究家の橋本輝幸さん。お二人ともSFアンソロジーの編纂
に携わっているアンソロジストでもあります。
お二人には
*新刊『海の鎖』そしてアンソロジーの魅惑
*A Young Person's Guide to〈未来の文学〉
今まで1冊も手にとったことがない、という方への読書案内などについて語っていただく予定です。
(本屋B&B公式HPより)
皆さま是非ご参加ください。
※本イベントは配信(リアルタイム+アーカイブ)と来店でご参加いただけるイベントです。
〈伊藤典夫アンソロジー『海の鎖』刊行記念&《未来の文学》シリーズ完結記念
大森望×橋本輝幸トークイベント「《未来の文学》入門」〉
◆出演:大森望、橋本輝幸
◆日時:7月10日(土) 19:00~21:00 (18:30開場)
◆場所:本屋B&B
〒155-0033
東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F
◆入場料:来店参加:1650円/配信参加:1650円 ※いずれも税別
予約申し込みページ→https://bb20210710b.peatix.com/
イベント詳細ページ
【来店での参加につきまして】
・最大100名まで入る会場で、最大人数10名と絞りゆとりを持って設営しております。
・来店での参加の際にはマスクの着用をお願いしております。
・店頭に消毒用のアルコールをご用意しておりますので入店の際にご協力をお願いいたします。
・ドリンクの提供は中止しております。
・来店チケットをご購入された方も配信(リアルタイム&アーカイブ)でご覧いただけます。
当日体調などに不安がある方はこちらをご利用ください。
【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします。
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください。
・配信はリアルタイムと2週間のアーカイブでご視聴いただけます。アーカイブでの視聴方法に。
つきましては、イベント終了後にご案内いたします。
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信
の停止を行うことがございます。ご注意ください。
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください。
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、ご購入後のお客様都合によるキャンセル
は承っておりません。何卒ご了承ください。
【出演者プロフィール】
大森望(おおもり・のぞみ)
1961年高知生まれ。書評家・SF翻訳家・SFアンソロジスト。著書に『21世紀SF1000』、『新編 SF
翻訳講座』、《文学賞メッタ斬り!》シリーズ(豊崎由美と共著)、《読むのが怖い!》シリーズ(北上
次郎と共著)など。アンソロジーに《NOVA 書き下ろし日本SFコレクション》、《不思議の扉》の各シ
リーズのほか、『星雲賞SF短編傑作選 てのひらの宇宙』など。訳書にコニー・ウィリス『ブラックア
ウト』『オール・クリア』、劉慈欣『三体』、テッド・チャン『息吹』など多数。責任編集の《NOVA》全10
巻、共編の『年刊日本SF傑作選』で、第34回・第40回日本SF大賞特別賞。
橋本輝幸(はしもと・てるゆき)
1984年北海道生まれ。大学卒業後の2008年から会社員ときどきSF書評家・研究家。第1回かぐや
SFコンテスト審査委員長。編書に『2000年代海外SF傑作選』『2010年代海外SF傑作選』(共にハヤ
カワ文庫SF)など。キジ・ジョンスン『霧に橋を架ける』(三角和代訳、創元海外SF叢書)、チャールズ・
ユウ『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』(円城塔訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)ほか解説
執筆。個人プロジェクトRikka Zineもゆるやかに進行中。
note更新〈【怪奇短篇試し読み】父が娘のために語る、こわいお話──「恐怖の輪」冒頭全文公開(『マルペルチュイ』より)〉
noteを更新いたしました。
先週に続き、7月刊行予定『マルペルチュイ ジャン・レー/ジョン・フランダース怪奇幻想作品集』の
刊行を記念して、本書収録の連作怪奇短篇集「恐怖の輪」の冒頭にあたる「はじめに──輪の中へ」
を全文公開します。
「恐怖の輪」は11篇の怪奇小説を収めた、枠物語形式によって書かれた短篇集です。「はじめに──
輪の中へ」は、その冒頭を飾る第1作。怪奇小説愛好者の方は必見の、貴重な本邦初訳&初公開作
品です。
ぜひ、ご一読下さい!
〈【怪奇短篇試し読み】父が娘のために語る、こわいお話──「恐怖の輪」冒頭全文公開
(『マルペルチュイ』より)〉
◎過去関連記事
〈【新刊紹介】《ベルギー幻想派の最高峰》ジャン・レーの決定版作品集『マルペルチュイ』を刊行します〉
〈【怪奇ミステリ短篇試し読み】独身クラブを束ねて暗躍する謎多き老嬢vsスコットランド・ヤードのベテ
ラン刑事──「マチルダ・スミスの目」全文公開(『マルペルチュイ』より)
ジャン・レー/ジョン・フランダース
岩本和子・井内千紗・白田由樹・原野葉子・松原冬二 訳
定価 5,060円(本体価格4,600円)
《ベルギー幻想派の最高峰》決定版作品集! 現代ゴシック・ファンタジー
の最高傑作『マルペルチュイ』+幻の初紹介短篇集2冊、枠物語的怪奇
譚集『恐怖の輪』&J・フランダース名義の幻想SF小説集『四次元』。
「日本近代建築大観」が信濃毎日新聞7/3付で紹介されました。
信濃毎日新聞7/3付「日本近代建築大観」が紹介されました。
「幕末から1960年代までの日本の建築史を、写真や平面図などをふんだんに盛り込み
3冊にまとめたシリーズ」
「外国人の住居から製糸場、銀行など産業と関連した建築、さらに校舎へと発展していく」
「建築はまさに「時代の証人」なのである」
石田潤一郎・米山勇 監修/伊藤隆之 写真
各巻定価 16,500円(各巻本体価格15,000円)
幕末から明治・大正・昭和前期に至る「近代」は、「欧米列強に追い付け、追い越せ」を合言
葉に日本国民がたどった激動の時代であった。そうした中にあって、建物は権威や富の象徴
としての一面もあったが、そこに住んだ人々にとっては心の疲れを癒すくつろぎの場であり、
安らぎの場であった。
本シリーズは、戦後75年を経た今でも各所に残る主な近代建築300棟を、建設当時の時代
背景を交えながらカラー写真で紹介した書籍版「日本近代建築博物館」を目指したものである。
幕末の開港以降、160年余の時空を超えて蘇る人々の「記憶」をじっくりと味わって頂きたい。
【好評既刊】 【7月下旬刊行】
『名人を獲る』が週刊大衆7/12号で紹介されました。
週刊大衆7/12号で『名人を獲る』が紹介されました。
「改めて伝記を読むと、また違った顔も見えてくる」
「長嶋茂雄、大橋巨泉など有名人との交友、名人戦をめぐって連盟、朝日、毎日、三つ巴の
葛藤など、話題の尽きない人生だった」
『女であるだけで』が「OASIS オアシス」69号で紹介されました。
港区の男女平等参画センター情報誌「OASIS オアシス」69号で『女であるだけで』が紹介されました。
評者は書評家の倉本さおり氏。
〈物語から学び、考える「ジェンダー平等のかたち」〉というテーマで取り上げてくださっています。
「先住民が置かれている陰惨な状況から、ごく普遍的な社会病理を緻密にあぶりだす傑作」
ソル・ケー・モオ/フェリペ・エルナンデス・デ・ラ・クルス 解説/吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
メキシコのある静かな村で起きた衝撃的な夫殺し事件。その背後に
浮かび上がってきたのは、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......
先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷劇的に描いた、《世界文学》志向
の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
『いかさま、騙しの技法』が朝日新聞7/5付で紹介されました。
朝日新聞7/5付天声人語で『いかさま、騙しの技法』が紹介されました。
朝日新聞DIGITAL
井上馨
定価 5,060円(本体価格4,600円)
本書は、明治から昭和前期までの詐欺賭博についての警察に
よる本格的な研究である。花札やサイコロ賭博での「いかさま」、
熟練を要するものから、人間心理をついたものまでをくわしく
紹介する。図版多数。
note更新〈【新刊紹介】『マルペルチュイ』を刊行します〉&〈【試し読み】「マチルダ・スミスの目」全文公開〉
noteを更新いたしました。
7月刊行予定『マルペルチュイ ジャン・レー/ジョン・フランダース怪奇幻想作品集』の著者来歴や
作風紹介、本書収録作品解説、装幀、挿画に関するエピソードを掲載しています。
さらに、本書収録のジョン・フランダース名義の作品「マチルダ・スミスの目」を刊行に先駆けて特別
公開。一般市民として生活を送りながら、その裏で暗躍する謎多き老嬢マチルダ・スミスと、彼女の
正体を見抜いていたスコットランド・ヤードのベテラン刑事がロンドンを舞台に対決する、探偵小説的
な要素を多く含む作品です。
この機会に、《ベルギー幻想派の最高峰》とも呼ばれるジャン・レー/ジョン・フランダースの魅力に
是非触れてみてください。
〈【新刊紹介】《ベルギー幻想派の最高峰》ジャン・レーの決定版作品集
『マルペルチュイ ジャン・レー/ジョン・フランダース怪奇幻想作品集』を刊行します〉
〈【怪奇ミステリ短篇試し読み】独身クラブを束ねて暗躍する謎多き老嬢vsスコットランド・ヤードのベテ
ラン刑事──「マチルダ・スミスの目」全文公開(『マルペルチュイ ジャン・レー/ジョン・フランダー
ス怪奇幻想作品集』より)
ジャン・レー/ジョン・フランダース
岩本和子・井内千紗・白田由樹・原野葉子・松原冬二 訳
定価 5,060円(本体価格4,600円)
《ベルギー幻想派の最高峰》決定版作品集! 現代ゴシック・ファンタジー
の最高傑作『マルペルチュイ』+幻の初紹介短篇集2冊、枠物語的怪奇
譚集『恐怖の輪』&J・フランダース名義の幻想SF小説集『四次元』。
『膠を旅する』が朝日新聞7/3付で紹介されました。
朝日新聞7/3付で『膠を旅する』が紹介されました。
「大阪や東京、兵庫など皮革産業の現場を歩き、伝統的な生産が途絶えた膠の歴史をたどる」
「命を余すことなく使い切る営みを記録した一冊」
朝日新聞DIGITAL
SFシリーズ〈未来の文学〉完結フェア開催!
失われたSFを求めて──
60~70年代の幻の傑作SF、その中でも本邦初紹介の作品を中心に厳選したSFファン待望の
夢のコレクション〈未来の文学〉が6月刊行『海の鎖』でついに最終巻となりました。
その完結を記念して、各書店にてフェアを開催中です。
これまでのシリーズ各巻を展開し、完結記念小冊子を店頭にて配布中。
是非、お近くの開催店舗へお運びください。
★フェア書店配布小冊子
伴名練氏による〈シリーズ完結によせて〉、これまでにいただいた若島正、伊藤典夫、円城塔各氏
の推薦文、シリーズ全19巻(20冊)の紹介を収録。
ダウンロードも可能です。→https://www.kokusho.co.jp/catalog/9784336053251.pdf
◆フェア開催店舗 (★=伊藤典夫氏サイン本取り扱い店舗)
※開催時期は店舗によって異なります。ご来店の際は各店にてご確認ください。
紀伊國屋書店新宿本店 ★
ブックファースト新宿店 ★
MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 ★
三省堂書店池袋本店
東京堂書店神田神保町店
有隣堂ヨドバシAKIBA店
銀座蔦屋書店 ★
マルジナリア書店
ジュンク堂書店藤沢店
こまつ書店鈴川店
こまつ書店東根店
こまつ書店西田店
うさぎや栃木城内店
戸田書店高崎店
丸善名古屋本店
ジュンク堂書店名古屋栄店
文苑堂書店福田本店
ジュンク堂書店新潟店
紀伊國屋書店富山店
文苑堂書店福田本店
丸善京都本店
古本と珈琲モジカ
ジュンク堂書店大阪本店
ジュンク堂書店三宮店
ジュンク堂書店神戸住吉店
ジュンク堂書店明石店
また、完結を記念してトークイベントも開催いたします。
〈伊藤典夫アンソロジー『海の鎖』刊行記念&《未来の文学》シリーズ完結記念
大森望×橋本輝幸トークイベント「《未来の文学》入門」〉
◆出演:大森望、橋本輝幸
◆日時:7月10日(土) 19:00~21:00 (18:30開場)
◆場所:本屋B&B 〒155-0033東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F
イベント詳細はこちら
『海の鎖』 〈未来の文学 19〉
ガードナー・R・ドゾワ 他/伊藤典夫 訳
定価 2,860円(本体価格2,600円)
最後の危険なアンソロジーがついに登場! 破滅SFの傑作として
名高い表題作のほか、日本を代表するSF翻訳家:伊藤典夫が独自
の審美眼で精選した全8篇。これにて〈未来の文学〉シリーズ完結。
失われたSFを求めて──60~70年代の幻の傑作SF、その中でも本邦初紹介の作品を中心に厳選
したSFファン待望の夢のコレクション。「新たな読者の視線を浴びるとき、幻の傑作たちはもはや幻で
はなくなり、真の〈未来の文学〉として生まれ変わるだろう」(若島正)
【いよいよ明日!】『インディゴ』 刊行記念オンライントークイベント〈7/3(土)〉
いよいよ明日に迫りました! お見逃しのないようご予約ください。
『インディゴ』(クレメンス・J・ゼッツ著、犬飼彩乃訳)の刊行を記念して、
著者・訳者を迎えたオンラインイベントを開催します。
◆日時:7月3日(土)19時~
※日独同時通訳付き
◆料金: 無料
※要申込み
※インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です
お問い合わせ:ゲーテ・インスティトゥート/bibliothek-tokyo@goethe.de
イベント申込・イベント詳細ページ
クレメンス・J・ゼッツ/犬飼彩乃 訳
定価 3,520円(本体価格3,200円)
円城塔、山本貴光両氏推薦!
謎多き病、消息を絶つ子供たち......その謎を探ろうとして解雇された
数学教師は果たして犯罪に手を染めたのか? 15年後、かつての教え
子は真相を追いかけていく。神童ゼッツによる傑作長篇がついに邦訳!
『エラリー・クイーン 創作の秘密』が朝日新聞7/1付で紹介されました。
朝日新聞7/1付夕刊「三谷幸喜のありふれた生活」のコーナーで『エラリー・クイーン
創作の秘密』が紹介されました。
「この十年で読んだ本の中で、ダントツでエキサイティングな内容だ」
「物を書く仕事をしている人には必読の書だと思う」
朝日新聞DIGITAL
『近現代日本の民間精神療法』『怪異の表象空間』が近代仏教28号で紹介されました。
学会誌近代仏教28号で『近現代日本の民間精神療法』『怪異の表象空間』が紹介されました。
『近現代日本の民間精神療法』の評者は國學院大學神道文化学部助教の大道晴香氏。
「本書に収録された論文は、いずれも近代知を揺さぶるそうした民間精神療法の有効性を
多分に意識していると言えよう」
「末部にある「Ⅳ 民間精神療法主要人物および著作ガイド」は、この時代区分に即して代
表的な療法家(霊術家)たちを取り上げ、彼らの略歴と主要著作を個別具体的に紹介す
るパートとなっている。(中略)総勢48」名のキーマンに関するまとまった情報は大変に貴
重である」
『怪異の表象空間』は〈新刊紹介〉で取り上げられています。
「心霊学研究などで知られる著者の新しい論集」
「「語られる」怪異の変遷をたどることができる」
「新たな発見もあり興味深い」