図書新聞6/26付で『探偵小説と狂気』が紹介されました。
評者は金城学院大学文学部教授の小松史生子氏。
「それぞれの作品が用いた言説のベースと同時の一次資料との間にどのような共通性・
相関性があるかを個別に検証」」
「豊富な資料と相俟って、読者に探偵小説の面白さの一端をよく伝えてくれる好著」
鈴木優作
定価 3,850円(本体価格3,500円)
近代は何を狂わせたか――江戸川乱歩・小栗虫太郎・夢野久作ほか、
探偵小説がいかに〈狂気〉を描いたかを読み解き、時代に潜む文化と
制度の裡面、そして文学によってなされた企みを明らかにする文学論。