本の雑誌7月号で『爆弾魔』が紹介されました。
評者は書評家、編集者の藤ふくろう氏。
「いくつもの顔を持つ謎の淑女、気骨のある老婦人といった、強くて破天荒な女性たちが
紳士たちと読者を、強烈な引力で物語へ巻き込んでいく」
「既存著作のファンも、そうでない読者も楽しめる、すばらしい奇談小説」
R・L・スティーヴンソン、ファニー・スティーヴンソン
南條竹則 訳
定価 2,970円(本体価格2,700円)
爆弾テロリストたちの暗躍を経糸に、世紀末ロンドンや合衆国
の荒野を舞台に繰り広げられる、怪奇で波瀾万丈な奇談の数々。
ドイルやマッケンにも大きな影響を与えた連作小説、本邦初訳。