2021年6月
2021年6月情報一覧です。
「ウッドハウス名作選」刊行開始! 訳者森村たまき氏の〈刊行によせて〉を掲載。
英国王室御用達、笑いの大巨匠、あのウッドハウスの未知の傑作小説を続々と紹介する
新シリーズがスタート!
その刊行を記念して特集ページを開設いたしました。シリーズ訳者の森村たまき氏による
〈刊行によせて〉や、今後の刊行予定を掲載しています。
是非、ご覧ください。
「ウッドハウス名作選」特集ページ
『ボドキン家の強運』〈ウッドハウス名作選 第1回配本〉
P・G・ウッドハウス/森村たまき 訳
定価 2,420円(本体価格2,200円)
ウッドハウスの傑作小説を続々と紹介。第1回は、百万長者のうえに
容姿端麗、気立てもバツグンだけど、おまぬけな青年紳士ボドキンが
主人公。豪華客船を舞台にいつもの奇人怪人たちが船上狭しと大活躍。
「ソーンダイク博士短篇全集 全3巻」が図書新聞7/3付で紹介されました。
図書新聞7/3付で「ソーンダイク博士短篇全集 全3巻」シリーズの訳者渕上痩平氏に
よる寄稿が掲載されました。
「この全集との取組みはいろんな意味で私自身の「温故知新」の体験だと思っている」
「古い言葉や表現を新しい器に入れて温め直していくような面白さが常にあった」「
「現代の読者は、ソーンダイク博士のシリーズのあちこちに多くの継承者たちが「故き
を温め」ていった〈原石〉を見出すはずだ」
図書新聞HP
R・オースティン・フリーマン/渕上痩平 訳
各巻定価 3,850円(各巻本体価格3,500円)
最初に犯人の視点から犯行を描き、次に探偵が手がかりを収集して謎を論理的に
解き明かす過程を描く「倒叙ミステリ」形式を発明した。真相解明の推理のロジッ
クに重きを置いた作風は、現在も高く評価されている。ソーンダイク博士シリーズ
の中短篇42作を全3巻に集成、初出誌から挿絵や図版を収録し、完全新訳で贈る、
探偵小説ファン待望の決定版全集。
世界遺産登録へ!北海道・北東北の縄文遺跡群フェア開催
この度、あらたに「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に 未来屋書店 高崎店
登録される見込みとなりました。
そこで、出版社8社がおすすめする「北海道・北東北の縄文遺跡
群」を多角的に理解する本を集めてご紹介いたします。
是非、この機会に縄文の魅力触れてみてください!
◆参加出版社:国書刊行会、新泉社、東京大学出版会、
同成社、平凡社、山川出版社、雄山閣、
吉川弘文館(50音順)
◆開催店舗
※開催期間は店舗によって異なります。
各店舗へお問い合わせください
北海道 くまざわ書店函館ポールスター店
北海道 くまざわ書店苫小牧店
北海道 コーチャンフォー北見店
北海道 文教堂函館昭和店 啓文堂書店 三鷹店
北海道 江別蔦屋書店
北海道 喜久屋書店帯広店
青森県 成田本店しんまち店
青森県 ジュンク堂書店弘前中三店
青森県 伊吉書院西店
岩手県 ジュンク堂書店盛岡店
東京都 MAERUZEN&ジュンク堂書店渋谷店
東京都 東京堂書店神田神保町店
東京都 オリオン書房ノルテ店
東京都 ジュンク堂書店大泉学園店
東京都 早稲田大学生協戸山店
東京都 啓文堂三鷹店
神奈川県 ACADEMIAくまざわ書店橋本店
神奈川県 三雄堂書店
神奈川県 有隣堂書店厚木店
千葉県 旭屋書店船橋店
埼玉県 旭屋書店アリオ上尾店
群馬県 新末来屋書店高崎店
愛知県 くまざわ書店名古屋南店
長野県 平安堂新長野店
岐阜県 丸善岐阜店
富山県 文苑堂書店富山豊田店
京都府 大垣書店イオンモール京都桂川店
大阪府 紀伊國屋書店グランフロント大阪店
兵庫県 ジュンク堂書店姫路店
広島県 フタバ図書アルティアルパーク北棟店
福岡県 紀伊國屋書店福岡本店
『膠を旅する』が産経新聞6/26付で紹介されました。
産経新聞6/26付で『膠を旅する』が紹介されました。
評者はライター、永青文庫副館長の橋本麻里氏。
「北方先住民族の生活文化から始まった調査は、日本語の語源とされる膠=煮皮の語の通り、
原材料となる牛、豚の解体、皮革産業やそこに従事する人々の歴史と文化、そして日本画の
来し方行く末まで、広く、深く、目を配る」
「お堅い論文というより、優れたドキュメンタリーやルポルタージュのように膠へと迫る、得がたい
一冊」
THE SANKEI NEWS
『膠を旅する』が東京新聞6/25付で紹介されました。
東京新聞6/25付夕刊で『膠を旅する』の関連展覧会が紹介されました。
評者は彫刻家、評論家の小田原のどか氏。
「この絵を繋ぎとめている膠とは、まさに生きとし生けるもの、その「生と死」をつなぐ営みに
ほかならないと本展は気づかせてくれた」
「史料的価値の高い充実した内容」
内田あぐり 監修
青木茂・上田邦介・金子朋樹・北澤智豊・北澤憲昭・小金沢智・
後藤秀聖・朴亨國・山本直彰 著
定価 4,180円(本体価格3,800円)
古くから絵画をはじめ建造物や工芸品、楽器などの接着剤と
して使用されてきた伝統素材「膠」。 これまで顧みられること
の少なかった膠の知られざる歴史を照射する類例のない試み。
note更新〈『ショーペンハウアーとともに』電子書籍版刊行記念「訳者あとがき」全文公開!〉
noteを更新いたしました。
『ショーペンハウアーとともに』の電子書籍版の発売を記念して、訳者の澤田直さんによる「訳者あとがき」
を全文公開いたします。
現代フランスを代表する作家ウエルベックが、19世紀ドイツを代表する哲学者ショーペンハウアーの「元気が
出る悲観主義」の精髄をみずから詳解した一冊。澤田さんによる訳者あとがきは、難解な哲学用語をふくむ
本書を繙くための足掛かりとして、うってつけの内容となっております。
是非、試し読みをどうぞ!
note〈【元気が出る悲観主義とは?】『ショーペンハウアーとともに』電子書籍版刊行記念「訳者あとがき」全文公開!〉
※こちらからAmazonのkindle購入ページに移動します。
国書刊行会の電子書籍一覧
ミシェル・ウエルベック 著
アガト・ノヴァック=ルシュヴァリエ 序文/澤田直 訳
《世界が変わる哲学》がここにある! 現代フランスを代表する作家
ウエルベックが、19世紀ドイツを代表する哲学者ショーペンハウアー
の「元気が出る悲観主義」の精髄をみずから詳解。その思想の最奥に迫る!
『切り剣』が「理想の詩」夏号で紹介されました。
理想科学工業の広報誌「理想の詩」夏号で『切り剣』が紹介されました。
「作り出す人々」のコーナーで著者福田理代氏のインタビューを交えて紹介されています。
「白と黒のバランスを考えながら図案を練る工程は、作品の出来に直結するため、もっとも頭を
悩ませられるという」
「切り口の圧倒的な精緻さに驚かされるが、切る工程は最も楽しく、時間を忘れて没頭できるの
だとか」
福田理代
定価 2,640円(本体価格2,400円)
twitter 11万いいね&インスタ公式アカウント動画再生数1000万回超え!
たった1枚の紙からデザインナイフ1本で切り抜かれるモノクロームの博物
画的世界。 50余点の切り絵作品のほか、作家インタビュー、切り絵制作
法、制作日記なども収録。 新進気鋭の切り絵作家、初の作品集。
『インディゴ』がThem magazine8月号で紹介されました。
Them magazine8月号で『インディゴ』が紹介されました。
「「奇抜」で「過激」で「残酷」な作品」
「随所に披露される幅広い興味と教養に裏付けされた雑学は、その固有名詞を読者が
実際に"ググる"ことでより本編内容が理解できるようになり、それはあたかもRPGの
"アイテムやヒントをゲットする"感覚を覚える」
Them magazine HP
クレメンス・J・ゼッツ/犬飼彩乃 訳
定価 3,520円(本体価格3,200円)
謎多き病、消息を絶つ子供たち......その謎を探ろうとして解雇された
数学教師は果たして犯罪に手を染めたのか? 15年後、かつての教え
子は真相を追いかけていく。神童ゼッツによる傑作長篇がついに邦訳!
『探偵小説と狂気』が図書新聞6/26付で紹介されました。
図書新聞6/26付で『探偵小説と狂気』が紹介されました。
評者は金城学院大学文学部教授の小松史生子氏。
「それぞれの作品が用いた言説のベースと同時の一次資料との間にどのような共通性・
相関性があるかを個別に検証」」
「豊富な資料と相俟って、読者に探偵小説の面白さの一端をよく伝えてくれる好著」
鈴木優作
定価 3,850円(本体価格3,500円)
近代は何を狂わせたか――江戸川乱歩・小栗虫太郎・夢野久作ほか、
探偵小説がいかに〈狂気〉を描いたかを読み解き、時代に潜む文化と
制度の裡面、そして文学によってなされた企みを明らかにする文学論。
『名人を獲る』がニコニコ将棋道場6/22放送で紹介予定。
プロ棋士による将棋講座と、熱い道場破りが繰り広げられる生放送番組「ニコニコ将棋道場」。
その6/22放送で『名人を獲る』が紹介予定です。
出演する棋士の方々による紹介と、協賛としてCM動画が放送されます。
将棋に興味のある方、棋力向上を目指す方は奮ってご視聴ください。
【ニコニコ将棋道場】近藤正和七段の将棋道場 其ノ弐
[出演者]
師範:近藤正和七段
道場破り:中村太地七段
解説:中川大輔八段
聞き手:香川愛生女流四段
◆放送日時:2021年6月22日(火)18:00開始
※視聴は無料です。
※コメントを投稿頂くには会員登録(無料)が必要になります。
【録画配信開始】対談・小池昌代x吉田栄人「ようこそ、新しいマヤ文学の世界へ『夜の舞・解毒草』を読む」〈6/30まで〉
6/19にオンラインで開催された対談・小池昌代x吉田栄人「ようこそ、新しいマヤ文学の世界へ
『夜の舞・解毒草』を読む」たくさんの方にご視聴いただきありがとうございました。
また、本対談の録画配信が開始されています。チケット購入で6月30日まで全編をご覧いただ
けますので、イベントを見逃してしまったという方は是非お申込みください。
◆配信期間:6月30日(木)まで
※購入は6月30日22時まで(コンビニ/ATMでのお支払いの場合は6月29日〆切となります)
◆料金:【一般】¥1,500
【イスパJP会員】¥1,000
詳細ページ
おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷
劇的に描いた、《世界文学》志向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/エンリケ・トラルバ 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに夜の森へ修行に出か
ける。不思議な鳥たちとの邂逅、精霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......
神話の森を舞台に少年の通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。
『膠を旅する』が美術の窓7月号で紹介されました。
美術の窓7月号で『膠を旅する』が紹介されました。
「北方先住民族の狩猟と皮なめし文化の調査から始まり、大阪や兵庫に伝わる皮なめし
技術など日本各地を取材」
「膠づくりの歴史的背景を多角的に見つめ直し、膠の意義を問う」
『スペイン 都市の詩学』がNHKラジオ毎日スペイン語7月号で紹介されました。
NHKラジオ毎日スペイン語7月号で『スペイン 都市の詩学』で紹介されました。
「街路、広場、ランドマークなどの要素を参照しつつ、文学作品などに言語化された
テキストとしての都市をたどる」
「知的かつ詩的なスペインの旅」
小阪知弘
定価 4,180円(本体価格3,800円)
場所が変わるたび、その姿を万華鏡のごとく変えていく一篇の詩、
スペイン。〈遊歩者〉の視点から「歩行する身体」を介して「テク
ストとしての都市」を読み解いていく、スペインを巡る心の旅。
【いよいよ明日!】対談・小池昌代x吉田栄人「ようこそ、新しいマヤ文学の世界へ『夜の舞・解毒草』を読む」〈6/19(土)〉
いよいよ明日に迫りました! お見逃しのないようご予約ください。
マヤ文学と聞いて、古代マヤ文明の神話? 呪術の物語? マヤ民族ってまだ残っているの?
などと思われる方は多いかもしれません。実は今、現代を生きる先住民族マヤの作家から普遍
性をもった熱い文学作品が生まれているのです。
第4回イスパJPスペイン語圏の文学イベントは、昨年出版された現代マヤ文学作品のひとつ、
『夜の舞・解毒草』(イサアク・エサウ・カリージョ・カン、アナ・パトリシア・マルティネス・フチン著、
吉田栄人訳、国書刊行会発行)を中心に、夢幻的、寓意的、そしてフェミニズムの視点も入る豊
穣な文学世界を読み解きます。語っていただくのは、人気の詩人・小説家の小池昌代氏と、マヤ
文学作品を初めて日本語に翻訳した民族学研究者の吉田栄人氏。孤独な13歳の少女が不思
議な女<小夜(シュ・アーカブ)>とともに夜の森を抜けて本当の父を探しにいく『夜の舞』、霊媒
師、助産師、売春婦であった老婆たちの魂が語る『解毒草』。現代マヤの文学作品には、そのほ
か、世界と言葉のもつ秘密、インディオの女性が向き合う差別問題など、多様なテーマが展開さ
れています。
閉塞的な気分に陥りがちな今こそ、ユカタン・マヤの地からのみずみずしい言葉や新しい世界
文学を楽しんでみませんか。(イベント詳細ページより)
※本イベントはオンラインでの開催となります。
NPO法人イスパJP主催 第4回スペイン語文学イベント
対談・小池昌代x吉田栄人
「ようこそ、新しいマヤ文学の世界へ『夜の舞・解毒草』を読む」
◆日時:2021年6月19日(土)
14:00~16:00
◆定員:80名
◆料金:一般参加1,500円
イスパJP会員参加1,000円
書籍つき一般参加3,900円
(申込受付次第『夜の舞・解毒草』を「クラフト・エヴィング商會特製しおり」とともに送料無料で送付)
書籍つきイスパJP会員参加3,400円
(申込受付次第『夜の舞・解毒草』を「クラフト・エヴィング商會特製しおり」とともに送料無料で送付)
※いずれも6月30日まで録画配信つき
※NPO法人イスパJP会員は参加費が割引になります。
これを機に入会を希望される方は、別途こちらからお申込みください。
◆参加方法:WEB申し込み
イベント詳細ページ
NPO法人イスパニカ文化経済交流協会HP
【ご参加について】
・Zoom ウェビナーによる配信になります。
・ご自身のパソコン、スマートフォン、タブレットよりご参加ください。
・参加にあたっては、PCやスマートフォン等、インターネット回線、Zoomのクライアントソフトウエア等の準備が必要です。
ご自身でご参加の環境を整えてください。
なお、Zoomの契約をしていない人(アカウントを持っていない人)も視聴可能です。
(PCやスマートフォンの操作・環境設定等に関するサポートはいたしかねます。
ZoomのFAQページなどをご参照のうえ設定をお願いいたします。)
・すでにZoomのアプリをお使いの方は、最新版にアップデートしておくことをお勧めします
(月に数回アップデートされます)。
・お申し込み後、イベント前日に、Peatixから視聴に必要な情報(視聴ページへのリンクなど)が送られます。
PCからのメールを受け取れるよう設定してください。
・取得したリンクなどはSNS等で公開したり、転用しないようご留意願います。
【対談者プロフィール】
小池昌代(こいけまさよ)
詩人・小説家。1959年、東京深川生まれ。主な詩集に、『もっとも官能的な部屋』(高見順賞)、『コルカ
タ』(萩原朔太郎賞)、『野笑 Noemi』、『赤牛と質量』など。小説集に、『タタド』(表題作で川端康成文
学賞)、『たまもの』(泉鏡花賞)、『幼年、水の町』、『影を歩く』、『かきがら』他多数。主なエッセイ集に
『屋上への誘惑』、『産屋』、編者として詩のアンソロジー『通勤電車で読む詩集』ほか。『池澤夏樹個人
編集 日本文学全集』に「百人一首」の現代語訳と解説を執筆。
吉田栄人(よしだしげと)
東北大学大学院国際文化研究科准教授。1960年、熊本県天草生まれ。ラテンアメリカ民族学、ユカタ
ン・マヤ社会の祭礼や儀礼、伝統医療、言語、文学などを専門とする。主な著書に『メキシコを知るため
の60章』(明石書店、2005年)、訳書に、ソル・ケー・モオ『穢れなき太陽』(水声社、2018年。2019年
度日本翻訳家協会翻訳特別賞)、ソル・ケー・モオ『女であるだけで』(国書刊行会、2020年)、ホルヘ・
ミゲル・ココム・ペッチ『言葉の守り人』(国書刊行会、2020年)、イサアク・エサウ・カリージョ・カン、ア
ナ・パトリシア・マルティネス・フチン『夜の舞・解毒草』(国書刊行会、2020年)
〈新しいマヤの文学〉 吉田栄人 編訳
おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷
劇的に描いた、《世界文学》志向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/エンリケ・トラルバ 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに夜の森へ修行に出か
ける。不思議な鳥たちとの邂逅、精霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......
神話の森を舞台に少年の通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。
『爆弾魔』が本の雑誌7月号で紹介されました。
本の雑誌7月号で『爆弾魔』が紹介されました。
評者は書評家、編集者の藤ふくろう氏。
「いくつもの顔を持つ謎の淑女、気骨のある老婦人といった、強くて破天荒な女性たちが
紳士たちと読者を、強烈な引力で物語へ巻き込んでいく」
「既存著作のファンも、そうでない読者も楽しめる、すばらしい奇談小説」
R・L・スティーヴンソン、ファニー・スティーヴンソン
南條竹則 訳
定価 2,970円(本体価格2,700円)
爆弾テロリストたちの暗躍を経糸に、世紀末ロンドンや合衆国
の荒野を舞台に繰り広げられる、怪奇で波瀾万丈な奇談の数々。
ドイルやマッケンにも大きな影響を与えた連作小説、本邦初訳。
『戦国時代のハラノムシ』が東京人7月号で紹介されました。
東京人7月号で『戦国時代のハラノムシ』が紹介されました。
特集「はじめて知る東洋医学のチカラ」の中で、「戦国時代の『針聞書』に見る病気の正体」
として、収録図版とともに掲載されています。
東京人HP
長野仁・東昇 編
定価 1,100円(本体価格1,000円)
戦国時代の医学書『針聞書』に描かれた、人の体内に潜んで病気を
引き起こすと考えられていた、奇妙奇天烈でキモカワイイ、63匹の
虫の図を収録した、子供から大人まで楽しめるユカイな画集。オールカラー。
『海の鎖』刊行記念&《未来の文学》シリーズ完結記念 大森望×橋本輝幸トークイベント〈7/10(土)〉
SFシリーズ〈未来の文学〉最新刊にして最終巻の『海の鎖』(ガードナ―・R・ドゾワ他、伊藤典夫
編訳)が刊行されます。日本を代表するSF翻訳家:伊藤典夫が精選した作品を集めた海外SFア
ンソロジーです。
また〈未来の文学〉シリーズは2004年に刊行開始、ジーン・ウルフやアルフレッド・ベスター、サミュ
エル・R・ディレイニーなどの幻の傑作(奇作)SFを集めた、全20冊となる海外SF叢書です。
本書の刊行と〈未来の文学〉シリーズ完結を記念しましてトークイベントを開催いたします。
出演者は、本シリーズ企画時からご協力いただいているSF翻訳家の大森望さん、学生時代に本
シリーズに出会ったというSF書評家・研究家の橋本輝幸さん。お二人ともSFアンソロジーの編纂
に携わっているアンソロジストでもあります。
お二人には
*新刊『海の鎖』そしてアンソロジーの魅惑
*A Young Person's Guide to〈未来の文学〉
今まで1冊も手にとったことがない、という方への読書案内などについて語っていただく予定です。
(本屋B&B公式HPより)
皆さま是非ご参加ください。
※本イベントは配信(リアルタイム+アーカイブ)と来店でご参加いただけるイベントです。
〈伊藤典夫アンソロジー『海の鎖』刊行記念&《未来の文学》シリーズ完結記念
大森望×橋本輝幸トークイベント「《未来の文学》入門」〉
◆出演:大森望、橋本輝幸
◆日時:7月10日(土) 19:00~21:00 (18:30開場)
◆場所:本屋B&B
〒155-0033
東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F
◆入場料:来店参加:1650円/配信参加:1650円 ※いずれも税別
予約申し込みページ→https://bb20210710b.peatix.com/
イベント詳細ページ
【来店での参加につきまして】
・最大100名まで入る会場で、最大人数10名と絞りゆとりを持って設営しております。
・来店での参加の際にはマスクの着用をお願いしております。
・店頭に消毒用のアルコールをご用意しておりますので入店の際にご協力をお願いいたします。
・ドリンクの提供は中止しております。
・来店チケットをご購入された方も配信(リアルタイム&アーカイブ)でご覧いただけます。
当日体調などに不安がある方はこちらをご利用ください。
【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします。
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください。
・配信はリアルタイムと2週間のアーカイブでご視聴いただけます。アーカイブでの視聴方法に。
つきましては、イベント終了後にご案内いたします。
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信
の停止を行うことがございます。ご注意ください。
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください。
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、ご購入後のお客様都合によるキャンセル
は承っておりません。何卒ご了承ください。
【出演者プロフィール】
大森望(おおもり・のぞみ)
1961年高知生まれ。書評家・SF翻訳家・SFアンソロジスト。著書に『21世紀SF1000』、『新編 SF
翻訳講座』、《文学賞メッタ斬り!》シリーズ(豊崎由美と共著)、《読むのが怖い!》シリーズ(北上
次郎と共著)など。アンソロジーに《NOVA 書き下ろし日本SFコレクション》、《不思議の扉》の各シ
リーズのほか、『星雲賞SF短編傑作選 てのひらの宇宙』など。訳書にコニー・ウィリス『ブラックア
ウト』『オール・クリア』、劉慈欣『三体』、テッド・チャン『息吹』など多数。責任編集の《NOVA》全10
巻、共編の『年刊日本SF傑作選』で、第34回・第40回日本SF大賞特別賞。
橋本輝幸(はしもと・てるゆき)
1984年北海道生まれ。大学卒業後の2008年から会社員ときどきSF書評家・研究家。第1回かぐや
SFコンテスト審査委員長。編書に『2000年代海外SF傑作選』『2010年代海外SF傑作選』(共にハヤ
カワ文庫SF)など。キジ・ジョンスン『霧に橋を架ける』(三角和代訳、創元海外SF叢書)、チャールズ・
ユウ『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』(円城塔訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)ほか解説
執筆。個人プロジェクトRikka Zineもゆるやかに進行中。
『日本近代建築大観』が東京新聞6/12付で紹介されました。
東京新聞6/12付で『日本近代建築大観』が紹介されました。
「異文化だった西洋様式が次第に定着した流れが分かる」
「建物の平面図や歴史コラムも豊富」
石田潤一郎・米山勇 監修
定価 16,500円(本体価格15,000円)
幕末以降の約100年間に完工し、戦後75年を経た今でも各所に
残る主要建築物約300棟を、建設当時の時代背景を交えながら
カラー写真で紹介した書籍版「日本近代建築博物館」。
『膠を旅する』が各紙で紹介されました。
・日本経済新聞6/11付
「伝統文化と深く結びつきながら、なぜ伝統的な膠は途絶えていったのか。過去、現在、
そして未来を考察する」
「歴史や背景を知ることで、膠は単なる修復材にとどまらない、生活に密着したひとつの
文化だということがよく分かる」
日本経済新聞HP
・和樂web
展覧会情報を中心に、多くの画像とともに紹介されています。
内田あぐり 監修
青木茂・上田邦介・金子朋樹・北澤智豊・北澤憲昭・小金沢智・
後藤秀聖・朴亨國・山本直彰 著
定価 4,180円(本体価格3,800円)
古くから絵画をはじめ建造物や工芸品、楽器などの接着剤と
して使用されてきた伝統素材「膠」。 これまで顧みられること
の少なかった膠の知られざる歴史を照射する類例のない試み。
『膠を旅する』がPIGMENT TOKYOで紹介されました。
伝統画材ラボPIGMENT TOKYOのウェブサイトで『膠を旅する』が紹介されました。
展覧会情報と監修者の内田あぐり氏のインタビューを中心に取り上げられています。
〈新しいマヤの文学〉フェア開催
6月19日(土)開催予定のオンライン対談〈小池昌代×吉田栄人「ようこそ、新しいマヤ文学の
世界へ『夜の舞・解毒草』を読む」〉に関連して〈新しいマヤの文学〉フェアを開催いたします。
フェア特典として、1冊につき1枚クラフト・エヴィング商會特製しおりをお付けいたします。
是非この機会に豊穣なマヤ文学の世界に触れてみてください。
◆フェア開催店舗
※開催時期は店舗によって異なります。ご来店の際は各店にてご確認ください。
明文堂書店 TSUTAYA 金沢野々市店
ジュンク堂書店 旭川店
ブックマンズアカデミー 太田店
ジュンク堂書店 藤沢店
こまつ書店 鈴川店
ジュンク堂書店 池袋本店
喜久屋書店 神戸学園都市店
戸田書店 高崎店
くまざわ書店 津田沼店
MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
ジュンク堂書店 三宮店
正文館書店 知立八ツ田店
有隣堂 ヨドバシAKIBA店
らくだ書店 本店
こまつ書店 東根店
こまつ書店 西田店
カルコス 穂積店
金沢ビーンズ明文堂
〈NPO法人イスパJP主催 第4回スペイン語文学イベント
対談・小池昌代x吉田栄人
「ようこそ、新しいマヤ文学の世界へ『夜の舞・解毒草』を読む」〉
◆日時:2021年6月19日(土) 14:00~16:00
◆定員:80名
◆料金:一般参加1,500円
イスパJP会員参加1,000円
書籍つき一般参加3,900円
(申込受付次第『夜の舞・解毒草』を「クラフト・エヴィング商會特製しおり」とともに送料無料で送付)
書籍つきイスパJP会員参加3,400円
(申込受付次第『夜の舞・解毒草』を「クラフト・エヴィング商會特製しおり」とともに送料無料で送付)
※いずれも6月30日まで録画配信つき
※NPO法人イスパJP会員は参加費が割引になります。
入会を希望される方は、別途こちらからお申込みください。
◆参加方法:WEB申し込み
イベント詳細ページ
〈新しいマヤの文学〉 吉田栄人 編訳
おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷
劇的に描いた、《世界文学》志向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/エンリケ・トラルバ 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに夜の森へ修行に出か
ける。不思議な鳥たちとの邂逅、精霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......
神話の森を舞台に少年の通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。
『アート・スピリット』がダ・ヴィンチ7月号で紹介されました。
ダ・ヴィンチ7月号で『アート・スピリット』が紹介されました。
NEWSのメンバーで作家の加藤シゲアキ氏が読み返す10冊として取り上げらています。
ダ・ヴィンチニュース
『近現代日本の民間精神療法』が宗教研究 400号で紹介されました。
宗教研究 400号で『近現代日本の民間精神療法』紹介されました。
評者は社会学者の熊田一雄氏。
「文句なしに労作」
「現代日本の精神医療が薬物療法中心主義と認知行動療法中心主義に染まりがちなことに対する人々の
不満が、『近現代日本の民間精神療法』を再考しようという社会的ニーズになっているのだと思う」
栗田英彦・塚田穂高・吉永進一 編
定価 4,400円(本体価格4,000円)
霊術・精神療法は、明治以降に流入したエネルギー概念や心身技法と
伝統的宗教技法が融合して生み出された〈近代化された呪術〉。その
技法と思想の系譜をグローバルな視点からひも解くオカルトヒストリー。
『膠を旅する』が朝日新聞6/8付で紹介されました。
朝日新聞6/8付夕刊で『膠を旅する』が関連展覧会情報とともに紹介されました。
「日本画の制作で、伝統的な素材の膠(にかわ)はいまも欠かせない。画家たちは岩絵具を膠液で
溶いて絵を描いてきた。だが、国内の膠生産が危機的な状況にあることはあまり知られていない」
「武蔵野美術大学は2017年から21年まで膠に関する共同研究を実施し、その成果をまとめた『膠
を旅する』を出版、同名の展覧会を同大学美術館で開催」
「展覧会場には、調査の映像や写真、様々な膠に加えて、牛や鹿の乾皮、生皮を広げる木枠、脱毛
処理をするせん刀などが並び、膠が動物の一部から生み出されていることを改めて実感させる」
朝日新聞DIGITAL
内田あぐり 監修
青木茂・上田邦介・金子朋樹・北澤智豊・北澤憲昭・小金沢智・
後藤秀聖・朴亨國・山本直彰 著
定価 4,180円(本体価格3,800円)
古くから絵画をはじめ建造物や工芸品、楽器などの接着剤と
して使用されてきた伝統素材「膠」。 これまで顧みられること
の少なかった膠の知られざる歴史を照射する類例のない試み。
『山の人魚と虚ろの王』が図書新聞6/12付で紹介されました。
図書新聞6/12付で『山の人魚と虚ろの王』が紹介されました。
評者は作家の高原英理氏。
「ストーリーの面白さや謎解きの妙やキャラクターの魅力で読ませる小説とは別な、
それら「エンターテインメント要素」をほとんど持たないのに読者を獲得する小説」
「私にはこのような自分専用の鑑賞こそ、山尾悠子の小説を読むということで、それ
はまた小説を通じて自他の間に横たわる秘密を摑むということである」
図書新聞HP
『インディゴ』 刊行記念オンライントークイベント〈7/3(土)〉
『インディゴ』(クレメンス・J・ゼッツ著、犬飼彩乃訳)の刊行を記念して、
著者・訳者を迎えたオンラインイベントを開催します。
◆日時:7月3日(土)19時~
※日独同時通訳付き
◆料金: 無料
※要申込み
※インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です
お問い合わせ:ゲーテ・インスティトゥート/bibliothek-tokyo@goethe.de
イベント申込・イベント詳細ページ
クレメンス・J・ゼッツ/犬飼彩乃 訳
定価 3,520円(本体価格3,200円)
謎多き病、消息を絶つ子供たち......その謎を探ろうとして解雇された
数学教師は果たして犯罪に手を染めたのか? 15年後、かつての教え
子は真相を追いかけていく。神童ゼッツによる傑作長篇がついに邦訳!
「膠を旅する──表現をつなぐ文化の源流」展開催〈6月20日(日)まで〉
日本画の伝統的画材である膠は、絵具と支持体をつなぎとめる素材として、多様な表現を生み出し
ながら、連綿と続く日本画の系譜を支えてきました。しかしながら、今日において伝統的な手工業に
よる膠の生産は途絶えています。
本展は、本学共同研究「日本画の伝統素材『膠』に関する調査研究」の成果発表展として、膠づくり
の歴史的・社会的背景を見つめ直す現地調査のドキュメントを中心に、実際の動物の皮といった実
物資料、さらには当館所蔵の日本画等の膠を用いた作品表現をご紹介します。動物の骨や皮を主
な原料とする膠づくりの源流をたどる旅を通して、各地の動物資源の利用とその社会史、膠がつな
ぐ表現の諸相を多角的に見つめます。(武蔵野美術大学 美術館・図書館HPより)
※一般(学外)の方は事前に「入館予約」が必要です。
武蔵野美術大学 美術館・図書館では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、展覧会の
開催を学内(学生・教職員)のみに限定しておりましたが、2021年6月5日(土)より開館日時を変更
し、十分な感染防止対策を講じたうえで一般(学外)の方への開館を【土・日曜のみ、完全予約制】
にて再開いたします。
一般の方におかれましては、事前に来館日時をご予約のうえ、ご来場いただきますようお願いいた
します。
詳細はこちらをご覧ください。
「膠を旅する──表現をつなぐ文化の源流」展
◆会期:2021年5月12日(水)-2021年6月20日(日)
◆時間:月・水・木・金曜【学内限定】12:00-18:00
土・日曜【一般(学外)限定】①10:00-12:00、②12:30-14:30、③15:00-17:00
※6/5のみ ①12:30-14:30、②15:00-17:00
◆休館日:火曜日
◆入館料:無料
◆会場:武蔵野美術大学美術館 展示室4・5
〒187-8505 東京都小平市小川町1-736
[入館方法]一般(学外)の方は曜日限定の完全予約制となります。
入館可能日時を確認の上、下記フォームよりご予約ください。
「美術館入館予約」フォーム
展覧会公式ページ
★展覧会関連書籍
内田あぐり 監修
青木茂・上田邦介・金子朋樹・北澤智豊・北澤憲昭・
小金沢智・後藤秀聖・朴亨國・山本直彰 著
定価 4,180円(本体価格3,800円)
古くから絵画をはじめ建造物や工芸品、楽器などの接着剤として
使用されてきた伝統素材「膠(にかわ)」。 これまで顧みられる
ことの少なかった膠の知られざる歴史を照射する類例のない試み。
『名人を獲る』が山梨日日新聞5/26付で紹介されました。
山梨日日新聞5/26付で『名人を獲る』が紹介されました。
「足跡をたどりながら、素顔や人生観、将棋界の枠を超えた幅広い交流や活動を伝えている」
「「相手の大事な一戦こそ全力で戦え」という勝負哲学を生んだ原点となった対局にまつわる
エピソードをつづっている」
「日本将棋連盟の会長として、連盟の財政再建や将棋の普及に尽力した姿も描いている」
さんにちEye 山梨日日新聞電子版
『山の人魚と虚ろの王』が各誌で紹介されました。
・文學界6月号(川野芽生/歌人)
「この語りは〈虚ろ〉なのである。回想とは本来そのようなものなのでは、とも思う」
「このものがたりの〈私〉は生と死、夢と現、過去と現在という二項対立をぼやかしながら
浮遊し続ける」
「読者をもてなすための仕掛けが随所にちりばめられているのも見どころ」
文藝春秋HP
・群像6月号(諏訪哲史/作家)
「「見る側の不在の主体、その無担保なる不安。だが不在の「私」によって「見られる側」の
夢の事物たちの異様にリアルな存在感。これら両者の理不尽なまでの不均衡」
「本作も既成の芸術作品のモチーフ、おびただしい断片の蒐集型録としてのシュルレアリスム
的なコラージュ手法によって成立している」
群像公式サイト
『山の人魚と虚ろの王』が週刊読書人5/28付で紹介されました。
週刊読書人5/28付で『山の人魚と虚ろの王』が紹介されました。
評者は俳人の坪内稔典氏。
「読者であるわたしがひかれたのは、妻の性癖と表情、そして旅牛の登場」
「私と妻の新婚旅行はもしかしたら『銀河鉄道の夜』と同じようにあの世の旅なのかも」
「やや長い散文詩としてこの小説を楽しんだ」
また、『夜想♯山尾悠子』についても同紙面で紹介されています。
評者はフリーライターの宮崎智之氏。
「山尾悠子の言葉でできた作品に触れるとき、その法外さに足が竦む思いがする」
「絵画的なイメージと、彫琢された言葉の積み重ねによって山尾作品がつくられていると
指摘されている」
「本書は昔からの熱心な読者だけではなく、はじめての読者にとっても山尾作品を楽しむ
ための道標となる」
週刊読書人HP