毎日新聞5/26付東京夕刊で『膠を旅する』関連記事が掲載されました。
「「牛は鳴き声しか捨てるところがない」と言うように、にかわは、最後のくず皮まで動物の命を
活用し尽くす象徴のような存在」
「大野智世学芸員は「動物を育てる人、解体する人、加工する人、多くの人々が関わる一連の
作業の最後に生まれるにかわ。そこから動物の命を利用する文化の流れも見えてくる」と語る。
毎日新聞HP
内田あぐり 監修
青木茂・上田邦介・金子朋樹・北澤智豊・北澤憲昭・小金沢智・
後藤秀聖・朴亨國・山本直彰 著
定価 4,180円(本体価格3,800円)
古くから絵画をはじめ建造物や工芸品、楽器などの接着剤として世界
中で使用されてきた伝統素材「膠(にかわ)」。 これまで顧みられる
ことの少なかった膠の知られざる歴史を照射する類例のない試み。