図書新聞5/22付で『「写真の都」物語』が紹介されました。
評者は明治大学教授の倉石信乃氏。
「全6章を豊富な図版と的確な解説、さらにはこれまで見過ごされてきた個人と集団、作品
と雑誌・写真集の「発見」で綴る」
「地域に密着・限局した視点と日本全体における写真表現を縮約的に表す大きな視点とが
絶えず交叉している」
「竹葉は写真史と社会史の重なり合う一般的な展開を押さえつつも、そこに生じている偏差
や例外にこそ焦点を当て、単線的な歴史記述を複雑に綾なすものへと捉えなおしていく」
更新日:2021/05/17
キーワード