週刊読書人5/7号で『探偵小説と〈狂気〉』が紹介されました。
評者は日本近代文学研究者の落合教幸氏。
「探偵小説は、その初期から精神についての科学的知見と密接な関係にあった」
「多くの探偵作家の作品を見ていくことで、〈狂気〉の作品での使われ方や同時代の事象・言説との
かかわりにも、さまざまなかたちがあることがわかってくる」
「〈狂気〉は変格探偵小説の怪奇幻想を演出するというだけではなく、ときに小説の根幹を担うもの
でもあることがわかってくる」
週刊読書人HP
更新日:2021/05/10
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