週刊読書人3/26付で『マリ・ド・メディシス』が紹介されました。
評者はフランス文学者の藤林道夫氏。
「譲らない母后マリ、自己主張を強めるルイ13世、したたかなリシュリュー。副題「母と息子の骨肉の争い」が展開する
後半の主要人物はこの3人」
「覚悟を決め、固有名詞に気を配りながら読み進めば、読了時の達成感は間違いない」
「訳業に敬意を表したい」
週刊読書人HP
ミシェル・カルモナ/辻谷泰志 訳
定価 9,680円(本体価格8,800円)
イタリアのトスカナ公女マリは仏王アンリ四世と結婚。夫の暗殺後、
息子のルイ十三世の摂政を務めるが、宰相リシュリューの処遇で息子
と対立、亡命する。波乱万丈の女性の生涯を描く大著、ついに刊行!