読売新聞3/15付夕刊関西版で『山の人魚と虚ろの王』が著者インタビューを交えて紹介されました。
「妖美なイメージを経由して、読者を幻想の世界に引きずり込んでいく」
「装丁にもあしらったルドンの1作がモチーフになっている。「絵の中に行けるとしたら、どんな道筋か」
を考えたという」
「虚実を捉えがたい不思議な手触りの作品も、底流にあるのは意外にあっさりとした純粋な思い。
「読んで、旅をしているような楽しい気分になってくれたらそれでいい」という」
『山の人魚と虚ろの王』 ★3/19重版出来予定
山尾悠子
定価 2,640円(本体価格2,400円)
風変わりな若い妻を迎えた男。 秋の新婚の旅は〈夜の宮殿〉
その他の街を経て、機械の山へ。 圧倒的なイメジャリーに
満ちた驚異と蠱惑の旅のものがたり。