朝日新聞2/6付で『水の迷宮』が紹介されました。
評者は朝日新聞文化くらし報道部記者の福田宏樹氏。
「ありそうでなかった種村季弘の泉鏡花論集」
「『高野聖』や『草迷宮』『春昼』『春昼後刻』といった絶品にも触れながら、妖怪亡霊、母性思慕、ドッ
ペルゲンゲルと総覧して鏡花文学を鮮やかに読み解く」
「鏡花作品の奥深さを教えられると同時に、鏡花論の高峰が、著者の残した広範かつ膨大な仕事に
あってはごく一部でしかないことにも震撼する」
朝日新聞DIGITAL
種村季弘
定価 4,950円(本体価格4,500円)
泉鏡花賞作家の種村季弘が30有余年にわたって書いた、我が国最高
の幻想文学作家・泉鏡花を論じる力作評論、エッセー、講演録16編を
集大成。約半分が今回はじめて単行本に収録される作品。