・日本経済新聞12/26付
評者は評論家の野崎六助氏。
「初訳まで200年近く。その存在は知っていた」
「「首斬り役人」に成りきったこのバルザック・タッチ。鬼気迫る異様な傑作」
日本経済新聞HP
・北國新聞12/19付、北日本新聞12/19付、秋田さきがけ12/20付、高知新聞12/20付
評者は作家の小野正嗣氏。
「特権的でありながら呪われた職業にまつわるさまざまな逸話を語る」
「読んでいて飽きないのは、この回想録を描いたのが19世紀フランスの文豪バルザックだからか」
「死刑執行人制度について徹底的に調査し、実在の人物、サンソンになりきって語る。(中略)
映像が目に浮かび、場にふさわしい効果音と音楽が聞こえてきそうな描写は、俗っぽさと崇高
さが混在し、まさにバルザック!」