・キネマ旬報 12月下旬号
評者は映画ライターの金澤誠氏。
「興味深い資料が盛りだくさんだが、例えば撮影を担当した宮川一夫とこの作品で初めて黒澤映画の
スクリプターを務めた野上照代が現場で使った撮影脚本を基に、一つのシーンがどのように撮影され
たかを解析した部分などは、完成した映画と見比べて読み取っていくと面白い」
「まさに映画に歴史あり。そのことを体感させる1冊」
・ダ・ヴィンチ1月号
評者はライターの土田みき氏。
「どのようにシナリオが生まれ、セットが組まれ、撮影が進められ、世界で評価されたのか。台本や絵
コンテ、風景や人物のスナップ写真、ポスターやパンフレット、書状など図版も豊富に全貌を明かす」