ミステリマガジン1月号で『歌う骨』『アラバスターの手』『ウィトゲンシュタインの愛人』が紹介されました。
『ソーンダイク博士短篇全集 第1巻 歌う骨』
「ワクワクが止まらない好企画」(横井司氏/探偵小説研究会)
「ソーンダイクものを全篇収録しようという試み。コロンボにも重大な影響を与えたフリーマンの人となりに
ついては長文の訳者解説が詳しい」(松坂健/ミステリ研究者)
「まさに壮挙」「図版や解説も充実」(新保博久/ミステリ評論家)
『アラバスターの手』
「本好きにはたまらない恐怖短編集。古い作品なのにどれもエレガント」(小山正氏/ミステリ研究家)
「古書がテーマ、しかも怖い話ということで、二重の意味でぞくぞく」(北原尚彦氏/作家・翻訳家)
『ウィトゲンシュタインの愛人』
「語り手の混沌とした記憶の連鎖にまさに"心から離れた"時間を体験できる」(慶応義塾大学推理小説同好会)
「言語と記憶、そして書くことに関する〈アメリカ実験小説の最高到達点〉の一冊である。しかも難解ではなく
読みやすいところがまたよい」(風間賢二/翻訳家)
R・オースティン・フリーマン/渕上痩平 訳
定価 3,960円(本体価格3,600円)
ホームズ最大のライバル、名探偵ソーンダイク博士シリーズ中短篇を
全3巻に集成。第1巻は第一短篇集『ジョン・ソーンダイクの事件記録』
と倒叙推理集『歌う骨』。初出誌から挿絵・図版収録の新訳決定版。
A・N・L・マンビー/羽田詩津子 訳/紀田順一郎 解説
定価 2,970円(本体価格2,700円)
不気味な古書店主、呪われた聖書台、年代物の時禱書に隠された秘密、
魔術書の怪......ケンブリッジ大学図書館フェロー、英国書誌学会長を務めた
作家マンビーによる、全14篇の比類なき書物愛に満ちた異色の古書怪談集!
デイヴィッド・マークソン/木原善彦 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
地上最後の一人の女性が、海辺の家で暮らしながら、終末世界の
「非日常的な日常」をタイプライターで書き綴る......息をのむほど美
しい〈アメリカ実験小説の最高到達点〉。推薦=柴田元幸・若島正。