・図書新聞11/21付
担当編集者によるシリーズ紹介記事
「21世紀の現代でも、マヤ人の末裔たちによってマヤ語は話されており、マヤ語にによる現代文学
作品が多く書かれています」
「フェミニズム小説、ファンタジー、幻想小説という多様なジャンルから、21世紀以降の特に優れた
マヤ文学作品を厳選紹介」
「物語そのもののパワフルな牽引力、普遍性のあるテーマ、言葉の持つ豊かな力によって、地球の
裏側でも変わらない、根源的な読書の愉しみを味わうことができます」
図書新聞HP
・静岡新聞11/8付
『言葉の守り人』書評
「全3冊のうちに2冊目となる本書には、アニミズム的な色彩が強くにじみ出ていて、独特の魅力がある」
「今を生きる「言葉の守り人」が、過去から引き継がれてきたマヤの「お話」を、近代的な文学の形式
で語りなおした記録と読むことができる」
「マイノリティーがどのように世界観を語り継ぐかの試みでもあるだろう。それを読めるのがうれしい」
・ナンクロメイト 12月号
文芸評論家、書評家の牧眞司氏による『夜の舞・解毒草』書評
「土着的なマヤ文化の想像力と、現代社会で少数派として生きる実態とが、物語のなかに立ち上がる」
「奇をてらったところがなく、伸びやかで力強い」
・NHKラジオ まいにちスペイン語 12月号
『夜の舞・解毒草』書評
「夢幻的な「夜の舞」と、寓意的な「解毒草」の2編を収録」
〈新しいマヤの文学〉 吉田栄人 編訳
おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷
劇的に描いた、《世界文学》志向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/エンリケ・トラルバ 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに夜の森へ修行に出か
ける。不思議な鳥たちとの邂逅、精霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......
神話の森を舞台に少年の通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。