・メキシコの旅行会社発行のフリーペーパー「Tabi Tabi TOYO」 No.184で
本シリーズの訳者吉田栄人氏へのインタビューが掲載されました。
「文法の深層レベルにおいて、マヤ語は日本語にとても似ているところがあると私は思います」
「先住民作家たちは先住民自身が今現在暮らす環境(社会的なものを含みます)をいかに言語化し、
またそこにどんなメッセージを込めればいいのかを考えています」
Tabi Tabi TOYO Noviembre 2020 No.184 デジタルカタログページ
・東京人12月号で『夜の舞・解毒草』が紹介されました。
評者は詩人、小説家の小池昌代氏。
「夢の内外を自由に行き来する、怖いような自在感に酔わされる」
「「夜の舞」では、少女の夢見る力が、古い父権制的社会を批判し、突き破り、世界に届く普遍性を
獲得しているように思われる」
「異物感を残す素晴らしい翻訳を、心から楽しんだ」
〈新しいマヤの文学〉 吉田栄人 編訳
おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷
劇的に描いた、《世界文学》志向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/エンリケ・トラルバ 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに夜の森へ修行に出か
ける。不思議な鳥たちとの邂逅、精霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......
神話の森を舞台に少年の通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。