週刊読書人10/30付で『トンネル』が紹介されました。
評者はSF評論家の海老原豊氏。
「本書が描くのは人間とテクノロジーの関係にとどまらない。二十世紀初頭の社会をテクノロジー、
経済、文化、ロマンス、そしてメディアという切り口から多面的に提示する」
「大衆作家ならではの活力と鮮明さに満ちた筆致で、読者を物語の世界へと連れていく観光文学の
様相すら呈する」
「二十世紀初頭の変わりゆく社会・人間像を、私たちの生きる二十一世紀の社会と私たち自身に
結びつけている」
読書人WEB
ベルンハルト・ケラーマン/秦豊吉 訳
定価 3,850円(本体価格3,500円)
手塚治虫、筒井康隆両氏が激賞するドイツSFの嚆矢!大西洋を24時間で
結ぶ超特急の夢を追う、人類史上かつてないプロジェクト。手塚治虫氏
をして、初期長篇マンガ『地底国の怪人』を描かせた幻の翻訳書!