戦略研究27号で『大いなる聖戦』が紹介されました。
評者は自衛隊幹部学校戦史教官室の由良富士雄氏。
「本書は戦略爆撃に対する評価の変遷等、新たな研究成果をしっかりと盛り込むことにより、歴史的事実の
再評価の過程を分かりやすく追っており、歴史的事実の評価がいつまでも不変のままで終わることはない、
むしろ流動性があることを明示する」
「現在入手できる最高の第二次世界大戦の通史」
「国際情勢を見通す立ち位置を提供し、さらに新たな戦略理論の創造にも寄与しうる」
H・P・ウィルモット/等松春夫 監訳
各定価 5,060円(各本体価格4,600円)
20世紀の戦争と戦略に関する研究を進めてきた斯界の碩学が、第二次
大戦における通念の数々を、新たな視座に基づいた緻密な分析によって
刷新し、その相貌を巨細にわたり描き切った決定的大著。