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映画『羅生門』展 開催中〈~12/6(日)〉

更新日:2020/09/30

撮影現場、宣伝公開から映画祭受賞、世界への影響まで――日本映画史上の傑作を徹底解剖!

1950年8月26日に劇場公開された映画『羅生門』は、国内では大ヒットにはならなかったものの、監督
黒澤明の芸術的な野心が認められ、1951年9月にヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞、さらに
1952年3月に米国アカデミー賞名誉賞を受けることで国際的な評価を確立し、黒澤の、ひいては日本
映画の水準の高さを世界に知らしめ、戦後復興のひとつの象徴にもなりました。
『羅生門』は、黒澤の卓越した演出力だけでなく、それまでの日本映画の作り方を革新した数々のスタッ
フワークに支えられています。この展覧会では、世界初展示の品も含めてこうした名スタッフの功績の
実際をデジタル展示も用いて紹介するほか、それぞれくっきりした人物像を創造した三船敏郎・京マチ
子・森雅之・志村喬といった名優にも注目、さらにはヴェネチアでの受賞をめぐる当時の資料やこの映
画が世界に与えた影響についても触れます。(国立映画アーカイブHPより)

※国書刊行会より本展図録を刊行。

〈公開70周年記念 映画『羅生門』展〉
◆会期:2020年9月12日(土)~12月6日(日)
◆会場:国立映画アーカイブ  展示室
    〒104-0031東京都中央区京橋 3-7-6
     ・東京メトロ銀座線京橋駅出口1より徒歩1分
     ・都営地下鉄浅草線宝町駅出口A4より徒歩1分
     ・東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅出口7より徒歩5分
     ・JR東京駅八重洲南口より徒歩10分   
◆開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)
◆観覧料:一般250円/大学生130円
      シニア・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は1名まで)、
                      国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
      ※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。

展覧会詳細ページ

【巡回予定】2021年2月6日(土)~3月14日(日) 京都府京都文化博物館 総合展示室

【関連上映】〈生誕100年 映画俳優 三船敏郎〉
◆会期:2020年10月2日(金)~10月22日(木)
    
上映企画 「生誕100年 映画俳優 三船敏郎」で『羅生門』を上映します。

『羅生門』[デジタル復元版](88分・35mm・白黒)
 ・10月3日(土)11:00
 ・10月22日(木)12:30

生誕100年 映画俳優 三船敏郎


☆10月13日会場先行発売/以降、全国書店にて取り扱い
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国立映画アーカイブ・映像産業振興機構 監修
定価 2,640円(本体価格2,400円)
1950年8月26日の劇場公開以降、日本映画の水準の高さを世界に
知らしめた傑作『羅生門』。 企画から撮影、宣伝公開、世界展
開にいたるまで色褪せることのないその魅力を多角的に徹底解剖。

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