2020年7月
2020年7月情報一覧です。
『おお、あなた方人間、兄弟たちよ』が週刊新潮7/30付で紹介されました。
週刊新潮7/30付で『おお、あなた方人間、兄弟たちよ』が紹介されました。
評者は書評家の豊﨑由美氏。
「他者の善意を信じ、愛し愛されたいと願っていた愛想のいい快活な少年が、香具師の罵詈雑言と周囲の
無関心に打ちのめされ、町を彷徨する。(中略)ヘイトという〈心に生えている犬歯〉をむき出しにする人に、
この少年があなた方をどんなふうに〈赦す〉のか、実際に読んで知っていただきたい」
「少年の名は、第二次世界大戦時にはユダヤ人救済の活動に身を投じた、1895年生まれの物故作家アル
ベール・コーエン」
「〈憎む人をたった一人でもいい、変えられるなら〉という気持ちで執筆した本」
アルベール・コーエン/紋田廣子 訳
定価 3,740円(本体価格3,400円)
1905年仏マルセイユ。10歳の少年が誕生日に、ユダヤ人である憎しみの
言葉を投げつけられた......。アカデミーフランセーズ賞作家コーエンの
原点がここにある。人生の黄昏時77歳でものした、思いやりと赦しの書。
『言葉の守り人』が各紙で紹介されました。
・7/19付 愛媛新聞、日本海新聞、大分合同新聞
評者は共同通信記者の鈴木沙巴良氏。
「アニミズム的な色彩が強くにじみでていて、独特の魅力がある」
「言葉は平易ながら、五感に訴える豊かな描写が印象に残る」
「今を生きる「言葉の守り人」が、過去から引き継がれてきたマヤの「お話」を、近代的な文学の形式
で語りなおした記録と読むことができる。どのように世界観を語り継ぐかの試みでもあるだろう」
『近未来戦を決する「マルチドメイン作戦」』が動画配信サイトチャンネル桜7/25配信で紹介されました。
画配信サイトチャンネル桜7/25配信で『近未来戦を決する「マルチドメイン作戦」』が紹介されました。
チャンネル桜代表取締役社長で政治活動家の水島総氏が紹介してくださっています。
2時間56分40秒頃の放送になります。
チャンネル桜 7/25配信
【討論】世界覇権は中国に!?
日本安全保障戦略研究所 編著
定価 2,970円(本体価格2,700円)
近未来戦に革命的変化をもたらす「マルチドメイン作戦」! 先行
するロシアと中国、追う米国、後塵を拝する日本。マルチドメイン
作戦をわかり易く解説し、日本の課題や問題点を考える警世の書。
『橿原神宮史 続編』が神社新報7/27付で紹介されました。
神社新報7/27付で『橿原神宮史 続編』が紹介されました。
評者は宮崎県鵜戸神宮宮司黒岩昭彦氏。
「「序」に「資料の羅列では無く読み物として執筆戴」いたとあるやうに、橿原神宮の戦中・戦後史が平易な
文章で綴られてゐる」
「橿原神宮はイデオロギー的な御神威の発揚といふ一面と、純粋な信仰的一面を持つ神社であって、この
二面性の解き方こそが橿原神宮史の要諦であったと思ふ。本書の比重は後者に向けられてゐると見るが、
橿原神宮の進むべき指針を示してゐるのであらう」
神社新報HP
田浦雅徳 監修/長谷川怜・谷口裕信・大平和典
定価 3,300円(本体価格3,000円)
明治23年に創建された、旧官幣大社、橿原神宮。太平洋戦争末期
の昭和18年から御鎮座130年となる令和2年まで、数々の困難を乗
り越えた77年の歩み。橿原神宮所蔵の貴重な画像を多数収録。
大好評!!『ウィトゲンシュタインの愛人』POP出来!
発売たちまち話題の『ウィトゲンシュタインの愛人』のPOPを作成いたしました。
ケッソクヒデキ氏による装画を元にした2種をご用意。
店頭でお買い求めの際の目印に!
『ウィトゲンシュタインの愛人』
デイヴィッド・マークソン/木原善彦 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
地上最後の一人の女性が、海辺の家で暮らしながら、終末世界の
「非日常的な日常」をタイプライターで書き綴る......息をのむほど
美しい〈アメリカ実験小説の最高到達点〉。推薦=柴田元幸・若島正。
デイヴィッド・マークソン/木原善彦 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
地上最後の一人の女性が、海辺の家で暮らしながら、終末世界の
「非日常的な日常」をタイプライターで書き綴る......息をのむほど
美しい〈アメリカ実験小説の最高到達点〉。推薦=柴田元幸・若島正。
『怪異の表象空間』が週刊読書人7/24付で紹介されました。
週刊読書人7/24付で『怪異の表象空間』が紹介されました。
2020年上半期の収穫からの中で、日本近代文学研究の石原千秋氏、日本近現代学の日比嘉高氏が
取り上げてくださっています。
「やがて怪異は科学によって常識から排除される。それがむしろ今に至るまでサブカルチャー
に生き残った過程だという」
「一柳怪異学の完成」
(石原千秋氏)
「近代文学研究の枠を超え、オカルト論、精神文化論の領域で幅広く活躍」
「怪異研究であると同時に優れた表象論、メディア論でもある」
(日比嘉高氏)
『怪異の表象空間 メディア・オカルト・サブカルチャー』
一柳廣孝
定価 3,960円(本体価格3,600円)
日本の近現代は怪異とどう向き合ってきたのか。明治期の
怪談の流行から1970年代のオカルトブーム、そして現代の
ポップカルチャーまで、怪異が紡いできた日本の文化表象
を多角的視座から探究する。
一柳廣孝
定価 3,960円(本体価格3,600円)
日本の近現代は怪異とどう向き合ってきたのか。明治期の
怪談の流行から1970年代のオカルトブーム、そして現代の
ポップカルチャーまで、怪異が紡いできた日本の文化表象
を多角的視座から探究する。
『おお、あなた方人間、兄弟たちよ』が図書新聞7/25付で紹介されました。
図書新聞7/25付で『おお、あなた方人間、兄弟たちよ』が紹介されました。
2020年上半期読書アンケートの中で、慶応義塾大学文学部教授(フランス文学・文化史)の
小倉孝誠氏が取り上げてくださっています。
『神武天皇論』が神社新報7/20付で紹介されました。
神社新報7/20付で『神武天皇論』が紹介されました。
評者は神戸女子大学名誉教授の米田雄介氏。
「『古事記』『日本書紀』の時代から近現代に至るまでの神武天皇のさまざまな姿を紹介する書物」
「本書において、はじめて神武天皇の通史が刊行された。神武天皇が記紀の中の伝承のみならず、神道
との関はりはもとより、仏教や陰陽道などとの関連があったことが指摘され、新時代の中で、別の価値を
附加されてきたことなどが説かれてをり、今後の神武天皇論の基本的文献の一つにならう」
神社新報 HP
清水潔 監修・著
定価 3,740円(本体価格3,400円)
神武天皇に関する史料を再検討し、その御一代と御代を考古学も用いて描き、
各時代の「神武天皇観」をたどる、神武天皇をご祭神として祀る橿原神宮の
御鎮座130年記念出版。
『言葉の守り人』が沖縄タイムス7/18付で紹介されました。
沖縄タイムス7/18付で『言葉の守り人』が紹介されました。
評者は共同通信記者の鈴木沙巴良氏。
「アニミズム的な色彩が強くにじみでていて、独特の魅力がある」
「言葉は平易ながら、五感に訴える豊かな描写が印象に残る」
「今を生きる「言葉の守り人」が、過去から引き継がれてきたマヤの「お話」を、近代的な文学の形式
で語りなおした記録と読むことができる。どのように世界観を語り継ぐかの試みでもあるだろう」
ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに
夜の森の奥へ修行に出かける。不思議な鳥たちとの邂逅、風の精
霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......神話の森を舞台に少年
が受ける通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。
『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』がBRUTUS8/1号で紹介されました。
BRUTUS8/1号で『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』が掲載されました。
著者乗代雄介氏のインタビューを中心に紹介されています。
「中学時代から続けている同名のブログに収められた600編から、作家が選び改稿した67の掌編」
「語彙に対する感覚や組み合わせも今とは違っていて、今ならこの言葉は出てこないな、というのも
ありますが、あまり手を入れず、つまり多少の恥ずかしさも含んだまま載せることにしました」
「昔自分が書いたもの、掌編やブログが残っていて、今の自分がそれを読む。(中略)過去と現在
があって未来があるからこそ生まれるイメージというものを、これからも書いていきたい」
BRUTUS.jp
乗代雄介
定価 3,630円(本体価格3,300円)
現代日本文学の新星、乗代雄介が15年以上にわたって書き継いだ
ブログを著者自選・全面改稿の上書籍化。創作66編、長編エッセイ
「ワインディング・ノート」に書き下ろし小説『虫麻呂雑記』を併録。
『新装版 図印大鑑』がクロワッサン7/25号で紹介されました。
クロワッサン7/25号で『新装版 図印大鑑』が紹介されました。
評者は「文喫 六本木」副店長の林和泉氏。
「ふだんの視点とは違った角度から身体の奥深さ、不可思議さを感じられる」
「イラストが大きく、複雑な指のかたちでも見やすい」
「ふだんの視点とは違った角度から身体の奥深さ、不可思議さを感じられる」
「イラストが大きく、複雑な指のかたちでも見やすい」
『新装版 図印大鑑』
国書刊行会 編
定価 4,180円(本体価格3,800円)
『普及版 図印大鑑』の新装版。400点余りの図印を網羅し、印名・
梵語名・結印の仕方から、意味・異説・真言までをわかりやすく表記。
初心者から専門家まで幅広く対応しうる、図印事典の決定版!!
国書刊行会 編
定価 4,180円(本体価格3,800円)
『普及版 図印大鑑』の新装版。400点余りの図印を網羅し、印名・
梵語名・結印の仕方から、意味・異説・真言までをわかりやすく表記。
初心者から専門家まで幅広く対応しうる、図印事典の決定版!!
『言葉の守り人』が日本経済新聞7/9付で紹介されました。
日本経済新聞7/9付夕刊で『言葉の守り人』が紹介されました。
評者はファンタジー評論家の小谷真理氏。
「おじいさんから不思議な呪術を伝授され魔法使いになっていく少年を描くマヤファンタジー」
「鳥などと交歓するマヤ族の呪術的世界観に目を見張る」
「おじいさんから不思議な呪術を伝授され魔法使いになっていく少年を描くマヤファンタジー」
「鳥などと交歓するマヤ族の呪術的世界観に目を見張る」
『言葉の守り人』 〈新しいマヤの文学〉
ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに
夜の森の奥へ修行に出かける。不思議な鳥たちとの邂逅、風の精
霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......神話の森を舞台に少年
が受ける通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。
『愛なんてセックスの書き間違い』がPOPEYE8月号で紹介されました。
POPEYE8月号で『愛なんてセックスの書き間違い』が紹介されました。
「ハーラン・エリスンは、今最も気にしたい小説家の一人」
「どれも捨てがたいけれど、エリスン本人がNYのギャングに偽名で10週間潜入して書いたという
「人殺しになった少年」は特に痺れた」
「どれも捨てがたいけれど、エリスン本人がNYのギャングに偽名で10週間潜入して書いたという
「人殺しになった少年」は特に痺れた」
ハーラン・エリスン/若島正・渡辺佐智江 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
カリスマSF作家エリスンはSF以外の小説も凄い!初期の非SF作品を
精選、日本オリジナル編集・全篇初訳でおくる暴力とセックスと愛
とジャズと狂気と孤独と快楽にあふれたエリスン・ワンダーランド。
定価 2,640円(本体価格2,400円)
カリスマSF作家エリスンはSF以外の小説も凄い!初期の非SF作品を
精選、日本オリジナル編集・全篇初訳でおくる暴力とセックスと愛
とジャズと狂気と孤独と快楽にあふれたエリスン・ワンダーランド。
『無辜の絵画』が長崎新聞7/5付で紹介されました。
長崎新聞7/5付で『無辜の絵画』が紹介されました。
「芸術ウェーブ」の中で長崎県美術館学芸専門監の野中明氏が取り上げてくださっています。
「立派な装丁で図版の印刷もよく、テキストの書き手もそうそうたる顔ぶれ」
「「戦時期」という矯激な時代に焦点を当て、若き芸術家たちがその時代の中で何を志向していた
のかということを彼らの作品によって提示しようとしたもの」
「骨太で意義深い試み」
「立派な装丁で図版の印刷もよく、テキストの書き手もそうそうたる顔ぶれ」
「「戦時期」という矯激な時代に焦点を当て、若き芸術家たちがその時代の中で何を志向していた
のかということを彼らの作品によって提示しようとしたもの」
「骨太で意義深い試み」
『無辜の絵画 靉光、竣介と戦時期の画家』
広島市現代美術館 編
定価 4,180円(本体価格3,800円)
幻想的な細密描写で独自の画風を築いた靉光、病のため聴力を失いつつ
も結晶のごとき作品を紡いだ松本竣介。早逝した二人を中心に、戦時期
を生きた一群の画家の作品と、それらが織りなす時代の息吹をたどる。
広島市現代美術館 編
定価 4,180円(本体価格3,800円)
幻想的な細密描写で独自の画風を築いた靉光、病のため聴力を失いつつ
も結晶のごとき作品を紡いだ松本竣介。早逝した二人を中心に、戦時期
を生きた一群の画家の作品と、それらが織りなす時代の息吹をたどる。
『旅する黒澤明』が日本経済新聞7/5付で紹介されました。
日本経済新聞7/5付で『旅する黒澤明』が紹介されました。
「代表作の「七人の侍」ひとつ見ても、前衛的なものから劇画調のものまで、デザインがお国柄を表し
興味は尽きない」
「その多様性は作品の奥深い魅力に根ざしており、「世界のクロサワ」と呼ばれるゆえんを雄弁に物
「その多様性は作品の奥深い魅力に根ざしており、「世界のクロサワ」と呼ばれるゆえんを雄弁に物
語っている」
の映画界を席巻してきた《クロサワ》。世界30か国で制作された、貴重
な黒澤映画公開時の海外版ポスター82点をオールカラーで集大成!
note更新〈【期間限定全文公開!】『ウィトゲンシュタインの愛人』「訳者あとがき」〉
noteを更新いたしました。
〈【期間限定全文公開!】『ウィトゲンシュタインの愛人』「訳者あとがき」〉をアップいたしました。
作品・作家の紹介はもちろん、原著刊行をめぐるトリビアや、意味深なタイトルに込められた意味、翻訳にあたっての工夫など、
本書をより楽しめる情報が満載です。
※公開期間限定:2020年7月3日(金)~31日(金)
note〈【期間限定全文公開!】『ウィトゲンシュタインの愛人』「訳者あとがき」〉
https://note.com/kokushokankokai/n/nfa1e8ab1d142
https://note.com/kokushokankokai/n/nfa1e8ab1d142
『ウィトゲンシュタインの愛人』
デイヴィッド・マークソン/木原善彦 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
地上最後の一人の女性が、海辺の家で暮らしながら、終末世界の
「非日常的な日常」をタイプライターで書き綴る......息をのむほど
美しい〈アメリカ実験小説の最高到達点〉。推薦=柴田元幸・若島正。
デイヴィッド・マークソン/木原善彦 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
地上最後の一人の女性が、海辺の家で暮らしながら、終末世界の
「非日常的な日常」をタイプライターで書き綴る......息をのむほど
美しい〈アメリカ実験小説の最高到達点〉。推薦=柴田元幸・若島正。
note更新〈『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』の起源とその展開〉
noteを更新いたしました。
〈【近刊・乗代雄介『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』の起源とその展開】本書「序」および
収録書き下ろし小説『虫麻呂雑記』の冒頭部分公開 〉をアップいたしました。
芥川賞候補にも選出され、今注目の作家乗代雄介の原点ともいえるブログを初の書籍化。
7月17日刊行予定の本書の魅力を一足お先にご紹介いたします。
note〈『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』の起源とその展開〉
https://note.com/kokushokankokai/n/n1e2717e7c955
https://note.com/kokushokankokai/n/n1e2717e7c955
『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』
乗代雄介
定価 3,630円(本体価格3,300円)
現代日本文学の新星、乗代雄介が15年以上にわたって書き継いだ
ブログを著者自選・全面改稿のうえ書籍化。創作66編、長編エッセイ
「ワインディング・ノート」に書き下ろし小説『虫麻呂雑記』を併録。
乗代雄介
定価 3,630円(本体価格3,300円)
現代日本文学の新星、乗代雄介が15年以上にわたって書き継いだ
ブログを著者自選・全面改稿のうえ書籍化。創作66編、長編エッセイ
「ワインディング・ノート」に書き下ろし小説『虫麻呂雑記』を併録。