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『女であるだけで』が図書新聞6/13付で紹介されました。

更新日:2020/06/04

図書新聞6/13付で『女であるだけで』が紹介されました。

評者は立教大学文学部教授の林みどり氏。
「殺人へと追い詰められていった彼女の過酷な半生と法の不正義が、様々な当事者の視点から複眼的に語られていく」
「彼女が書き留めるのは、そうしたエキゾチックな文化像の背後に沈黙させられてきた者たちの声である。本作品を通じてわたしたちはその声に耳を傾けるよう誘われている」


9784336065650.jpg『女であるだけで』
ソル・ケー・モオ/吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
メキシコのある静かな村で起きた衝撃的な夫殺し事件。その背後
にあったのは、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......
先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷劇的に描いた、《世界文学》志
向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
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