日本経済新聞5/16付で『女であるだけで』が紹介されました。
評者は作家の大前粟生氏。
「何者かであることはつらい。自分で願ったものでも、他者から求められたものですらなく、
社会なんていう大きなものから押し付けられた状態であればなおさらだ」
「さまざまな語り手が登場することによって、あきらめのグラデーションが作られていく」
「悲しい出来事の存在を認め、見つめることを促してくれる。誰かの問題を自分と無関係
「何者かであることはつらい。自分で願ったものでも、他者から求められたものですらなく、
社会なんていう大きなものから押し付けられた状態であればなおさらだ」
「さまざまな語り手が登場することによって、あきらめのグラデーションが作られていく」
「悲しい出来事の存在を認め、見つめることを促してくれる。誰かの問題を自分と無関係
にしないための入り口になってくれるだろう」
『女であるだけで』
ソル・ケー・モオ/吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
メキシコのある静かな村で起きた衝撃的な夫殺し事件。その背後
にあったのは、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......
先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷劇的に描いた、《世界文学》志
向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
ソル・ケー・モオ/吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
メキシコのある静かな村で起きた衝撃的な夫殺し事件。その背後
にあったのは、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......
先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷劇的に描いた、《世界文学》志
向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。