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2020年3月情報一覧です。

2020/03/31

『いやいやながらルパンを生み出した作家』が静岡新聞3/22付で紹介されました。

静岡新聞3/22付で『いやいやながらルパンを生み出した作家』が紹介されました。

評者は書評家の吉田伸子氏。
「今でも世界中に熱烈なファンを誇るルパンだが、作者であるモーリス・ルブランに関する本格的
  な伝記は本書が初めて。緻密で詳細な資料に基づいて、その誕生から死まで、作家ルブランの
  生涯が"再現"されている」
「ルパンシリーズの成功はルブランに富をもたらしたが、それとともに作家としてのプライドは屈折
  していく」
「"ルパンの生みの親"だけではない、ルブランの全てがここにある」


 モーリス・ルブラン伝』
ジャック・ドゥルワール/小林佐江子 訳
定価 3,960円(本体価格3,600円)
世界中で絶大な人気を誇りつづける≪怪盗紳士アルセーヌ・
ルパン≫の生みの親、ルブランの初の伝記。ルパン研究の第一
人者がついに成し遂げた、ミステリ・ファン待望の決定版。

2020/03/30

『WHY DRAG?』が各紙で紹介されました。

各紙で『WHY DRAG?』が紹介されました。
・京都新聞3/8付
・福島民友3/14付
・秋田魁新報3/15付
・大分合同新聞3/15付
・佐賀新聞3/15付

「アイラインは太く、唇は輪郭をはっきり描き、長いつけまつげをして、華やかな装いでポーズを決める
  「ドラァグ・クイーン」らの姿を、写真家である著者が捉えた」
「各被写体への問い掛け、「なぜドラァグやるの?」への答えが、「言いたいことをなんでも言う」ためだっ
  たり「ジェンダーの表現」だったり、それぞれの人生を表す」


9784336065988.jpg『WHY DRAG?』
マグナス・ヘイスティングス 写真
ボーイ・ジョージ 序文/エスムラルダ 解説
定価 2,640円(本体価格2,400円)
ゴージャス!ファビュラス!アメージング! 今をときめくドラァグクイーン
たちのファッショナブルなオールカラー写真集&インタビュー集。Netflixで
話題沸騰中のクイーンも多数収録。

2020/03/27

『クルジェム韓国語』音声について

『クルジェム韓国語』音声ダウンロードページを開設いたしました。

MP3形式でダウンロードいただけます。
一括ダウンロードのほか、項目ごとのダウンロードも可能です。
テキストとあわせてご利用ください。

『クルジェム韓国語』音声ダウンロードページ
https://www.kokusho.co.jp/sound/9784336066060/



また、『クルジェム韓国語』の音声に誤りがありました。
関係各位および読者のみなさまに深くお詫び申し上げ、訂正いたします。
該当の音声は近日修正し、再度アップする予定です。
修正音声をアップロードした場合は、国書刊行会ホームページ上でお知らせいたします。
音声を一括でダウンロードされる場合は、
大変お手数ですが、新しい音声と差し替えをお願い申し上げます。



9784336066060.jpg『クルジェム韓国語』
木内明
定価 1,430円(本体価格1,300円)
ハングルのしくみと発音、基本的な文法までカバー。
わかりやすい説明に「使える」例文、リスニング力もつく練習
問題で、ゼロから「超おもしろい」韓国語の勉強ができます! 

2020/03/27

『サイレント映画の黄金時代』が各紙で紹介されました。

・読書人3/27付
 評者は中央大学教授でフランス文学者の伊藤洋司氏。
 「著者による多数の映画人へのインタビューに基づいて、アメリカを中心とするサイレント期の映画
  製作の実情を語っている。(中略)スタントマンや小道具方といった、ともすると忘れ去られがちな
  職種にまで目を向けているのが良く、この本の重要な美点のひとつ」
 「この本は映画の教科書を目指したものではなく、偏愛の書物であり、その偏りにこそ、著者の映画
  への愛と情熱が横溢している」

  週刊読書人ウェブ https://dokushojin.com/article.html?i=6810

・図書新聞4/4付
 評者は早稲田大学文学学術院教授で映画史家の小松弘氏。
 「映画史研究の古典的な著作を10冊挙げよと問われるならば、恐らく多くの研究者挙げる1冊」
 「徹頭徹尾ファンの視点で書かれた本」
 「臨場感ある語り口は、アカデミックな映画史の研究書が与えてくれることのないような、歴史そのもの
  の体験、まさに映画史の「出来事」を与えてくれたと記憶する。その威力は現代においても全く衰える
  ことはない」


9784336065377.jpg『サイレント映画の黄金時代』
ケヴィン・ブラウンロウ/宮本高晴 訳
定価 9,680円(本体価格8,800円)
〈サイレント映画〉の魅惑と巨大な謎を解き明かす記念碑的名著、つい
に邦訳! スターや名監督、脚本家、キャメラマン等へのインタビュー
と精緻な資料調査でサイレント映画の豊饒なる世界が鮮やかに甦る。

2020/03/27

『光源氏と女君たち』が雑誌「ARE YOU HAPPY?」5月号で紹介されました。

雑誌「ARE YOU HAPPY?」5月号で『光源氏と女君たち』が紹介されました。

特集の中で著者の石村きみ子氏のインタビューが掲載されています。
「平安時代の人の寿命は今よりも短くて、40歳が今の70歳くらいの感覚でした。それだけに、生きる
  ことに真剣なのです。なかには器用に生きられない人も出てきますが、真剣に生きること、それから
  愛とは何かを学べると思います」
「年代年代で新しい発見をできるのが、源氏物語の素晴らしいところであり、千年読み継がれている
  理由でもあると思います。


9784336063366.jpg『光源氏と女君たち 十人十色の終活』
石村きみ子
定価 2,420円(本体価格2,200円)
誰にも避けられない「老い」「終活」に精神的に癒されたり、
共感できる本は? ありました『源氏物語』に! 瀬戸内寂聴
さん推薦「自分も物語の中の魅力的な登場女性の一人になった
ような豪華な気分」。

2020/03/26

『WHY DRAG?』がWEBマガジンnewTOKYOで紹介されました。

WEBマガジンnewTOKYOで『WHY DRAG?』が紹介されました。

紹介者はライターの村上ひろしさん。
「写真は全ページ、どこを見てもうっとりしちゃうは当たり前なんだけど、しっかりその記事を読むと、
  さらにめくるめくドラァグ・クイーンの世界に浸れるから、とってもオススメ」
「ドラァグが与えてくれた新しい生き方、自分を表現するための魔法、心を満たすアート、ファンタジー、
  イリュージョン...(多数)が詰まっているの」
「巻末には日本版オリジナル解説として、日本のクイーンの一人、エスムラルダさんによるコラムも
  収録。ここめちゃくちゃ面白く興味深いから、ドラァグ好きを語るなら必読よ」



9784336065988.jpg『WHY DRAG?』
マグナス・ヘイスティングス 写真/ボーイ・ジョージ 序文
エスムラルダ 解説
定価 2,640円(本体価格2,400円)
ゴージャス!ファビュラス!アメージング!今をときめくドラァグクイーン
たちのファッショナブルなオールカラー写真集&インタビュー集。Netflix
「ル・ポールのドラァグ・レース」で話題沸騰中のクイーンも多数収録。

2020/03/25

『女であるだけで』が読売新聞3/23付で紹介されました。

読売新聞3/23付夕刊で『女であるだけで』が紹介されました。

評者は詩人の川口晴美氏。
「メキシコ出身でユカタン・マヤ語話者の著者がその先住民言語で書いた現代文学」
「「インディオで女」として生まれた瞬間から抑圧されて、黙らされてきた人生」
「14歳で身売りされたオノリーナは暴力と搾取の日々に何年も耐えた後、夫を殺害した。(中略)彼女は
  刑務所で初めて読み書きを学び、弁護人となった女性と話すうちに「人間」としての自分を取り戻していく」


9784336065650.jpg『女であるだけで』
〈新しいマヤの文学〉
ソル・ケー・モオ/吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
メキシコのある静かな村で起きた衝撃的な夫殺し事件。その背後に浮かび
上がってきたのは、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......《世界
文学》志向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。 

2020/03/24

noteアカウント開設のお知らせ

国書刊行会公式 note アカウントを開設いたしました。
新刊・近刊・過去刊を問わず、国書刊行会の本について編集・営業担当者が綴ります。
不定期での更新となりますが、是非チェックをお願いいたします。

国書刊行会 公式note 
https://note.com/kokushokankokai


記念すべき第1回は、〈映画本大賞2019〉第1位を受賞した『映画監督神代辰巳』について
担当編集が紹介いたします。気合の入った約1万字ですので、お時間のある際にご覧ください。
購入を迷われている方のご参考にも是非。

note 〈『映画監督 神代辰巳』刊行縁起〉 
https://note.com/kokushokankokai/n/nfcf92cda0763


神代辰巳 著
定価 13,200円(本体価格12,000円)
『四畳半襖の裏張り』『青春の蹉跌』など日活ロマンポルノ
の傑作と70年代日本映画ベスト作をのこした伝説の映画監
督の全貌!初にして決定版、空前絶後のクマシロ大全!

2020/03/24

〈映画本大賞2019〉にて『映画監督 神代辰巳』が1位、 『サイレント映画の黄金時代』が4位にランクイン!

「キネマ旬報」4月上旬号の〈映画本大賞2019〉にて『映画監督 神代辰巳』が1位、『サイレント映画の黄金時代』が4位に
ランクインいたしました。

「監督神代辰巳」への"愛と情熱"が隅々にまで、エンヤートットと、最良のカタチで迸っており、身の詰まった造本に如実に
  表れている」
「神代映画は時代を超えて生き続けていくが、この書籍も"良き同伴者"として共に残ってゆくだろう」
(『映画監督神代辰巳』選評 轟夕起夫/映画評論家)

「過去の遺物とされているサイレント映画を発掘し、体系化し、映画史に編み入れ、正確な世界映画史を確立した」
「サイレント映画が現在の映画よりはるかに豪華で洗練され、完成されたものだったことを証明したばかりでなく、そのダイ
 ナミズム、面白さをも教えてくれた」
(『サイレント映画の黄金時代』選評 植草信和/元キネマ旬報編集長)

KINEJUN ONLINE


神代辰巳 著
定価 13,200円(本体価格12,000円)
『四畳半襖の裏張り』『青春の蹉跌』など日活ロマンポルノ
の傑作と70年代日本映画ベスト作をのこした伝説の映画監
督の全貌!初にして決定版、空前絶後のクマシロ大全!



9784336065377.jpg『サイレント映画の黄金時代』
ケヴィン・ブラウンロウ/宮本高晴 訳
定価 9,680円(本体価格8,800円)
〈サイレント映画〉の魅惑と巨大な謎を解き明かす記念碑的名著、つい
に邦訳! スターや名監督、脚本家、キャメラマン等へのインタビュー
と精緻な資料調査でサイレント映画の豊饒なる世界が鮮やかに甦る

2020/03/23

『どこか、安心できる場所で』が週刊読書人3/20付で紹介されました。

週刊読書人3/20付で『どこか、安心できる場所で』が紹介されました。

評者は翻訳家の栗原俊秀氏。
「この選集においてはむしろ、「政治性」や「社会性」を帯びた作品が存在感を放っている」
「イタリア文学が「イタリア人(だけ)の文学」ではなくなりつつあるのは、いまや動かしがた
  い事実であり、この短篇はそうした傾向を窺い知るための格好の事例といえる」
「本から響く声に耳を澄ますように誘いかけてくる、静かでありながら雄弁な佇まいの一冊」



9784336065391.jpg『どこか、安心できる場所で 新しいイタリアの文学』
関口英子、橋本勝雄、アンドレア・ラオス 編
定価 2,640円(本体価格2,400円)
エーコ、タブッキ、カルヴィーノだけじゃない、もっと新しいイタ
リアの文学がここにある。本邦初の21世紀イタリア短篇アンソ
ロジーがついに登場! 13人の作家による15の物語。

 

2020/03/23

『サイレント映画の黄金時代』が毎日新聞3/22付で紹介されました。

毎日新聞3/22付で『サイレント映画の黄金時代』が紹介されました。

評者は中国文学研究者の井波律子氏。
「本書の原本は今から半世紀余り前の一九六八年に刊行されたが、桁はずれの大著のためか、日本では長らく
  翻訳・刊行されず、これが本邦初訳」
「いわゆる映画史の研究書とは異なり、ハリウッドでサイレント映画にかかわった製作者、監督、俳優などへのイ
  ンタビュー、映画雑誌などからの引用、及び著者ブラウンロウ自身の叙述が中心となっており、いきいきとした臨
  場感にあふれる」



9784336065377.jpg『サイレント映画の黄金時代』
ケヴィン・ブラウンロウ/宮本高晴 訳
定価 9,680円(本体価格8,800円)
〈サイレント映画〉の魅惑と巨大な謎を解き明かす記念碑的名著、つい
に邦訳! スターや名監督、脚本家、キャメラマン等へのインタビュー
と精緻な資料調査でサイレント映画の豊饒なる世界が鮮やかに甦る。

2020/03/23

『旅する黒澤明』が中日・東京新聞3/22付で紹介されました。

中日・東京新聞3/22付で『旅する黒澤明』が紹介されました。
「多くの作品が国際的な評価を得て、"世界のクロサワ"とたたえられた映画監督・黒澤明。彼の映画が
 いかに海外で受容されたかを示す、世界30カ国で製作されたポスター82点を、オールカラーで収録」


9784336065438.jpg『旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより』
国立映画アーカイブ 監修
定価 2,860円(本体価格2,600円)
『羅生門』が金獅子賞を受賞して以来、世界の映画界を席巻
してきた《クロサワ》。世界30か国で制作された、貴重な黒
澤映画公開時の海外版ポスター82点をオールカラーで集大成!



2020/03/17

『近代日本国体論の研究』が神社新報3/16付で紹介されました。

神社新報3/16付で『近代日本国体論の研究』が紹介されました。

評者は國學院大學大学院博士後期課程の大貫大樹氏。
「本書は原史料の精微なる検討を重ねることで、会沢正志斎に迫り、『新論』が正志斎の持つ幅広い
 学識に依拠しつつ、綿密なる考証の上、著はされたことを明示した」
「専門書ゆゑ、難解な部分もあるが現代に通ずる「国体論を確立した」先哲会沢正志斎の学問の実を
 窺ふことができる」
「是非、一読されんことを江湖に推す次第」


9784336065445.jpg『近代日本国体論の研究 会沢正志斎と考証学』
関口直佑 著
定価 8,580円(本体価格7,800円)
近代日本のみならず現代においても議論をはらむ国体論を確立した
会沢正志斎。幕末の志士たちや多くの日本人に影響を与えたその思
想と実践、深化と熟成とを、多角的な視点から論じた、最先端の論考。

2020/03/17

著作権者に関する公開調査

出版物の製作にあたり、著作権者を捜しています。
一覧表に掲載いたしました著作者について、
著作権継承者ご本人、または著作権者の連絡先に関する情報をお持ちの方は、
下記までご連絡ください。



〈連絡先〉
〒174-0056 東京都板橋区志村1-13-15
TEL.03-5970-7421  FAX.03-5970-7427
E-mail.info@kokusho.co.jp
株式会社国書刊行会 編集部『幕末明治翻訳書事典』担当

2020/03/16

『女であるだけで』が毎日新聞3/15付で紹介されました。

毎日新聞3/15付で『女であるだけで』が紹介されました。
「世界中の女が味わう普遍的な生きづらさに、先住民差別という問題意識も加重され、他の同類小説
  とは一線を画す」
「主人公を救う女たちに、著者はこんなせりふを用意した。「女ってのはね、頑張れって言うだけじゃ
  駄目なんだ。お互いに助け合わなきゃいけない」。ここに著者の信念が見てとれる」
「圧倒される一冊」

毎日新聞HP


9784336065650.jpg『女であるだけで』
〈新しいマヤの文学〉
ソル・ケー・モオ/吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
メキシコのある静かな村で起きた衝撃的な夫殺し事件。その背後に浮かび
上がってきたのは、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......《世界
文学》志向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。

2020/03/13

『WHY DRAG?』がWEBマガジン「ジェンクシー」で紹介されました。

WEBマガジン「ジェンクシー」で『WHY DRAG?』が紹介されました。
「タイトルの「WHY DRAG?(なぜドラァグをやるの?)」という問いを出演者全員分掲載
 しており、美しい写真を目でみても楽しいし、読んで深堀りするのにも楽しい一冊だ」



9784336065988.jpg『WHY DRAG?』
マグナス・ヘイスティングス 写真/ボーイ・ジョージ 序文
エスムラルダ 解説
定価 2,640円(本体価格2,400円)
ゴージャス!ファビュラス!アメージング!今をときめくドラァグクイーン
たちのファッショナブルなオールカラー写真集&インタビュー集。Netflix
「ル・ポールのドラァグ・レース」で話題沸騰中のクイーンも多数収録。

2020/03/13

『ミュシャと日本、日本とオルリク』『高橋 秀+藤田 桜――素敵なふたり』が2019年美連協大賞を受賞いたしました。

『ミュシャと日本、日本とオルリク』が2019年美連協大賞優秀カタログ賞、『高橋 秀+藤田 桜――素敵な
ふたり』が奨励賞をそれぞれ受賞いたしました。

美連協大賞とは、美術館連絡協議会が主催し、美術展の企画ならびにカタログの質を高め、学芸員の能力
向上を図ることを目的として、美連協主催展および加盟館の自主企画展の中から、優れた展覧会の企画や
カタログ、論文を顕彰するものです。

美術館連絡協議会HP
https://birenkyo.jp/jaam/prize2019/


9784336063175.jpg『ミュシャと日本、日本とオルリク』
千葉市美術館/和歌山県立近代美術館/岡山県立美術館/静岡市美術館 編
定価 2,750円(本体価格2,500円)
アール・ヌーヴォーの旗手アルフォンス・ミュシャと、浮世絵の
技法を学ぶために来日したエミール・オルリク。チェコ出身のふ
たりのアーティストを軸に、‶ジャポニスム"のうねりをたどる。


9784336063618.jpg『高橋 秀+藤田 桜――素敵なふたり』
高橋秀/藤田桜 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
生命感溢れるフォルムの作風で知られる高橋秀と、布貼り絵と
いう独特な表現で、子供向け図書の表紙絵や、絵本の制作を重
ねる藤田桜。ふたりの作品たちを、その歩みとともに紹介する。

2020/03/11

『五島キリシタン史』が季刊リトケイ2020SPRINGで紹介されました。

日本の約420島の有人離島情報専門のタブロイド紙季刊リトケイ2020SPRINGで
『五島キリシタン史』が紹介されました。

「五島列島へのキリスト教伝来と幕府の弾圧、長崎の外海地から五島への潜伏キリシタン移住、
  明治時代のキリシタン迫害を豊富な資料と証言で綴る」
「古代より遣唐使の寄港地とされ、日本と海外を結ぶ海の道でもあった島々で起きた歴史的悲劇
  の実相がキリシタンたちの声とともに響く」


9784336065551.jpg『五島キリシタン史 新装版』
浦川和三郎
定価 3,300円(本体価格3,000円)
明治初頭に熾烈極まる迫害を受けたことで知られる五島キリシタン。
数々の一級史料に基づいてその歴史を概説し、明治政府による迫害
の模様を往時のエピソードとともに詳述した名著の新装版復刊。

2020/03/10

第65回 「読んでいいとも! ガイブンの輪」豊崎由美×古川日出男トークイベント〈4/29(水・祝)〉

「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称〈よんとも〉は書評家の豊崎由美さんが「笑っていいとも」の
「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について
語り合う流浪番組、ではなくトークショーです。とびきりのガイブン"目利キスト"である豊崎さんとゲ
ストが、「これはおもしろい!」「いまが旬!」「読んで損しない!」という一冊をおススメし、魅惑の翻
訳小説ワールドへとみなさんをご案内いたします。

前回ゲストの柴崎友香さんのご紹介で、今回は小説家の古川日出男さんをお招きします!
ぜひご参加ください。

※本企画は、新型コロナウイルス感染防止を目的とした政府からのイベント自粛要請の状況次第で、
 人数制限やリアルタイム配信のみの開催に変更する可能性がございます。
 変更となる場合は、WEBサイトに明記の上、予約者全員にメールでご案内をさしあげます。体調に
 不安のある方など、キャンセルは随時受け付けております。


第65回 「読んでいいとも! ガイブンの輪」
[出演]豊崎由美(ライター、書評家)
      古川日出男(小説家)
◆日時:2020年4月29日(水・祝) 17:00~19:00 (16:30開場)
◆場所:本屋B&B
        〒155-0033 世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F   
◆入場料:前売1500円+ドリンク500円(ともに税別)
       当日2000円+ドリンク500円(ともに税別)

イベント予約はこちらから

イベント詳細ページ
http://bookandbeer.com/event/20200429/
 

【出演者プロフィール】
豊崎由美(とよざき・ゆみ)
ライター、書評家。「週刊新潮」「中日(東京)新聞」「婦人公論」などで書評を多数掲載。主な著書に
『勝てる読書』(河出書房新社)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』
(本の雑誌社)、『文学賞メッタ斬り!』シリーズ&『村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!』(大森望氏
との共著、河出書房新社)、『石原慎太郎を読んでみた 入門版』(栗原裕一郎氏との共著、中公文
庫)、『まるでダメ男じゃん!「トホホ男子」で読む、百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)などがある。
Twitterアカウントは@toyozakishatyou
 
古川日出男(ふるかわ・ひでお)
小説家。1966年福島県生まれ。早稲田大学文学部中退。1998年、長篇小説『13』でデビュー。第4作
となる『アラビアの夜の種族』(2001年)で日本推理作家協会賞と日本SF大賞をダブル受賞。『LOVE』
(2005年)で三島由紀夫賞、『女たち三百人の裏切りの書』(2015年)で野間文芸新人賞と読売文学賞
をダブル受賞。2016年刊行の池澤夏樹=個人編集「日本文学全集」第9巻『平家物語』の現代語全訳
を手がけた。その他の代表作に『サウンドトラック』(2003年:仏・伊語に翻訳)、『ベルカ、吠えないのか
?』(2005年:英・仏・伊・韓・露語に翻訳)、『聖家族』(2008年)、『馬たちよ、それでも光は無垢で』(2011
年:仏・英・アルバニア語に翻訳)、『南無ロックンロール二十一部経』(2013年)などがある。新刊は『木
木木木木木(※) おおきな森』(講談社、4月21日刊)。
※「木木木木木木」は森の下に木3つが正式表記

2020/03/09

『どこか、安心できる場所で』が読売新聞3/8付で紹介されました。

読売新聞3/8付で『どこか、安心できる場所で』が紹介されました。
「少年が体験するひと夏の出来事、純真な少女の性の目覚め......人物描写が鮮やかだ」
「人種差別や格差問題などへの風刺も盛り込まれ、著者らの思考のうねりが感じられる」



9784336065391.jpg『どこか、安心できる場所で 新しいイタリアの文学』

関口英子、橋本勝雄、アンドレア・ラオス 編
定価 2,640円(本体価格2,400円)
エーコ、タブッキ、カルヴィーノだけじゃない、もっと新しい
イタリアの文学がここにある。本邦初の21世紀イタリア短篇
アンソロジーがついに登場! 13人の作家による15の物語。

2020/03/09

『イヴのことを少し』がダ・ヴィンチ4月号で紹介されました。

ダ・ヴィンチ4月号で『イヴのことを少し』が紹介されました。

「赤毛の青年ジェラルドの前に悪霊が現れ、お前の現世を引き受けてやろう言う。さらに以前の魔術仲間から
  銀の馬カルキを贈られ、彼方の都アンタンに向かうが......」
「壮大な年代記「マニュエル伝」の第2弾」


9784336065414.jpg『イヴのことを少し』
 〈マニュエル伝〉
J.B.キャベル/垂野創一郎 訳
定価 3,520円(本体価格3,200円)
悪霊に自分の体を貸し、銀の馬に跨り約束の地をめざす赤毛の若者ジェラルド
は、魔術師や美女や英雄たちと出会いながら遍歴の旅を続けていく。人生への
深い洞察とユーモアに満ちた大人のためのファンタジイ。

2020/03/06

〈澁澤龍彦 泉鏡花セレクション〉が山陽新聞3/1付で紹介されました。

山陽新聞3/1付で〈澁澤龍彦 泉鏡花セレクション〉が紹介されました。
本セレクションの解説を手掛ける作家山尾悠子氏へのインタビューを元にした記事と
なっています。

「幼いころに母を失った鏡花は、この世の外の不思議な世界に憧れ、書き続けた。評価されずとも
 時流に乗らず、わが道を行ったのが素晴らしい」
「鏡花ほどの書き手になると言葉だけで別世界を構築できる。「鏡花迷宮」とでもいうべき文章だけ
 で編まれた世界に一歩足を踏み入れ、「何だこれは」と渦に巻き込まれていく体験をしてもらえれば
 うれしい」


9784336065452.jpg9784336065469.jpg「澁澤龍彦 泉鏡花セレクション」 全4巻
泉鏡花/澁澤龍彦 編/山尾悠子 解説/小村雪岱 装丁
各巻定価 9,680円(本体価格各巻8,800円)
澁澤龍彦生前に企画されながらも実現を見ずに終った
幻の選集が、半世紀の歳月を経てついに刊行。我が国
最高の幻想作家・鏡花の膨大な作品から、澁澤ならで
はの鑑識眼が選び抜いた約50篇を4巻で構成。

2020/03/05

『旅する黒澤明』が毎日新聞3/4付で紹介されました。

毎日新聞3/4付で『旅する黒澤明』が紹介されました。

「黒澤の芸術が世界でどのように受容されていったかを痛感できる貴重な資料」
「「七人の侍」のポスターは、モダンでデザイン性の高いイギリス版、前衛的なポーランド版、三船敏郎の
 表情を強調したイラン版など、国柄や時代を反映し、美術作品としても興味深い」

毎日新聞 ブックウォッチング
https://mainichi.jp/articles/20200304/ddm/015/070/012000c


9784336065438.jpg『旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより』
国立映画アーカイブ 監修
定価 2,860円(本体価格2,600円)
『羅生門』が金獅子賞を受賞して以来、世界の映画界を席巻
してきた《クロサワ》。世界30か国で制作された、貴重な黒
澤映画公開時の海外版ポスター82点をオールカラーで集大成!


2020/03/03

『どこか、安心できる場所で』が図書新聞3/7付で紹介されました。

図書新聞3/7付で『どこか、安心できる場所で』が紹介されました。

評者は立命館大学教授の土肥秀行氏。
「人の移動が頻繁である現在を映す」
「選集ならではの俯瞰視点からわかるのが、これまでイタリアらしさとされてきた地方性がここにはないということ」
「訳文上のバラつきがあまり感じられないのは、個々の力量と、編者である関口氏とラオス氏の目に拠るであろう」


9784336065391.jpg『どこか、安心できる場所で 新しいイタリアの文学』
関口英子、橋本勝雄、アンドレア・ラオス 編
定価 2,640円(本体価格2,400円)
エーコ、タブッキ、カルヴィーノだけじゃない、もっと新しいイタリアの文学
がここにある。本邦初の21世紀イタリア短篇アンソロジーがついに登場!
13人の作家(うち11人が日本初紹介)による15の物語。

2020/03/02

『旅する黒澤明』が朝日新聞2/29付で紹介されました。

朝日新聞2/29付で『旅する黒澤明』が紹介されました。

評者は美術家の横尾忠則氏。
「黒澤映画の芸術性と大衆性、つまり〝High & Low〟によって二分された形で、それがそのまま
  ポスターに反映されている。さらにその両者がお国柄によって、再び多様な表現様式を生む。
  そんな文化的差異を味わう愉しみから、ついに毎日本書を開くことになった」
「海外で制作された黒澤映画のポスターは、自由奔放に暴れまくっているだけでなく、質の高さに
  圧倒される」

朝日新聞 好書好日


9784336065438.jpg『旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより』
国立映画アーカイブ 監修
定価 2,860円(本体価格2,600円)
『羅生門』が金獅子賞を受賞して以来、世界の映画界を席巻
してきた《クロサワ》。世界30か国で制作された、貴重な黒
澤映画公開時の海外版ポスター82点をオールカラーで集大成!


2020/03/02

『「神国」の残影』が仏教タイムス2/27付で紹介されました。

仏教タイムス2/27付で『「神国」の残影』が紹介されました。

「はっきりと神社があったとわかるところもあれば、高層ビルが立ち並び全く王子の面影が失われた
  旧哈爾濱神社のような場所もある」
「戦前の絵葉書に写る当時の様子と比較すれば、感慨とも嘆息ともつかぬ奇妙な思いが胸に沸いて
  くるだろう。「神国」は滅びたが、傷つけたものは大きかったのだ」
「企業や工場に設けられた神社(無願神祠)が現地人の皇民化教育に大きな役目を担ったという指摘
  は鋭い」


9784336063427.jpg『「神国」の残影 海外神社跡地写真記録』
稲宮康人、中島三千男 著
定価 8,580円(本体価格7,800円)
大日本帝国時代に創建された「海外神社」の現在――その姿を学校、
公園、ジャングルの朽ちた鳥居と変え、かすかな痕跡を湛える。台湾、
中国、北朝鮮、東南アジア...足かけ10年の写真の成果と最新論考。

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