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『「神国」の残影』が週刊読書人1/31付で紹介されました。

更新日:2020/01/31

週刊読書人1/31付で『「神国」の残影』が紹介されました。

評者は民俗学者、作家の畑中章宏氏。
「「海外神社」は日本の敗戦とともにほとんどが廃絶した。現地人による放火や略奪、なかには
 日本人が破却した場合もあったという」
「解説には神社ごとに絵葉書や資料によって、信仰がまだ生きていた当時の写真も添えられる。
 巻頭のカラー写真とこの解説を往復しながら読むことで、読者の問題意識は高まるに違いない。」
「静謐な跡地写真を〈民俗〉を被写体にした日本写真史上の作品群のなかで位置づけ、あるいは
 ソーシャル・ランドスケープ(批評的風景写真)としてどのように評価すべきかなど、本書の刊行
 はさまざまな課題を背負ってもいる」

週刊読書人ウェブ


9784336063427.jpg『「神国」の残影 海外神社跡地写真記録』
稲宮康人・中島三千男 著
定価 8,580円(本体価格7,800円)
大日本帝国時代に創建された「海外神社」の現在――その姿を学校、
公園、ジャングルの朽ちた鳥居と変え、かすかな痕跡を湛える。台湾、
中国、北朝鮮、東南アジア...足かけ10年写真の成果。また最新論考。

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