週刊読書人1/31付で『「神国」の残影』が紹介されました。
評者は民俗学者、作家の畑中章宏氏。
「「海外神社」は日本の敗戦とともにほとんどが廃絶した。現地人による放火や略奪、なかには
日本人が破却した場合もあったという」
「解説には神社ごとに絵葉書や資料によって、信仰がまだ生きていた当時の写真も添えられる。
巻頭のカラー写真とこの解説を往復しながら読むことで、読者の問題意識は高まるに違いない。」
「静謐な跡地写真を〈民俗〉を被写体にした日本写真史上の作品群のなかで位置づけ、あるいは
ソーシャル・ランドスケープ(批評的風景写真)としてどのように評価すべきかなど、本書の刊行
「「海外神社」は日本の敗戦とともにほとんどが廃絶した。現地人による放火や略奪、なかには
日本人が破却した場合もあったという」
「解説には神社ごとに絵葉書や資料によって、信仰がまだ生きていた当時の写真も添えられる。
巻頭のカラー写真とこの解説を往復しながら読むことで、読者の問題意識は高まるに違いない。」
「静謐な跡地写真を〈民俗〉を被写体にした日本写真史上の作品群のなかで位置づけ、あるいは
ソーシャル・ランドスケープ(批評的風景写真)としてどのように評価すべきかなど、本書の刊行
はさまざまな課題を背負ってもいる」
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公園、ジャングルの朽ちた鳥居と変え、かすかな痕跡を湛える。台湾、
中国、北朝鮮、東南アジア...足かけ10年写真の成果。また最新論考。