2020年1月
2020年1月情報一覧です。
『アランの戦争』エマニュエル・ギベール氏がアングレーム国際漫画祭で グランプリを受賞!
HUFFPOST記事ページ
https://www.huffingtonpost.fr/entry/angouleme-2020-emmanuel-guibert-ariol_fr_5e31c921c5b680b21f0a9e76
https://www.bdangouleme.com/
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エマニュエル・ギベール/野田謙介 訳
定価 2,750円(本体価格2,500円)
戦争という普通でない状態のなかに普通の日常を見つめ続ける
アランの回想模様。記憶のフィルムを映像化するように描いた
自叙伝バンドデシネ作品の傑作。
『「神国」の残影』が週刊読書人1/31付で紹介されました。
「「海外神社」は日本の敗戦とともにほとんどが廃絶した。現地人による放火や略奪、なかには
日本人が破却した場合もあったという」
「解説には神社ごとに絵葉書や資料によって、信仰がまだ生きていた当時の写真も添えられる。
巻頭のカラー写真とこの解説を往復しながら読むことで、読者の問題意識は高まるに違いない。」
「静謐な跡地写真を〈民俗〉を被写体にした日本写真史上の作品群のなかで位置づけ、あるいは
ソーシャル・ランドスケープ(批評的風景写真)としてどのように評価すべきかなど、本書の刊行
『映画監督 神代辰巳』が週刊新潮1/30号で紹介されました。
「神代に関する書籍は驚くほど少ない。それは死後に出された「映画芸術」1995年夏号〈追悼 神代
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神代辰巳
定価 13,200円(本体価格12,000円)
『四畳半襖の裏張り』『青春の蹉跌』など日活ロマンポルノの
傑作と70年代日本映画ベスト作をのこした伝説の映画監督の
全貌!初にして決定版、空前絶後のクマシロ大全!
2020/01/30
『ヴィジョン・イン・モーション』お詫びと訂正
定価 9,460円(本体価格8,600円)
バウハウスの理論的支柱の一人であったモホイ=ナジが、シカゴのデザ
『どこか、安心できる場所で』が各誌で紹介されました。
「2000年以降に発表された作品という条件のもと、バラエティに富んだ15の短篇が紹介」
「日本でまだ知られていない作品を質の高い翻訳で紹介する、作り手たちの熱い気持ちも
「読み手は、文学から海外の文化や歴史等の扉を開く鍵を渡される。知らない世界に分け
「優しいタイトルに心が安らぐ」
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関口英子、橋本勝雄、アンドレア・ラオス 編
定価 2,640円(本体価格2,400円)
エーコ、タブッキ、カルヴィーノだけじゃない、もっと新しい
イタリアの文学がここにある。本邦初の21世紀イタリア短
『黄金期イスラームの徒然草』が世界日報1/26付で紹介されました。
「「妻は夫に近すぎて、飽きられることがないようにし、逆に遠すぎて、忘れられないようにしなけ
「「最大の敵であり、最大の被害をもたらすのは友人なのである」というのは実体験からであろうか」
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イブン・アルジャウズィー 原著/水谷周 編訳
定価 2,750円(本体価格2,500円)
黄金期イスラームの輝きを伝える珠玉の随筆集。現代日本人に
とっての意味合いを解説。随筆集として肩の凝らない筆致で説
かれ、信仰とは絶対主への愛に尽きるという結論へ。
『世界魔法使い画譜』が東京新聞1/26付で紹介されました。
「装丁も凝った箱入り愛蔵版」
定価 5,280円(本体価格4,800円)
古より世界に伝わる神話や伝説、神秘のベールに包まれた「魔法使い」
たち。幻想挿絵画家の三村晴子が48名の「魔法使い」を厳選し、美しく
色鮮やかなイラストで現代に蘇らせる。豪華箱入り。
『いやいやながらルパンを生み出した作家』が週刊読書人1/24付で紹介されました。
「ルブランの決定版伝記は1冊しか存在しない。その本邦初訳が本書である」
「ルパン・シリーズを思わせるスピーディーな簡潔な文体でルブランの人生が描き出されており、
「作品は読まれ、作家はその影に隠れる。これこそが真の作家の有り様だ」
定価 3,960円(本体価格3,600円)
世界中で絶大な人気を誇りつづける《怪盗紳士アルセーヌ・ルパン》
の生みの親、モーリス・ルブランの初の伝記。ルパン研究の第一人
者がついに成し遂げた、ミステリ・ファン待望の決定版。
『イヴのことを少し』が日本経済新聞1/23付で紹介されました。
「名のみ知られていた20世紀初頭の〈マニュエル伝〉が陸続と刊行」
「古典の魅力が光る」
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J.B.キャベル/垂野創一郎 訳
定価 3,520円(本体価格3,200円)
悪霊に自分の体を貸し、銀の馬に跨り約束の地をめざす赤毛
の若者ジェラルドは、魔術師や美女や英雄たちと出会いなが
ら遍歴の旅を続けていく。人生への深い洞察とユーモアに満
ちた大人のためのファンタジイ。
『映画監督 神代辰巳』がビッグコミックオリジナル2月号で紹介されました。
「1970年代は神代辰巳の時代だった」
「神代監督は、女にも男にも異様にモテたそうだ。身なりも気にせず、髪はボサボサ、歯も抜けて、
「萩原健一も神代辰巳も傑出した才能だったが、70年代半ばの彼らは、いや、それ以上の存在
定価 13,200円(本体価格12,000円)
『四畳半襖の裏張り』『青春の蹉跌』など日活ロマンポルノの
傑作と70年代日本映画ベスト作をのこした伝説の映画監督の
全貌!初にして決定版、空前絶後のクマシロ大全!
『終わりなき探求』が各紙で紹介されました。
「遍歴は実在の地を巡り、歴史的背景もリアルな世界史であるが、物語そのものはファンタジー小説
のカラーに彩られている。(中略)ラブロマンスには生々しい肉感があり、社交界におけるやりとりに
はメディア社会への痛烈な皮肉がある」
「作中、物書きには二種類あるという一節。技巧や描写をこらして、それを使いこなす上手な書き手。
一方、上手とはいえないが、書かずにはおれない書き手、つまり書く動機が自分自身にある書き手。
本作はそんな後者の書き手の遺作たる風格がある」
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ノーベル賞作家パール・バック未発表の遺作。作品は1973年に死去す
る直前に書かれ、長らく行方不明。40年後に発見された奇跡の傑作。
天才少年ランドルフが人生の真実と意味を追い求めて旅する成長物語。
『「神国」の残影』が各紙で紹介されました。
「国家神道を精神的支柱としていた、かつての日本がアジア地域を中心に創建した「海外神社」。
大日本帝国時代に創建された「海外神社」の現在――その姿
を学校、公園、ジャングルの朽ちた鳥居と変え、かすかな痕跡を
湛える。アジアを中心とした足かけ10年写真の成果と最新論考。
『「神国」の残影』『カメラとにっぽん』がCAPA2月号で紹介されました。
「カメラ史を辿りながら、その一台を愛用した写真家とその活動、作品を紹介」
「名機が歴史に刻まれたのは単に技術的に優れていただけではなく、それらに魅了された写真家が
いたからだ。本書を読むとそう確信する」
定価 8,580円(本体価格7,800円)
大日本帝国時代に創建された「海外神社」の現在――その姿
を学校、公園、ジャングルの朽ちた鳥居と変え、かすかな痕跡を
湛える。アジアを中心とした足かけ10年写真の成果と最新論考。
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定価 2,970円(本体価格2,700円)
日本の写真家とカメラの関係を興味深いエピソードから辿る画期的
『龍蜂集』が各紙で紹介されました。
「相対する二者の魅惑は互いに響きあい、興趣は尽きない」としている」
「編集を担当した礒崎さんは「澁澤ならではの清新なセレクションを、紙の本ならではの美しい装丁
『龍蜂集』
泉鏡花/澁澤龍彦 編/山尾悠子 解説/小村雪岱 装丁
定価 9,680円(本体価格8,800円)
幻の選集が、半世紀の歳月を経てついに刊行。我が国最高の
幻想作家・鏡花の膨大な作品から、澁澤ならではの鑑識眼が
選び抜いた約50篇を4巻で構成。
『どこか、安心できる場所で』が各紙で紹介されました。
「これらの短篇の多くが、ときに皮肉に満ちたユーモアを、ときにやるせなさを、ときに激しい怒りを
「現代のイタリアでその作業が着々と進行していることを知らせてくれる、心強い作品集」
「どの物語にも地上に自分の居場所を見いだせない、つらい感情のひとかけらが埋まっていて、私
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関口英子、橋本勝雄、アンドレア・ラオス 編
定価 2,640円(本体価格2,400円)
エーコ、タブッキ、カルヴィーノだけじゃない、もっと新しい
イタリアの文学がここにある。本邦初の21世紀イタリア短
『死者の饗宴』『不気味な物語』が小説推理2月号で紹介されました。
『死者の饗宴』『不気味な物語』
評者はアンソロジストの東雅夫氏。
「鬼気迫る一連の怪奇小説」
「待ち望まれた短編集」(『死者の饗宴』)
「ポーランド幻想文学の巨星」
「翻訳者の芝田文乃とデザイナーのコバヤシタケシと版元による
息の合った連携プレー」
『死者の饗宴』
ジョン・メトカーフ/横山茂雄・北川依子 訳
定価 2,860円(本体価格2,600円)
20世紀英国怪奇文学における幻の鬼才、知られざる異能の物語作家、
メトカーフ。不安と恐怖と眩暈と狂気に彩られた怪異談・幽霊物語・超自
『不気味な物語』
ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,970円(本体価格2,700円)
ポーランド文学史上随一の恐怖小説作家グラビンスキ、死と官能が
纏繞する悪夢の狂宴12篇。装画レオナルド・ダ・ヴィンチ《受胎告知
『ジャーゲン』がSFマガジン2月号で紹介されました。
SFマガジン2月号で『ジャーゲン』が紹介されました。
評者は書評家、ゲームコラムニストの卯月鮎氏。
「猥褻文書として一度発禁処分を受けたのをきっかけにベストセラーとなったファンタジイ」
「神話が混淆したロマンスであり、ほろ苦い大人のゆきてかえりし物語であり、早すぎた異世界
ファンタジイのパロディでもある」
定価 3,960円(本体価格3,600円)
行き掛かりに哀れな悪魔を助けた質屋ジャーゲン。返礼にと消された
うるさい妻を仕方なく取り戻す旅に出る。奇想天外な異世界を一流の
口八丁と権謀術数を武器に快進する、愛と冒険の喜劇的ロマンス。
『忘れられた天才 井上毅』が熊本日日新聞1/12付で紹介されました。
「明治政府にあって井上毅ほど意見具申した男はいない」
「肥後藩の意外な自由闊達な空気が天才井上を誕生させたと思えばうれしくなる」
「毅は西南戦争後の殖産や五高を誘致するなど郷土を思う体温も帯びていた」
定価 3,300円(本体価格3,000円)
幕末の動乱、大久保、伊藤、岩倉の下で憲法・皇室典範・
教育勅語、かつ、政府重要文書多数を起草したその生涯を
示し、天才・井上毅の全貌が明らかに!
『龍蜂集』がサンデー毎日1/19号で紹介されました。
「ラインアップからも、
「このセレクションは"鏡花"
な編集になっている」
「"鏡花"という豊饒な札には、
提唱をもはらんだ刊行」
『龍蜂集』
泉鏡花/澁澤龍彦 編/山尾悠子 解説/小村雪岱 装丁
定価 9,680円(本体価格8,800円)
幻の選集が、半世紀の歳月を経てついに刊行。我が国最高の
幻想作家・鏡花の膨大な作品から、澁澤ならではの鑑識眼が
選び抜いた約50篇を4巻で構成。
『ジャーゲン』が図書新聞1/18付で紹介されました。
「『ユリシーズ』が発禁になったころ、ラヴクラフトがプロに成りたてのころ。時経ること百年。その時代
「キリスト教を始めとする伝統ある絶対的権威は茶化され相対化され、性にまつわる妄想を執拗に
定価 3,960円(本体価格3,600円)
行き掛かりに哀れな悪魔を助けた質屋ジャーゲン。返礼にと消された
うるさい妻を仕方なく取り戻す旅に出る。奇想天外な異世界を一流の
口八丁と権謀術数を武器に快進する、愛と冒険の喜劇的ロマンス。
『映画監督 神代辰巳』が各紙で紹介されました。
「ショーケンは「たった一人の師匠」と仰いだ神代と深く影響し合う存在だった。(中略)ショー
「異彩を放った神代の懐深さを浮き彫りにする1冊」
「女優の宮下順子や脚本家の荒井晴彦ら"神代組"に関わったスタッフによる思い出話も披露」
「佐賀市のミニシアター「CIEMA」の支配人・重松恵梨子さんは「目次には、そうそうたる監督
や俳優、脚本家の名前が連なっている。そこだけ読んでも、神代辰巳が佐賀が生んだ偉大な
映画監督かが分かる」と解説」
定価 13,200円(本体価格12,000円)
『四畳半襖の裏張り』『青春の蹉跌』など日活ロマンポルノの
傑作と70年代日本映画ベスト作をのこした伝説の映画監督の
全貌!初にして決定版、空前絶後のクマシロ大全!
『世界魔法使い画譜』原画展〈1/13(月)~1/18(土)〉
『世界魔法使い画譜』の著者三村晴子による原画展が開催されます。
世界中の神話や伝説、物語の中で紡がれてきた魅惑の「魔法使い」たち。
◆会期:2020年1月13日(月)~1月18日(土)
◆会場:art space kimura ASK?
〒104-0031東京都中央区京橋3-6-5木邑ビル2F
◆開場時間:11時30分~19時(最終日17時まで)
※入場料無料
古より世界に伝わる神話や伝説、神秘のベールに包まれた「魔法使い」。
幻想挿絵画家の三村晴子が48名の「魔法使い」を厳選し、美しく色
鮮やかなイラストで現代に蘇らせる。豪華箱入り。
『どこか、安心できる場所で』が毎日新聞1/8付で紹介されました。
「テーマも文体も異なる本書の15編が伝えるのは、イタリアの現在地」
「遠く海を隔てた国で生きる人たちと文学で切り結べる幸せを、たっぷりと味わわせてくれる」
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『どこか、安心できる場所で 新しいイタリアの文学』
関口英子、橋本勝雄、アンドレア・ラオス 編
定価 2,640円(本体価格2,400円)
エーコ、タブッキ、カルヴィーノだけじゃない、もっと新しい
イタリアの文学がここにある。本邦初の21世紀イタリア短篇
アンソロジーがついに登場!
『映画監督 神代辰巳』がフリースタイル№44で紹介されました。
フリースタイル№44で『映画監督 神代辰巳』が紹介されました。
評者は学習院大学教授の中条省平氏、映画監督の筒井武文氏。
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神代辰巳
定価 13,200円(本体価格12,000円)
『四畳半襖の裏張り』『青春の蹉跌』など日活ロマンポルノの
傑作と70年代日本映画ベスト作をのこした伝説の映画監督の
全貌!初にして決定版、空前絶後のクマシロ大全!
『近現代日本の民間精神療法』が怪と幽vol.3で紹介されました。
怪と幽vol.3で『近現代日本の民間精神療法』が紹介されました。
評者は文筆家、書評家の門賀未央子氏。
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不可視な(オカルト)エネルギーの諸相』
栗田英彦・塚田穂高・吉永進一 編
定価 4,400円(本体価格4,000円)
霊術・精神療法は、明治以降に流入したエネルギー概念や心身技法と
伝統的宗教技法が融合して生み出された〈近代化された呪術〉。その
技法と思想の系譜をグローバルな視点からひも解くオカルトヒストリー。
『僕は偽薬を売ることにした』が文藝春秋1月号で紹介されました。
文藝春秋1月号で『僕は偽薬を売ることにした』著者水口直樹氏のインタビューを
中心に紹介されています。
文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/-/20785『僕は偽薬を売ることにした』
水口直樹 著
定価 1,980円(本体価格1,800円)
製薬会社の研究員だった著者は、今、偽薬を売っている。偽薬が効くからだ。
そのことを突き詰めて考えた時、科学に依拠する現代医療の限界に気づく。
科学の申し子が科学の向こう側を透視した超問題作。
『世界魔法使い画譜』が産経新聞12/28付で紹介されました。
産経新聞12/28付「装丁入魂」のコーナーで『世界魔法使い画譜』が
本書の装丁をてがけたブックデザイナー川名潤氏のインタビューを交えて紹介されています。
「革のような模様を施し、細かな凹凸がある手触りのよい表紙に金箔加工されたタイトルが、
不思議な世界へと導く」
「「自分もファンタジーのようなものは好きなので、企画の最初に(本となる)最終段階は
見えていた。提案したのはこの形だけ。」という自信作」
THE SANKEI NEWS
https://www.sankei.com/life/news/191228/lif1912280011-n1.html『世界魔法使い画譜』
三村晴子
定価 5,280円(本体価格4,800円)
古より世界に伝わる神話や伝説、神秘のベールに包まれた「魔法使い」。
幻想挿絵画家の三村晴子が48名の「魔法使い」を厳選し、美しく色
鮮やかなイラストで現代に蘇らせる。豪華箱入り。
『終わりなき探求』が週刊東洋経済新春合併特大号で紹介されました。
週刊東洋経済新春合併特大号で『終わりなき探求』が
翻訳者戸田章子氏へのインタビューを中心に紹介されています。
「老いてなお人生の驚異、人生の意味を求めてやまなかった著者の渇望を見る」
「作家と作家自信を投影した作品、その両方へのリスペクトという位置づけだと思います」
「こうして自分は生きた、たくさんの知見を得てきた、でも知識ではわからないことも最後には残った。
人生の終章の後にきっと真理がある、と自身の集大成として書いているように私には読める」
東洋経済ONLINE
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パール・バック/戸田章子 訳
定価 2,970円(本体価格2,700円)
ノーベル賞作家パール・バック未発表の遺作。作品は1973年に死去す
る直前に書かれ、長らく行方不明。40年後に発見された奇跡の傑作。
天才少年ランドルフが人生の真実と意味を追い求めて旅する成長物語。
『高橋 秀+藤田 桜――素敵なふたり』展開催〈~2/24(月・振休)〉
ちょっと心がくすぐられる、生命感あふれる有機的なフォルムの作風で知られる高橋秀は広島県
福山市で生まれ、1961年に安井賞を受賞しました。 藤田桜は東京に生まれ、現在の大妻女子
大学を卒業後、少女雑誌『ひまわり』の編集者として若き日を過ごしました。やがて、ふたりは出
会い、1958年に結婚します。新居を世田谷・弦巻に定め新生活をスタートさせましたが、1960年
代のはじめには日本を離れ、ふたりはイタリアにわたり2004年までの41年間、ローマを暮らしと
制作の拠点としました。 高橋は現代美術作家としてヨーロッパ各地、そして日本でも作品を発表
し、藤田は布貼り絵という独特な表現で、子どもむけ図書の表紙絵や絵本の制作を重ねました。
現在、ふたりは岡山県倉敷市にアトリエを構え、互いに90歳前後となってもなお、 それぞれに作
品の制作を続けています。本展では、この素敵なふたりの歩みと、その創作の軌跡を最近作も
交えてご紹介いたします。 (北九州市立美術館HP)
◆会場:北九州市立美術館
〒804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
TEL.093-882-7777
◆会期:2020年1月4日(土)~2月24日(月・振休)
◆開館時間:9:30~17:30(入場は17:00まで)
◆休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合は開館、翌火曜日休館)
◆観覧料:一般 1000円/大高生 600円/小中生 400円
展覧会公式ページ
http://kmma.jp/honkan/exhibition/2019_lovely-couple.html
◎展覧会公式図録◎『高橋 秀+藤田 桜――素敵なふたり』
高橋秀・藤田桜 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
生命感溢れるフォルムの作風で知られる高橋秀と、布貼り絵
という独特な表現で、子供向け図書の表紙絵や、絵本の制作
を重ねる藤田桜。ふたりが生み出した豊かな作品たちを、そ
の歩みとともに紹介する。
「ミュシャと日本、日本とオルリク」展開催〈~2/11(火・祝)〉
◆会期:2020年1月4日(土曜日)~2月11日(火曜日・祝日)まで
※会期中、展示替を行います
・前期:2020年1月4日(土曜日)から1月19日(日曜日)
・後期:2020年1月21日(火曜日)から2月11日(火曜日・祝日)
◆会場:岡山県立美術館
〒700-0814 岡山市北区天神町8-48
TEL. 086-225-4800
◆開館時間:9時~17時(1月31日は19時まで開館)
・いずれも入館は閉館30分前まで
・月曜日休館(祝日の場合は翌火曜日)
◆観覧料:一般1200円/65歳以上1000円/高・大生800円/中学生以下無料
展覧会詳細ページ
https://okayama-kenbi.info/exh-20200104-mucha/
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千葉市美術館・和歌山県立近代美術館・岡山県立美術館・静岡市美術館 編
定価 2,750円(本体価格2,500円)
アール・ヌーヴォーの旗手アルフォンス・ミュシャと、浮世絵の技法を
学ぶために来日したエミール・オルリク。チェコ出身のふたりのアーティ
ストを軸に、寄せては返す"ジャポニスム″のうねりをたどる。