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2019年12月情報一覧です。

2019/12/27

『税理士の坊さんが書いた宗教法人の税務と会計入門』著者上田二郎氏へのインタビューをWEB配信

『税理士の坊さんが書いた宗教法人の税務と会計入門(第二版)』の著者、上田二郎先生への
インタビューが、12月の毎週金曜日、4回にわたって配信されます。
本日最終回のテーマは、「お寺の会計」と「本堂でのご葬儀」です。
お寺の収入の、何に課税されるの? 少人数のご葬儀はお寺に連絡してご本堂で行いませんか?
ぜひダウンロードしてお聴き下さい。

podcast『HASEの金曜は聴きこみ寺』
・ iTunesでお聴きになる方には、
  → https://podcasts.apple.com/jp/podcast/komatta-shino-tingkikomi-si/id624486999?mt=2
・ PCで直接聴取される方には、
  → http://podcast5.kiqtas.jp/kikikomi/


上田二郎 著
定価 2,420円(本体価格2,200円)
ご住職、ご自坊の経理、本当に大丈夫ですか? 
収益事業がない寺院の税務と会計はこれ1冊で十分! 
税務の基礎知識や帳簿の作成方法を具体的に記載。
第2版では法定調書と、特にマイナンバー制度について増補。



2019/12/27

『基礎から学ぶ韓国語講座 入門』音声ダウンロードページ開設

『基礎から学ぶ韓国語講座 入門』音声ダウンロードページを開設いたしました。

MP3形式でダウンロードいただけます。
一括ダウンロードのほか、項目ごとのダウンロードも可能です。
テキストとあわせてご利用ください。

『基礎から学ぶ韓国語講座 入門』音声ダウンロードページ
https://www.kokusho.co.jp/sound/9784336065575/


9784336065575.jpg『基礎から学ぶ韓国語講座 入門』
木内明 著
定価 1,760円(本体価格1,600円)
はじめて韓国語を勉強する人向けの超入門テキスト。
わかりやすい説明で、韓国語の「基礎の基礎」から
楽しく学べます。全14課。



2019/12/27

冬季休暇期間中の業務休業のお知らせ

平素は格別のご愛顧をたまわり、厚くお礼申し上げます。

誠に勝手ながら、12月28日(土)から1月5日(日)までの期間中
冬季季休暇期間として業務をお休みさせて頂きます。

※弊社は、土・日・祝日が休業日となっておりますが、
 それに合わせ、上記期間が業務休業期間となります。

12月27日(金)正午以降に頂いたオンラインブックショップでのご注文やお問い合わせの
返答につきましては、1月6日(月)より、順次対応させていただきます。


冬季休暇期間中、お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、
何卒ご容赦の程お願い申し上げます。


2019/12/26

『「神国」の残影』が各紙で紹介されました。

・12/15神奈川新聞、下野新聞、秋田さきがけ、佐賀新聞
「近代日本は「皇民化政策」の拡大の中で、台湾や朝鮮半島、中国、東アジアで神社を建てた。
 (中略)その数1750社以上。10年以上にわたり、神社やその跡地をカメラに収めた記録」
「戦後廃絶した神社は、跡形もなくなった場所も多い。(中略)忘れられていく記憶を明るみに出す
  貴重な一冊」


9784336063427.jpg『「神国」の残影 海外神社跡地写真記録』
稲宮康人・中島三千男 著
定価 8,580円(本体価格7,800円)
大日本帝国時代に創建された「海外神社」の現在――その姿
を学校、公園、ジャングルの朽ちた鳥居と変え、かすかな痕跡を
湛える。アジアを中心とした足かけ10年写真の成果と最新論考。


2019/12/26

「昭和のくらし 昭和の面影」展〈1/2(木)~3/1(日)〉

昭和の時代のくらしと面影を、飲料メーカーのポスターの収集・保存に努めるサ力ツ・コーポ
レーシヨンが所蔵するポスターと館蔵品からたどる展覧会が開催されます。
サ力ツ・コレクションからは、主に戦前に制作された美麗な大判ポスター約50点を展示。
国書刊行会『お酒の広告グラフィティ』『明治・大正・昭和初期 日本ポスター大図鑑』に収録
されているポスターも掲載予定です。
実際のポスターをご覧いただける貴重な機会ですので、皆さま是非お運びください。


「昭和のくらし 昭和の面影」展
~サカツ・コレクション 珠玉のポスターとともに~
◆会期:2020年1月2日(木)~3月1日(日)
◆会場:そらんぽ四日市(四日市市立博物館)4階 特別展示室
      〒510-0075 三重県四日市市安島一丁目3番16号
       TEL.059-355-2700(代表)
        ・近鉄四日市駅・あすなろう四日市駅 から西 へ徒歩3分
        ・JR四日市駅より西へ徒歩20分
        ・近鉄四日市バス停から徒歩3分。文化会館前バス停から徒歩2分。     
◆開館時間:9時30~17時(入場は16時3分0まで)
◆休館日:月曜日(祝休日の場合は翌平日)
◆観覧料:一般400円/高・大学生300円/中学生以下無料

「昭和のくらし 昭和の面影」展チラシ
https://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/_src/15865/191218kikakuten2.pdf?v=1


9784336048103.jpg『明治・大正・昭和 お酒の広告グラフィティ
  サカツ・コレクションの世界』

サカツコーポレーション 編/田島奈都子 解説
定価 6,380円(本体価格5,800円)
厖大なポスターコレクションを誇るサカツ・コーポレーション
所蔵の酒販関係資料から、250点を越える戦前の優品を主に選び、
美麗なオールカラーで初紹介。美術史、広告史研究にも必須の書。


9784336063083.jpg『明治・大正・昭和初期 日本ポスター史大図鑑』
田島奈都子 編著/函館市中央図書館 編纂協力
定価 13,200円(本体価格12,000円)
我が国屈指のポスターコレクションを誇る函館市中央図書館の蔵
品を主に、日本のポスター文化を類を見ない規模で解説とともに
紹介、ヴィジュアルな基礎資料を提供する画期的オールカラー大図鑑。




2019/12/25

『近現代日本の民間精神療法』が各紙で紹介されました。

・12/15徳島新聞
・12/15大分合同新聞
「目に見えないエネルギーを利用し、身体や精神を回復させる。明治以降に広がった考え方を丹念に解析、
 近代日本に立ち現れた民間精神療法の技法と思想に光を当てた」
「財政界に影響力を持ったヨガ指導者ら、近代史に名を残す人物の意外な横顔や人脈も紹介」


9784336063809.jpg『近現代日本の民間精神療法
 不可視な(オカルト)エネルギーの諸相』

栗田英彦・塚田穂高・吉永進一 編
定価 4,400円(本体価格4,000円)
霊術・精神療法は、明治以降に流入したエネルギー概念や心身技法と
伝統的宗教技法が融合して生み出された〈近代化された呪術〉。その
技法と思想の系譜をグローバルな視点からひも解くオカルトヒストリー。

2019/12/25

『世界魔法使い画譜』刊行記念Twitterプレゼントキャンペーン

『世界魔法使い画譜』の刊行を記念して、 Twitterプレゼントキャンペーンを実施!
著者三村晴子さんのイラストによるオリジナルポストカードセットを50名様にプレゼントいたします。

*ポストカードセット イメージ画像
【応募方法】ポストカード紹介画像.jpg
1. 国書刊行会のアカウント
 (@KokushoKankokai)をフォローする。

2. お手元の『世界魔法使い画譜』を撮影。

3. ①『世界魔法使い画譜』の写真と
  ②ハッシュタグ
   「#世界魔法使い画譜」とともに、
  ③お気に入りの魔法使い、本書の感想などをツイート!

【応募期間】                           
2019年12月25日(水)~2020年1月31日(金)23:59                           

【注意事項】
 ※複数のご投稿も歓迎ですが、ご応募は1つのアカウントにつき1回と見なします。
 ※当選者の方にはTwitterのダイレクトメッセージにて、発送についてのご案内をお送りいたします。
 ※ご投稿はRTさせていただく場合がございますので、ご了承下さい。


9784336065353.jpg『世界魔法使い画譜』
三村晴子 著
定価 5,280円(本体価格4,800円)
古より世界に伝わる神話や伝説、神秘のベールに包まれた「魔法使い」。
幻想挿絵画家の三村晴子が48名の「魔法使い」を厳選、美しく色鮮やか
なイラストで現代に蘇らせる。豪華箱入り。


2019/12/25

『基礎から学ぶ韓国語講座 入門』お詫びと訂正


12月25日発売『基礎から学ぶ韓国語講座 入門』に複数の誤りがあることが判明いたしました。
正誤表をアップいたしましたので、下記または書誌ページよりダウンロードください。
お客様には大変なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。

『基礎から学ぶ韓国語講座 入門』正誤表
https://www.kokusho.co.jp/dldata/9784336065575_01.pdf



※なお、本件についてのお問い合わせはinfo@kokusho.co.jpまでお願いいたします



9784336065575.jpg『基礎から学ぶ韓国語講座 入門』
木内明 著
定価 1,760円(本体価格1,600円)
はじめて韓国語を勉強する人向けの超入門テキスト。
わかりやすい説明で、韓国語の「基礎の基礎」から
楽しく学べます。全14課。


2019/12/24

『税理士の坊さんが書いた宗教法人の税務と会計入門』著者上田二郎氏へのインタビューをWEB配信

『税理士の坊さんが書いた宗教法人の税務と会計入門(第二版)』の著者、上田二郎先生へのインタビューが、
12月の毎週金曜日、4回にわたって配信されます。
21日に配信されたパート3後半では、ついに「お寺の会計」についてのインタビューです。
お寺に婿に入った元マルサが目にした、お寺の帳簿についての驚愕の事実とは!
ぜひダウンロードしてお聴き下さい。

podcast『HASEの金曜は聴きこみ寺』
・ iTunesでお聴きになる方には、
  → https://podcasts.apple.com/jp/podcast/komatta-shino-tingkikomi-si/id624486999?mt=2
・ PCで直接聴取される方には、
  → http://podcast5.kiqtas.jp/kikikomi/



9784336061744.jpg『税理士の坊さんが書いた 宗教法人の税務と会計入門 第二版』
上田二郎 著
定価 2,420円(本体価格2,200円)
ご住職、ご自坊の経理、本当に大丈夫ですか? 
収益事業がない寺院の税務と会計はこれ1冊で十分! 
税務の基礎知識や帳簿の作成方法を具体的に記載。
第2版では法定調書と、特にマイナンバー制度について増補。


2019/12/23

『ナチ 本の略奪』が読売新聞12/22付で紹介されました。

読売新聞12/22付「書評委員が選ぶ2019年の3冊」で
進化生物学者の三中信宏氏が取り上げてくださっています。
「ナチが全ヨーロッパで犯したっ書物略奪の全貌」
「ナチは記憶と歴史を支配するために手段を選ばなかった」

三中氏のブログでより詳細にご紹介いただいています。
https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/2019/08/05/091636


9784336063212.jpg『ナチ 本の略奪』
アンデシュ・リデル/北條文緒・小林祐子 訳
定価 3,520円(本体価格3,200円)
ナチが略奪したのは美術品だけではなかった。世界を思想的にも

制覇しようという彼らの野望にとって、厖大な量の本や資料を略奪
し、それを用いて「敵」を研究し尽くすことが、不可欠な手段だった。


2019/12/23

『黄金期イスラームの徒然草』が東京新聞12/22付で紹介されました。

東京新聞12/22付「2019私の3冊」で
現代イスラム研究センター理事長の宮田律氏が取り上げてくださっています。

「12世紀バグダッドの碩学による随筆集」
「日本人の価値観とも共通するイスラーム信仰の本質に触れることができる」


9784336065520.jpg『黄金期イスラームの徒然草』
イブン・アルジャウズィー 原著/水谷周 編訳
定価 2,750円(本体価格2,500円)
ひたすら善行を積むこと‼ 黄金期イスラームの輝きを伝える
珠玉の随筆集。現代日本人にとっての意味合いを解説。随筆
集として肩の凝らない筆致で説かれ、信仰とは絶対主への愛
に尽きるという結論へ。  


2019/12/23

『映画監督 神代辰巳』が各紙で紹介されました。

『映画監督 神代辰巳』が各紙で紹介されました。

・朝日新聞12/21付
〈本の舞台裏〉のコーナーで担当編集のコメントとともに紹介されています。
「神代辰巳は映画通が偏愛する監督」

「過去の批評や未映画化脚本などのほか、神代映画の女神・宮下順子を始め、荒井晴彦や長谷川和彦
 らの語り下ろしインタビューも充実。(編集の)樽本さんは「神代監督のことになると、皆さん、話が止ま
 らない。気付いたらこんな分量になっていて青ざめました」」

 朝日新聞DIGITAL
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S14302457.html?_requesturl=articles%2FDA3S14302457.html

・日経新聞12/22付
 「謎と快楽の繁茂する神代映画の森に分け入り、そのまま棲みついてしまったような書物」


9784336065384.jpg『映画監督 神代辰巳』
神代辰巳
定価 13,200円(本体価格12,000円)
『四畳半襖の裏張り』『青春の蹉跌』など日活ロマンポルノの
傑作と70年代日本映画ベスト作をのこした伝説の映画監督の
全貌!初にして決定版、空前絶後のクマシロ大全!


2019/12/20

『いやいやながらルパンを生み出した作家』が各紙で紹介されました。

・12/7北日本新聞、福島民報
・12/8高知新聞
・12/15福井新聞、山口新聞

評者は書評家の吉田伸子氏。
「世界中に熱烈なファンを誇るルパンだが、作者であるモーリス・ルブランに関する本格的な伝記
 は本書が初めて」
「緻密で詳細な資料に基づいて、その誕生から死まで、作家ルブランの生涯が"再現"されている」
「一人の作家の成功と、その陰に隠されてしまった知られざる苦悩。"ルパンの生みの親"だけでは
 ない、ルブランの全てがここにある」


9784336063830.jpg『いやいやながらルパンを生み出した作家
  モーリス・ルブラン伝』

ジャック・ドゥルワール/小林佐江子 訳
定価 3,960円(本体価格3,600円)
世界中で絶大な人気を誇りつづける《怪盗紳士アルセーヌ・ルパン》
の生みの親、モーリス・ルブランの初の伝記。ルパン研究の第一人
者がついに成し遂げた、ミステリ・ファン待望の決定版。

2019/12/19

『世界魔法使い画譜』特設ページOPEN!

『世界魔法使い画譜』の特設ページがOPENいたしました。
美麗なイラストを多数掲載、著者の三村晴子さんの展覧会情報などもご覧になれます。
是非、アクセスください!

『世界魔法使い画譜』ページ
http://www.harukomimura.com/sekai-mahoutsukai/



9784336065353.jpg『世界魔法使い画譜』
三村晴子 著
定価 5,280円(本体価格4,800円)
古より世界に伝わる神話や伝説、神秘のベールに包まれた
「魔法使い」たち。幻想挿絵画家の三村晴子が48名を厳選
し、美しく色鮮やかなイラストで現代に蘇らせる。豪華箱入り。

2019/12/18

『ソラリス』『アート・スピリット』がBRUTUS1月1日・15日合併号で紹介されました。

『ソラリス』『アート・スピリット』がBRUTUS1月1日・15日合併号で紹介されました。

『ソラリス』の評者は翻訳家の柳下毅一郎氏。
「ぼくのラスボス」

「要は全くの他者と出会うということはどういうことなのかを描いていて、それはある形でみれば
  ホラーだし、別の形で見れば恋愛だし、と考えていくと、すべての小説の要素がこの一作に含
  まれている」

『アート・スピリット』は〈お仕事本〉特集で紹介されています。
「画家・美術講師として人気を集めた著者の講義録を編んだバラエティブック」
「飾らない直接的な言葉の重なりこそ、100年近く読み継がれてきた所以」


9784336045010.jpg『ソラリス』
スタニスワフ・レム/沼野充義 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
ほぼ全域を海に覆われた惑星ソラリス。その謎を解明すべくステーション
に乗り込んだ心理学者ケルビンのもとに今は亡き恋人ハリーが現れる......。
「生きている海」をめぐって人間存在の極限を描く傑作。



9784336054104.jpg『アート・スピリット』
ロバート・ヘンライ/野中邦子 訳/滝本誠 解説
定価 2,750円(本体価格2,500円)
1923年初刊以来、アメリカの若き芸術家のあいだで熱狂的に読み継がれ
てきた芸術指南書のロングセラーがついに邦訳! デイヴィッド・リンチや
キース・へリングも影響を受けた名著を詳細な解説(滝本誠)と共にお届けする。


2019/12/17

『「神国」の残影』が福島民友12/14付で紹介されました。

福島民友12/14付で『「神国」の残影』が紹介されました。
「近代日本は「皇民化政策」の拡大の中で、台湾や朝鮮半島、中国、東アジアで神社を建てた。
 (中略)その数1750社以上。10年以上にわたり、神社やその跡地をカメラに収めた記録」

「戦後廃絶した神社は、跡形もなくなった場所も多い。(中略)忘れられていく記憶を明るみに出す
  貴重な一冊」


9784336063427.jpg『「神国」の残影 海外神社跡地写真記録』
稲宮康人・中島三千男 著
定価 8,580円(本体価格7,800円)
大日本帝国時代に創建された「海外神社」の現在――その姿
を学校、公園、ジャングルの朽ちた鳥居と変え、かすかな痕跡を
湛える。アジアを中心とした足かけ10年写真の成果と最新論考。

2019/12/16

『いやいやながらルパンを生み出した作家』が朝日新聞12/14付で紹介されました。

朝日新聞12/14付で『いやいやながらルパンを生み出した作家』が紹介されました。

評者は美術家の横尾忠則氏。
「人生の最後まで取り憑くルパンに人生が振り回されるが、それは彼の運命であろう」
「題名の「いやいやながらルパンを生み出した作家」というフレーズに僕はルブランの人生の
  奇異な秘密が隠されているように思う。「いやいや」に到達する境地こそ実は高いレベルな
  のである。ある次元に達すると嫌になるものだ。「いやいや」には自我を放下した悟性が宿
 る。また悟性に達しないと「いやいや」とならないものだ。ここに創造の神髄が見える」

朝日新聞 好書好日HP
https://book.asahi.com/article/12959023


9784336063830.jpg『いやいやながらルパンを生み出した作家
  モーリス・ルブラン伝』

ジャック・ドゥルワール/小林佐江子 訳
定価 3,960円(本体価格3,600円)
世界中で絶大な人気を誇りつづける《怪盗紳士アルセーヌ・ルパン》
の生みの親、モーリス・ルブランの初の伝記。ルパン研究の第一人
者がついに成し遂げた、ミステリ・ファン待望の決定版。



2019/12/16

「ポスター黄金時代」展開催中〈~2/16(日)

弊社『明治・大正・昭和初期 日本ポスター史大図鑑』でもその収蔵作品が紹介されている「たばこと塩の博物館」でポスター展
が開催中です。

明治期、まだ民営だったたばこ業界では、各会社が看板、新聞、ビラ、宣伝隊など、様々な形で
宣伝を行いました。その中でも、色鮮やかな石版印刷のポスターは当時の先端を行くメディアで
あり、販売促進を図るべくより美しいポスターを追求したことから、印刷技術も発展していきました。
当館のポスターコレクションには、この時代の石版印刷ポスターはもちろん、その原画も含まれて
います。原画が現在にまで残っていることは非常に珍しく、印刷工程を示す写真と合わせることで
日本の商業印刷黎明期の足跡をうかがうことができます。
本展では、当館のコレクションの中から、ポスターが広告メディアの花形だった1890年代から1960
年代に製作された作品を展示します。明治期の美しい石版印刷ポスター、大正から昭和にかけて
活躍した図案家によるポスター、名コピーが登場した昭和30年代のポスターなどを展示、日本のグ
ラフィックデザインの変遷を紹介します。(たばこと塩の博物館HP)

◆会場:たばこと塩の博物館 2階 特別展示室
     〒130-0003 東京都墨田区横川1丁目16−3
      ・東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅より 徒歩8分
      ・東京メトロ半蔵門/都営浅草線/京成線/東武スカイツリーライン
       押上(スカイツリー前)駅より 徒歩12分
◆会期:2019年12月14日(土)~2020年2月16日(日)
◆開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
◆休館日:毎週月曜日(ただし、1月13日は開館)、
       12月29日(日)~1月3日(金)、2019年1月14日(火)
◆入館料:大人・大学生 100円(50円)/小・中・高校生 50円(20円)/ 満65歳以上の方 50円(20円)
      ※( )内は20名以上の団体料金

展覧会詳細ページ
https://www.jti.co.jp/Culture/museum/exhibition/2019/1912dec/index.html


9784336063083.jpg『明治・大正・昭和初期 日本ポスター史大図鑑』
田島奈都子 編著/函館市中央図書館 編纂協力
定価 13,200円(本体価格12,000円)
我が国屈指のポスターコレクションを誇る函館市中央図書館の蔵品を
主に、日本のポスター文化を類書にない規模で懇切な解説とともに紹
介し、ヴィジュアルな基礎資料を提供する画期的オールカラー大図鑑。


2019/12/13

『映画監督 神代辰巳』が各紙で紹介されました。

・週刊読書人12/13付 「2019年の収穫」
 評者は作家、アイドル評論家の中森明夫氏。
 「日活ロマンポルノの鬼才から70年代映画の巨匠となったクマシロ初の論考、いや集大成本」
 「一万二千円はむしろ安い」

・図書新聞12/21付 「2019年下半期読書アンケート」
 評者は早稲田大学文学学術院教授の長谷正人氏。
 「神代は性場面において人間の脆弱さを表現してみせることで輝いたポスト古典的監督」
 「良くぞ出版した」



9784336065384.jpg『映画監督 神代辰巳』
神代辰巳
定価 13,200円(本体価格12,000円)
『四畳半襖の裏張り』『青春の蹉跌』など日活ロマンポルノ
の傑作と70年代日本映画ベスト作をのこした伝説の映画
監督の全貌!初にして決定版、空前絶後のクマシロ大全!

2019/12/13

『台湾語で歌え 日本の歌』が週刊読書人12/13付で紹介されました。

週刊読書人12/13付で『台湾語で歌え 日本の歌』が紹介されました。


評者は三重大学人文学部特任講師の劉霊均氏。
「「台湾語」という言語は、現在台湾の公用語「国語」を指すものではなく、かつて台湾で使用者数が
 一番多かった、中国福建省南部を起源とした台湾語である。(中略)現在話者の人口が著しく減っ
 ており、マイナーな言語になり、50年以内に消滅する可能性が高い言語とされている」
「台湾語という言語の活力を、この一冊の中で思う存分味わえると言っても過言ではない」
「読者の理解と原文の風味を維持するために、語彙の一部は日本語に訳し、一部は言語を残して注
 を施さねばならず、そのさじ加減は困難なもので、四人の翻訳者の腐心には脱帽しなければならない」

週刊読書人HP


9784336064585.jpg『台湾語で歌え 日本の歌』
陳明仁/酒井亨 監訳
定価 3,080円(本体価格2,800円)
"台湾語"文学の本邦初紹介。台湾語文学の旗手、陳明仁は
日本の昭和30年代のような牧歌的な農村風景に少年時代を
描き、時に二二八事件といった政治的モチーフを喜劇的に描く。
小説・詩・戯曲の選集。

2019/12/12

『ウィリアムが来た時』がMILITARY CLASSICS 2019AUTUMN号で紹介されました。

MILITARY CLASSICS 2019AUTUMN号で『ウィリアムが来た時』が紹介されました。

「仮想戦記の源流」
「上流階級の視点から見た人間の欺瞞や虚栄を描き出すシニカルな世界観」
「訳者あとがきでは侵略小説や本作の成立拝啓について詳しい解説があり、これも必読」


9784336063564.jpg『ウィリアムが来た時』

サキ/深町悟 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
ドイツ帝国に支配された架空のロンドン。華やかな社交界を舞台に、
さまざまな思惑を抱えた人物たちが、したたかな政治劇を繰り広げる......
「短編の名手」サキによる、本邦初訳ディストピア歴史IF群像劇!

2019/12/11

『カーペンターズ・ゴシック』が婦人公論12月号で紹介されました。

婦人公論12月号で『カーペンターズ・ゴシック』が紹介されました。

評者は書評家の豊崎由美氏。
「読み始めは会話中心の語り口にとまどうけれど、愚行につぐ愚行の全容が明らかになっていくにつれ、
 笑ってしまうこともしばしば」
「悲劇と喜劇は表裏一体という読み心地が味わえる」
「描かれているのが今日的な問題でもあるので、初訳時よりも今読むほうが響くはず」


9784336063717.jpg『カーペンターズ・ゴシック』

ウィリアム・ギャディス/木原善彦 訳
定価 3,080円(本体価格2,800円)
超高密度文体で紡がれる黙示録的ゴシック・サスペンス! 全米図書賞
受賞作『JR』の作家ギャディスによる、一軒の古いゴシック式洋館を
舞台に繰り広げられる、世界的陰謀と底無しの悪意が渦巻く狂騒劇。

2019/12/10

『愛なんてセックスの描き間違い』がダ・ヴィンチ1月号で紹介されました。

ダ・ヴィンチ1月号〈本読みのプロが選ぶ「とっておき」の今年の3冊」で『愛なんてセックスの描き間違い』
が紹介されました。

評者は翻訳家、評論家の大森望氏。
「SF界のレジェンドが若かりし頃に書いた非SF作品を集める日本オリジナルの短篇傑作選」
「才気が迸るオール本邦初訳の全11篇」


9784336053237.jpg『愛なんてセックスの書き間違い』
ハーラン・エリスン/若島正、渡辺佐智江 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
カリスマSF作家エリスンはSF以外の小説も凄い!初期の非SF作品を
精選、日本オリジナル編集・全篇初訳でおくる暴力とセックスと愛
とジャズと狂気と孤独と快楽にあふれたエリスン・ワンダーランド。

2019/12/09

『龍蜂集』が朝日新聞12/8付で紹介されました。

朝日新聞12/8付で『龍蜂集』が紹介されました。


評者はアンソロジストの東雅夫氏。
「半世紀ほど前に澁澤の手でリストアップされた強化の名作佳品を、山尾悠子の解説で選集に
  仕立てた好企画」
「鏡花の知られざる魅力にふれることができよう」
「贅沢な装釘・造本も魅力的」


9784336065452.jpg『龍蜂集』 〈澁澤龍彦 泉鏡花セレクション 1〉
泉鏡花/澁澤龍彦 編/山尾悠子 解説/小村雪岱 装丁
定価 9,680円(本体価格8,800円)
澁澤生前に企画されながらも実現を見ずに終った幻の選集が、半世紀
の歳月を経てついに刊行。我が国最高の幻想作家・鏡花の膨大な作品
から、澁澤ならではの鑑識眼が選び抜いた約50篇を4巻で構成。


2019/12/09

『映画監督 神代辰巳』が東京新聞12/7付で紹介されました。

東京新聞12/7付〈大波小波〉で『映画監督 神代辰巳』が紹介されました。
「大冊だが、慶賀すべき出版」

中日新聞プラス
https://chuplus.jp/paper/article/detail.php?comment_id=701297&comment_sub_id=0&category_id=203&from=life&category_list=203



9784336065384.jpg『映画監督 神代辰巳』
神代辰巳 著
定価 13,200円(本体価格12,000円)
『四畳半襖の裏張り』『青春の蹉跌』など日活ロマンポルノの
傑作と70年代日本映画ベスト作をのこした伝説の映画監督の
全貌!初にして決定版、空前絶後のクマシロ大全!


2019/12/06

『税理士の坊さんが書いた宗教法人の税務と会計入門』著者上田二郎氏へのインタビューをWEB配信

『税理士の坊さんが書いた宗教法人の税務と会計入門(第二版)』の著者、上田二郎先生への
インタビューが、12月の毎週金曜日、4回にわたって配信されます。
今回は、「マルサの職場」について。
12月の毎週金曜日、ぜひダウンロードしてお聴き下さい。

podcast『HASEの金曜は聴きこみ寺』
・ iTunesでお聴きになる方には、
  → https://podcasts.apple.com/jp/podcast/komatta-shino-tingkikomi-si/id624486999?mt=2
・ PCで直接聴取される方には、
  → http://podcast5.kiqtas.jp/kikikomi/


上田二郎 著
定価 2,420円(本体価格2,200円)
ご住職、ご自坊の経理、本当に大丈夫ですか? 収益事業がない
寺院の税務と会計はこれ1冊で十分! 税務の基礎知識や帳簿の
作成方法を具体的に記載。第2版では法定調書と、特にマイナン
バー制度について増補した。

2019/12/06

『龍蜂集』『ジャーゲン』が小説推理1月号で紹介されました。

小説推理1月号で『龍蜂集』『ジャーゲン』が紹介されました。
評者はいずれもアンソロジストの東雅夫氏。


「当代幻想文学の旗手が、鏡花、澁澤と時を超えたタッグを組むことで、本叢書は新たな生命を
  得た」
「初期作品のセレクトからは、澁澤が改めて岩波書店版『鏡花全集』と向き合った際に、鏡花作品
  のどういう側面を注視したかが、おぼろげに見えてくる(中略)山尾の解説も、その部分の探求
  に力点が置かれていて、しかも現在進行形というのか、巻を追うごとに核心に迫ってゆくような
  構成が目論まれているフシがあって、愉しみである」
(『龍蜂集』)

「過去に紹介されたいかなるファンタジーとも異なる古今独歩のテイストに満ちている」
「その真価については、訳者による次の一文を読むに如くはない。「何でも効率を追究し、無駄な
  ことを冷笑する(中略)今の世の中に辟易している日本の読者こそ、現実主義者のリアリズム讃
  に背を向けてキャベルのロマンスを読むべきではないか。今こそよやく世界がキャベルに追いつ
  いたのだ」」
(『ジャーゲン』)


9784336065452.jpg『龍蜂集』〈澁澤龍彦 泉鏡花セレクション 1〉
泉鏡花/澁澤龍彦 編/山尾悠子 解説/小村雪岱 装丁
定価 9,680円(本体価格8,800円)
澁澤龍彦生前に企画されながらも実現を見ずに終った幻の選
集が、半世紀の歳月を経てついに刊行。我が国最高の幻想作
家・鏡花の膨大な作品から、澁澤ならではの鑑識眼が選び抜
いた約50篇を4巻で構成。


9784336065407.jpg『ジャーゲン』〈マニュエル伝〉
J.B.キャベル/中野善夫 訳
定価 3,960円(本体価格3,600円)
行き掛かりに哀れな悪魔を助けた質屋ジャーゲン。返礼にと
消された口うるさい妻を仕方なく取り戻す旅に出る。奇想天外
な異世界を当代一流の口八丁と権謀術数を武器に快進する、
愛と冒険の喜劇的ロマンス。

2019/12/05

『北朝鮮 体制の起源とその行く末』が丸1月号で紹介されました。

丸1月号で『北朝鮮 体制の起源とその行く末』が紹介されました。

「「補給闘争」「過剰忠誠」「大量粛清」や、朝鮮半島独特な「外勢排除」、そして全体を統制している
  「十大原則」等のキーワードを意識しつつ、金日成神話に始まる北朝鮮の軌跡を紹介」
「最後に「核武装した北朝鮮の行方」および北朝鮮の略年表(1990年以降)が掲載」


9784336065506.jpg『キーワードで読み解く 北朝鮮 体制の起源とその行く末』
藤井非三四
定価 4,180円(本体価格3,800円)
中ソによる金日成の擁立から朝鮮戦争、そして現代にいたるまで、
北朝鮮と朝鮮半島の歴史を軍事・外交的観点から五つのキーワード
で読み解き、その未来を探る画期的評論。


2019/12/04

『笠原和夫傑作選 仁義なき戦い――実録映画篇』 が親鸞仏教センターHPで紹介されました。

親鸞仏教センターHP『笠原和夫傑作選 第2巻 仁義なき戦い――実録映画篇』 が紹介されました。

評者は親鸞仏教センター研究員の東 真行氏。
「敗戦後当時、飢餓のなかで生きながらえるため、様々な悪をおのずからにゆるし、数多の人々を
 見放したことが脚本家笠原には痛みとして残っていたという」
「あらゆる人間に通じる罪悪の底を笠原もまた見抜いたのだとそう思わざるを得ない」
「昭和、平成、令和と元号は変わっても、ひとは変わらない。本書に収められるのは、時代と共に
 ありつつも変わることのない大事な証言である」

親鸞仏教センターHP
http://www.shinran-bc.higashihonganji.or.jp/review/backnumber82.html



9784336063106.jpg『笠原和夫傑作選 仁義なき戦い――実録映画篇』
笠原和夫 著
定価 5,500円(本体価格5,000円)
日本映画史に燦然と輝く名作群をのこした日本最大の脚本家笠原和夫、
初の選集。全3巻。第1回配本は『仁義なき戦い』ほか実録映画篇。
未映画化の『実録・共産党』『沖縄進撃作戦』も収録。

2019/12/03

『近現代日本の民間精神療法』が京都新聞11/27付で紹介されました。

京都新聞11/27付で『近現代日本の民間精神療法』の編者のひとり
舞鶴高専教授吉永進一氏へのインタビューが掲載されました。

「副題にオカルトと付けましたが、お化けの話ではない」
「療法家の多くは心霊に頼らず、人間の能力を引き出そうとしていた」
「精神療法家がなぜ大正期に次々現れ、人々の心をつかんのだのか。「急速な近代化が進んだ
 明治は合理的で実利的な時代だった。かといって、江戸以前の呪術的なものが消えたわけで

 はなく、底流にずっとあった。(中略)近代化で既存の宗教が力を失う中、精神療法家たちは病
 気での治療から心の問題まで何でも引き受けて求心力を持った」」


栗田英彦・塚田穂高・吉永進一 編
定価 4,400円(本体価格4,000円)
霊術・精神療法は、明治以降に流入したエネルギー概念や心身技法と
伝統的宗教技法が融合して生み出された〈近代化された呪術〉。その
技法と思想の系譜をグローバルな視点からひも解くオカルトヒストリー。

2019/12/03

第58回 豊﨑由美アワー「読んでいいとも!ガイブンの輪」年末特別企画〈12/21(土)〉

おなじみ豊﨑由美さんが「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な
本屋さんを転々として海外文学について語り合う流浪の番組、ではなくトークショー「読んでいいとも!
ガイブンの輪」通称「よんとも」。
年末恒例の特別編を、今年は青山ブックセンター本店で開催します。豊﨑さん好みのユニークな海外
文学を刊行している出版社(水声社、クオン、集英社、国書刊行会、白水社、河出書房新社、早川書
房)の編集者と藤原編集室さんの8人が登場。「オレたち外文リーガーの自信の1球と来年の隠し球」
と題して、豊﨑さんの司会進行のもと、各社今年のイチオシ本と来年のラインナップについて熱く語り
ます。

《第58回豊﨑由美アワー「読んでいいとも!ガイブンの輪」年末特別企画
 オレたち外文リーガーの自信の1球と来年の隠し球 vol.8》
◆日時:2019年12月21日 (土)
     17:30~20:30(開場 17:00~)
◆会場:青山ブックセンター本店 大教室
     〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-53-67
     コスモス青山ガーデンフロア (B2F)    
◆料金:550円(税込)
◆定員:110名
[申込方法]店頭受付、またはオンライン受付
      
イベント詳細ページ
http://www.aoyamabc.jp/event/yontomo-sp8/


【プロフィール】
豊﨑由美(とよざき・ゆみ)
ライター、書評家。「GINZA」「TVBros.」「週刊新潮」などで書評を多数掲載。主な著書に『勝てる読書』
(河出書房新社)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)、
『文学賞メッタ斬り!』シリーズ&『村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!』(大森望氏との共著、河出書
房新社)、『石原慎太郎を読んでみた 入門版』(栗原裕一郎氏との共著、中公文庫)、『まるでダメ男
じゃん!「トホホ男子」で読む、百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)などがある。
Twitterアカウントは@toyozakishatyou

2019/12/02

『終わりなき探求』が各媒体で紹介されました。

『終わりなき探求』が各媒体で紹介されました。

・東京新聞12/1付
  評者はアメリカ文学者の千石英世氏。

  「遍歴は実在の地を巡り、歴史的背景もリアルな世界史であるが、物語そのものはファンタジー小説
  のカラーに彩られている。(中略)ラブロマンスには生々しい肉感があり、社交界におけるやりとりに
  はメディア社会への痛烈な皮肉がある」
  「作中、物書きには二種類あるという一節。技巧や描写をこらして、それを使いこなす上手な書き手。
  一方、上手とはいえないが、書かずにはおれない書き手、つまり書く動機が自分自身にある書き手。
  本作はそんな後者の書き手の遺作たる風格がある」

TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2019120102000183.html

・東洋経済ONLINE
  本書の訳者戸田章子氏による解説が掲載されています。
  「遺作となった『終わりなき探求』で、ある編集者が主人公の作家に語る。「(作家は)暮らしのなかに
  あるものだけを書き、日常のありふれた光景や音、におい、感情など、さまざまな人生の状況が物語
  に織り込まれています。作品は生きて呼吸しています。この人は書かずにはおれないのです」。もち
  ろんこれは、バック自身の書き方に相違ない」
  「文名と社会的地位を手に入れたパール・バックをして、知識でははかり知れないものが最後に残った
  ということだろう。それが何かを探求してやまない心を、彼女は最後まで持ち続けていたのである」

東洋経済OMLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/316228


9784336063687.jpg『終わりなき探求』
パール・バック/戸田章子 訳
定価 2,970円(本体価格2,700円)
ノーベル賞作家パール・バック未発表の遺作。作品は1973年
に死去する直前に書かれ、長らく行方不明。40年後、終焉の地
バーモンド州から遠く離れたテキサス州の貸金庫で発見される。

2019/12/02

『龍蜂集』が朝日新聞11/30付で紹介されました。

朝日新聞11/30付で『龍蜂集』が紹介されました。

「泉鏡花が好きな人にはことえられない」
「澁澤の生前に企画されていた鏡花の選集を実現」

朝日新聞DIGITAL
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14276877.html?_requesturl=articles%2FDA3S14276877.html



9784336065452.jpg『龍蜂集』  〈澁澤龍彦 泉鏡花セレクション 1〉
泉鏡花/澁澤龍彦 編/山尾悠子 解説/小村雪岱 装丁
定価 9,680円(本体価格8,800円)
澁澤生前に企画されながらも実現を見ずに終った幻の選集が、半世
紀の歳月を経てついに刊行。我が国最高の幻想作家・鏡花の膨大な
作品から、澁澤ならではの鑑識眼が選び抜いた約50篇を4巻で構成。


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